2015年2月24日火曜日

ゲンキですか〜っ!!! 春一番はまだ吹きません。

この週末は、いよいよ関東にも春一番が吹くかな? と予想されていましたが、今回は吹かずじまいでした。

 満開になりつつある梅の花が散らずにすみました。寒のもどりが憂うつな早春ですが、日射しがどんどん力強さをましていく今日この頃です。

















春からの庭じたくに忙しい2月の週末です。ほんの数株しか収まらない庭なので、ブルーベリーやバラの枝の剪定や、元肥施肥など庭木の世話はあっというまに終わります。
昨年、多肉やエアプランツを寄せ植えたテラリウムは猫ファミリーによって破壊されました。「冬の終わりが見えたら、植えなおそう。」と思っていたテラリウムでしたが、今週末にやっとリフレッシュさせることができました。今度こそ、猫たちの手が届かない場所に置いて長持ちさせようと思います。



















多肉とサボテンのプラグ苗セットと苔は、こちらのショップさんでGETさせていただきました。「おおっ、前から欲しくて手が出なかった、このサボテンも入ってる〜!!!」とアソート販売ならではの、うれしいお楽しみもありました。
http://heartolive.ocnk.net/product/35

ちなみに、「多肉 プラグ苗 アソート」で検索すると、いろんなショップさんが見つかります。

「室内で観葉植物を愛でるのは大好きだけど、いつも枯らしてしまうから苦手意識のカタマリしか残ってない!!!」というおヒトでも、2月中旬あたりからスタートさせれば、寒さに弱い植物でも凍死する心配はほぼないし、暑さで水もすぐ干上がることもないし、蒸れて枯れくさる心配もないし、植物がゆっくり動くので管理しやすく長く楽しむことができると思います。

ご近所の大工さんからいただいた木箱のプランター、大好きなので木をカットしてタッカーでバツンバツンつなげてフレームをつけました。これも「2月になったら、ぜったい作ろう」と心に決めていたウォール・ガーデンです。
















5cmほどの浅い木箱全面に亀甲金網をタッカーでたたいて張り、その上から木のフレームを小さなL字ステーで木箱に固定しました。金網の上から培養土を入れて、苗を植えこんだら水苔やハイゴケを苗のないスペースに押し込んでおしまいです。

DIY好きなおヒトならば、時間と予算が許すかぎりタタミほどの大きさのウォール・ガーデンでもできてしまえますが、真冬は多肉たちが次々に凍死するので、雨が当たらない軒先などに置ける大きさが現実的だと思います。

2015年2月10日火曜日

水やり3年。でもルールさえ知ればコワくない!

プランター栽培のエアルーム品種「三浦大根」、第1号をめでたく収穫です。パチパチパチ・・・















30cmほどと小ぶりなデキでしたが、スティック状にカットして生のまま食べてみると、
「なんとまぁ、大根とはこんなに甘くてジューシーなものなのか?」
ヒトクチかじるたびに、何度も感想を口にしたくなるほどのオイシさでした!!!
大根の栽培初心者さんには、秋冬栽培がおススメだとのことですが、今回はホントにヤッツケ栽培だったのに、オイシく育ってくれてラッキーでした。

室内栽培の培養液の廃液に活力剤を足して水やりし、思い出したようにカキガラ石灰を葉っぱにバサバサとまき散らし、実が太りだしたらモミガラくん炭をバラバラと撒いたくらいです。

雨や雪が降ることもあるアウトドア栽培は、こんなヤッツケ栽培でもなんとかOKですが、栽培環境をすべてコントロールできるインドア栽培では、そうはいきません。


室内栽培でメジャーな培地には、ロックウール、クレイペブルス(ハイドロボール)、ココ培地、ポッティングミックス培土などがあって、それぞれ保水性、保肥性がちがいます。なので、具体的な水やりテクニックは、培地ごとに少しずつコツがありはします。


「水やり3年」と言われるほど、植物に水を与えるタイミングの見極めには経験がいるものとされてきました。が、ポイントを覚えちゃえば難なく?クリアできます。

























まず、夜間は水やりしないことと、水温や肥料濃度がちょうど良いことが前提です。

室内栽培では、1mX1mの栽培面積を標準とすることが多いです。

1mスクエアのグロウスペース全体に葉っぱが広がっている状態では、植物は1日に約4〜6Lの水分を消費します。まだ苗が若く葉っぱにすき間がある時は1日に消費する水の量は約3L前後です。

大事なポイントは、1mスクエアのグロウスペース全体が葉っぱでおおわれるほど大きく育った状態では、例えばトマトが2本だろうと10本だろうと、健康な根っこをしていれば、1mスクエアあたり、1日に消費する水の量は4〜6Lほどです。
もしもこれより培地の乾きが遅いならば、室温が寒すぎるか、湿度が高すぎるか、根っこに問題が起きているか、のどれかが原因として考えられます。
 
そして、水やりした水分が50%減ったら、水やりのタイミングです。

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たとえば、1mスクエアでトマトを10Lポットで6株、ココ培地で育てているとします。
培地が適度に乾いたので、約25L前後の培養液を水やりしました→6株のトマトの苗全体で、1日に約4Lの培養液を吸収したとすると、だいたい3日〜4日後に水やりした培養液量が50%減った状態になるので、そこでまた約25L前後の培養液を水やりすることになります。

























「思ったり乾くのが早かったり遅かったりする時は1日に吸う水の量が変わるんだから、どうやって50%になるときを確かめればいいのかしら???」と、思い悩まないように、水やりの前と水やりの直後の重量差を計っておけば安心です。

これはロックウール、ポッテング・ミックス培土など固形培地単体での栽培ならばどれにでも共通して使える水やりメソッドです。

もうひとつ、大切なポイントは「培地全体に水がいきわたるには10分間かかる」ということです。10Lのポットに培養液を5Lドリップしようが、40Lドリップしようが、10分後には同じ量の培養液しか含めないので、むやみにたくさんの培養液を与えすぎないようにすることもムダ・ムラをへらすポイントなります。
しかし、根っこはエアレーションなしの水に20分間以上使っていると問題が起きてしまうので、例えば受け皿などに培養液をためて吸水させる場合は、10分したらすぐに受け皿を外して排水させることが理想です。

・・・「イヤイヤ、数字とか覚えるのメンドクサすぎ!」と、感じるおヒトもいるし、最終的な数字は環境によってかわるので・・・

最適な栽培環境で順調に育ってるときは、1mスクエアにつき4日ごとに25L〜30Lくらいの培養液をあげるペース。夏場や真冬はのぞきます。
排液量が適度に出るように培養液の量を調整しましょう。CANNA COCO培地、CANNA TERRA培土は20%〜30%の排液です

って感じです。

2015年2月2日月曜日

室内栽培の収穫ピークとなりました。

先週は、都内を含む関東の平野部で雪が降りました。今週も降るかもしれないそうです。降雪になれていない首都圏の平野部では、雪の朝は車もバイクもほとんど見られず、「し〜ん」という音が聞こえてきそうなくらい静かな街へ変身します。



本当なら春に実る植物「イチゴ」たちも寒そうにしていますが、次々に果実が食べごろに熟しています。
















「桃薫」は、食べごろになってもうすい桃色のままです。 まっ赤に熟すトマトと比べると、色のチガイがよくわかります。



























誘引してもしても、果房の重みでズルズルと下でたまってしまうミニトマトのツルたち。寒さにかまけて、一週間ほど葉かきをさぼるとボサボサで大変なことになります。夜間も暖房加温をするようになってから、赤く熟すまでの日数は短くなりましたが、甘さはすこし弱くなってしまったような気もします。それでも、そのまま食べて思わず「お〜っ!!! あま〜い!!!」と声がもれるようなオイシさです。

























昨年は、同じ品種を「フラッド&ドレイン」ハイドロポニック・システムで栽培していました。実が割れてしまうトマトが続出しましたが、ココ培地とポッティング・ミックス培土では、いままで1つしか割れた実がでませんでした。
























トマトの果実が割れてしまうのは、ハイドロポニック・システムのせいではなくて、夜間の室内の多湿と培養液をフラッドさせるタイミングが早すぎたせいでした。

夜間に室内の湿度がほぼ100%までになるような時は、日の出後、30分以上待ってから水やりするようにしないと、果実に水が送られすぎて割れてしまうんだそうで。
夜間の湿度を下げるようにするか、ランプ点灯後30分以上待ってから培養液を与えるようにしなくてはならなかった・・・んだ、ということを最近理解しました。





またまたわき芽が果茎(かけい)からビョ〜〜〜ンと出てきていました。


























トマトの栽培をスタートさせると同時に、意地でもトマトを買おうとしない日々が始まるので、約半年ぶりにやっとフレッシュなトマトにありつける日々となりました。