2011年3月25日金曜日

それでも春がきてます

どんどん日が長くなる今日この頃、晴れている日には咲く花の色も鮮やかにみえます。
タンポポの花をアップでよくみると、花びらの数だけ雄しべと雌しべがあります。














クズなどの勢いが強い雑草たちが、わがもの顔で生いしげる季節よりも早く花を咲かせる木イチゴです。






















木いちごの枝にカマキリのタマゴがありました。

孵化するのは、

もう少し暖かくなってからのようです。

カマキリのタマゴは、葉がごみごみと生い茂っている、見つかりにくい所によく産みつけられてるみたいです。冬にすっかり木々の葉が落ちてしまってから、よく見つけますよね。






先週の連休明けに、水たまりが黄色く染まっていました。この黄色い粉の正体は、もうご存知の通り、杉花粉でした。びっくりしましたよね。














福島原発の一連の騒ぎが一段落したあとに降った雨。そのために一時的に空気中の放射線量が上昇して、水道水からも基準値以上の放射能物質が各県で検出されてしまいました。
放射性ヨウ素131を摂取してしまうと、成人よりも成長ホルモンの分泌がさかんなお子さんの方が甲状腺にたまりやすいとのことで、安全な水をもとめて皆さんご苦労なさっているようです。

これはあくまでも、ひとつの解決策としてご紹介したいのですが、粉ミルクを溶かすミネラルウォーターがどうしても手に入らないとか、小さなお子さんがいるご家庭で、お料理に使う安全な水が足りない、というとき「ROフィルター(逆浸透膜フィルター)」を使うという手もあります。


放射性物質をはじめ、様々なイオンや塩類よりも細かいフィルターに水を通すことで、EC値がゼロのH2Oだけの純水をつくれるというものです。値段は性能がよくなるほど高くなるのですが、私が使っているのは手頃な値段で購入できる「アクア・ウーノ」というものです。そして、飲み水にお使いになるかどうかの最終判断は、ご自身でお願いいたします。














蛇口にセットして、水を流して待つだけで、100%に近い純水ができてしまいますが、このくらい手頃なROフィルターだと10リットルの水を浄水するにも、1-2時間かかってしまいますので、本当に困った時のために、時間に余裕があって水道水の放射能数値の低い時を見計らって、つくっておく方がよいと思います。

水に混ざっている不純物が多いほど、ROフィルターの浄化能力はすぐに落ちてしまいますので、メーカーの指示どおりに定期的にフィルターを交換する管理はもちろん必須です。
また、飲み水ぜんぶをROフィルターで浄化した水にすると、身体がミネラル不足になってしまうこともあるので、安全な水がどうしても手に入らなくて、本当に困ったという非常事態のときだけに限定してお使いになるのが、よいと思います。

サーバーをレンタルして設置しておくと、定期的に家庭に水をとどけてくれるウォーターサーバータイプの水もROフィルターを通したRO水ですが、ROフィルターに通して浄化したあと、適度なミネラルを加えて、飲み過ぎても身体に支障のない水に調整しているので、たくさん飲んでも差し支えないとのことです。


そのためROフィルターでつくった純水を利用なさる場合は、
まずご自身のご判断で、ということと、
業務用ではなく、あくまでもご家庭用に、ということと、
本当にどうしても安全な水が手に入らなくてミルクがつくれないとか、お子さんの飲み水がない、
などで心の不安が大きくなってしまう一方の時は、ROフィルターという解決手段もありますよ、ということをお伝えしたいと思います。