2017年8月21日月曜日

いつまでたっても、梅干しを干せない 8月。

おかげさまで、「タマ・プラントフードTシャツ」がそろそろ終わりです。サイズや色のご希望にお答えできないことがありますので、どうかご了承ください。






「 実るほど こうべを垂れる 稲穂かな 」

年齢を重ねて高い人格がそなわるほど、腰がひくく謙虚な人がらになっていくものだ・・・という、あるべき心のあり方を示す日本ならではの素晴らしいことわざです。 
低気圧がつづくと腰やヒザが痛む私にとっては、「 ムダに肥大して身体のあちこちに負担をかけすぎていると、シャキシャキ歩けなくなっちゃうぞ! 」というフィジカル面への戒めのようにも思えます。

























さて、梅雨があけたら干せるように仕込んだ今年の梅干しでしたが、まぁっっったく干せません。梅干しは、3日晴れの日が続く天気予想のタイミングで干すのがよいとのことですが、ここ最近は3日どころか1日たりともスカッと晴れません。


長雨の天候不順つづきで、関東以北の農家さんたちは作物の生育不良に悩まされていらっしゃいます。ここで育つトマトたちも、赤く熟す前にパッカパッカ割れてしまい、ダンゴムシ牧場と化してしまいました。 かろうじて水が好きなパプリカは、順調に肥大して色づいてきました。



























大きなプランターに今年植えたカスケードのリゾームがつけた毬花のブラクトがふぁっと広がり、収穫の頃合いとなっています。 毎年夏休みの間に水不足になってしまうのですが、この天候不順のおかげで花つきが順調です。






















最近は、熟したブルーベリーを食べるぶんだけ収穫して朝食に出すことが、毎朝の日課となっています。ティフブルー、バルドウィン、あともうひとつ名前を忘れた品種を育てていますが、一番はやく熟したのがティフブルー、次にナントカ品種、最後がこの写真のバルドウィンでした。 ブルーベリーは思ったより水が好きなようで、この天候不順が果実肥大をさらに後押ししてくれました。


























バルドウィンは、私が育てたことのあるラビッドアイ系のブルーベリーのなかでは、果実がイチバンでかく、あまい品種です・・・が、ブルーベリーに限らず野菜やくだものの味やサイズは、培地の種類とか肥料の内容で、かなり変わるので、なんともいえません。
ただひとつ言えることは「 養液栽培のブルーベリーは、だれでもたくさんおいしく収穫できるイチバンの近道! なにしろ、ザツな私でも豊作にできる確実さ! 」です。
ちなみにこのバルドウィンは、ココ培地 + 無調整のブラックピートをミックスした培地を布製のエアロポット10ℓに植えているので、根詰まりや根ぐされにも無縁です。
(お恥ずかしながら2年間、もしかしたら3年間も植えかえていません。)
花がついた頃から、Tama PKFlavory-in を 定期的にあげてます。








天候不順の恩恵にあやかったのは、パプリカとブルーベリーだけではありません。
部屋のなかでシオレ気味になったところを発見し、「これは確実に枯れ死ぬパターン」と思われていたエアープランツ「キセログラフィカ」。 ホップがからむパーゴラの下で雨ざらしにしたところ、あっというまにべろべろとデカく育ちました。

























これに味をしめ、部屋のなかにあった極小エアープランツたちを、ぜ〜んぶ外に出しました。 ながめていると気持ちのわるいニヤけ顔になってしまうほど、スピーディーに大きくなっています。 エアープランツたちを大きくするコツは、「梅雨から晩夏は、半日陰で雨ざらし」が正解なのかもしれません。



























「真夏のさかりなのに、とことん晴れる気がないんなら、やることはただひとつ!」
そうです、挿し木とりです。 高い気温と多湿で伸びすぎたセージのトップをカットしたあと、思わず土に挿しておきました・・・ 一週間たらずで発根してました。セージ以外にも、ホップ、ブルーベリー、アジサイ、そしてマンゴーですら、挿し木とりが楽勝です。




























農薬がキライ、虫とかクモは平気な私のガーデニングスペースは、夏の間クモの巣だらけになります。 たまに私のすぐ後ろを、ものすごい羽音をさせてスズメバチが通過していきますが、餌となる幼虫探しに夢中で、私には目もくれません。
蜘蛛の巣を利用して脱皮していったカマキリ。いまはブルーベリーの葉にひそんでエモノを待ち受けています。