2022年6月2日木曜日

GoGroとSANlight EVOで、最強においしくて手間の少ない室内栽培を

 はやいもので、四季咲きのハイブリッドティーローズは一番花がおわり、そろそろ返り咲く6月となりました。

去年の秋から、SANlight EVO LEDGoGroで育てているジャンボピーマン「とんがり」は、気温が30℃を超える日がボチボチ出てくると、収穫のピークを迎えます。




グロウランプにHPSランプ400Wを使っていた時は、5月の連休をすぎると室温が上がりすぎて、強制終了させていましたが、室温を上げすぎないSANlight EVO LEDと、非電力+自動底面給水のGoGroシステムのコンビネーションは、水やりいらず+クーラーいらず、手間いらずで管理が本当にラクチン! 栽培効果の高い光スペクトルと過不足のない培養液吸収で、収穫が間に合わないほど、どんどん収穫できます。ちなみに培地は、CANNA COCO培地大粒パーライトの7:3の割合でミックスしました。



冷ぞう庫のなかが、ゴロゴロとでかいピーマンに占領されつつあり、うれしい悩みなのですが、赤く完熟したピーマンは、苦味がないというレベルではなく「すっごく甘い!」野菜いためやパスタの具にすると、もはや甘味調味料として機能します。


GoGro自動底面給水システムは常に鉢底に一定量の培養液を溜めるので、ポットは、根が壁面からも酸素を吸収できるエアロポットがベストです。間引いたジャンボピーマンを植えていたエアロポットをはがしてみると、ピーマンの根はこのように根巻きせず、茶色く老化してもおらず、白い根がまっすぐ下に伸びています。



栽培スタートから半年以上たっても、このように白い根が多いのは、ピーマンが健康で元気な目安です。栽培スタートから半年以上たつと、多くの場合、野菜の苗が老化しはじめ、新しい根が育ちにくくなってくるので、壁面から酸素が吸収できないプラ鉢では根が老化して茶色く変色したり、空気を求めて木質化した硬い根が、ポットの底の方でぐるぐると巻いた状態になりやすいのです。


根鉢を割ってみました。内側にも根がびっしりと張っています。


プラ鉢で育てると、培地の内部が酸素不足になりやすので、根が酸素を求めてポットの壁面や鉢底に逃げるため、半年以上経って成熟しきった野菜苗は、培地内部に根があまり張っていない、ということが多いのです。