毎年の秋からスタートさせる室内栽培も、例年ならゴールデンウィークで終了させてしまいます。なぜならHPSランプを点灯させていると、ランプ熱と光が暑すぎてウザすぎて仕事に差し支えるからです。
しかし今年は、フルスペクトラムのLEDで育てています。
PLESSY ハイペリオンLED400Wで育つパプリカたち。
LEDは、HPSランプのように環境温度が上がりすぎないので、植物は呼吸のための糖分の浪費をせずにすみ、従来のHPSランプよりも糖度、栄養価、果肉、重量、すべてのクオリティーがあがります。
SANlight LED S2W(62W)ひとつと、SANlight S4W(140W)で育てているミニトマトの挿し木たちは、現在一番最初に咲いた第一果房が房なりに実り、8段目の花房が咲きはじめました。
それもこれもフルスペクトラム放射のLEDと、GoGo自動底面吸水システム & エアロポット、という栽培効率がマックスになるコンビネーションのおかげです。
LEDのグロウランプを使うと、グロウルーム内は外の温度とほぼ同じ28℃。必要以上に室温が上がりすぎないし、フルスペクトラムのLED光色は、仕事中に視界に入っても「なんか夏っぽい光だな〜。」と感じるだけで、まあっっったく気にもなりません。なにより、強い光が必須な夏野菜どもを、高品質で高収穫に育てるためのグロウランプは、「フルスペクトラム放射!!!」であることが新常識となりました。
さて、話は変わって「日本フラワー&ガーデンショー2018」に行ってきていました。 はっっっと気がつけば、開催された日から、すでにもう半月も経っています。今年のテーマは「あじさい」。
「これはまずい、かたっぱしから欲しくなりそうだ」と、ウキウキして会場に向かいましたが、日本有数の観光名所である「ヨコハマ・みなとみらい」をナメきっていたせいで、会場から植木鉢を抱え込んでたどり着ける距離の駐車場はすべて満車に次ぐ満車。アジサイはおろか、花一輪すらGETできず帰るはこびとなりました。どおりで、来場されたマダムたちの多くが、キャリーカートをご持参あそばされるわけです。
水彩画のような色彩を持つガクアジサイに・・・
やさしいやさしい水色のガクアジサイ「空色のしずく・ブルー」
「イチゴが、さっぱり育たないぞ〜!!!」という叫びが聞こえてくるほど、栽培の難易度がをあげてしまう「ストロベリーポット」。下段の小さなポケット部分だけが、先にカラカラに乾いてしまうのに、水やりすると滝のように流れ出す水とともに土も流れてしまいます。
「ああ、そうか!!! 多肉の寄せ植えなら、水やりもそんなにいらないから、ストロベリーポットがステキにデコレーションできるなぁ!!!」と納得。
ちなみに、私のストロベリーポットのイチゴたちですが、先週末から1日で水切れを起こすようになったので、受け皿を下に置いて水をためておき、底面吸水にすることで大正解となりました。1日でしおれてしまうような陽気になったら、ポットの下に「スクエアソーサー」や「ラウンドソーサー」のような底が深めな受け皿たちをしいて水を溜め、底面吸水すると安心です(1日ですぐに乾くような状態でないと、底面吸水は根腐れの原因になります)。
毎年新しい発見がある「日本フラワー&ガーデンショー」、来年も訪れたいと思います。