謹賀新年
本年も どうぞ よろしく お願い申し上げます
天日鷲神は「ひらき たがやして はぐぐみ 繁栄する」
開拓と殖産の祖であるそうです。
開拓と殖産の祖であるそうです。
世のため人のために、勇ましく困難にいどむ心優しいすべての人に、
大きなご加護がありますよう、心よりお祈りします。
年が明けてから、少しずつ梅の花が開きはじめました。晴れた冬の青空は、ひときわ花やつぼみの存在を際立たせ、春が待ち遠しくなります。
ふわふわとした銀毛につつまれたモクレンのつぼみです。春になって咲いてしまえば、あまりにも早く散ってしまうモクレンもサクラもバラも、今の時期に咲いてくれれば、一ヶ月くらいはたっぷりと花が楽しめるものを・・・と勝手なことを思ってしまいます。
この冬休みのあいだ一番はまっていたことといえば野鳥の観察です。
クリスマスに焼いた「クランセカーケ」の失敗作やら、しけたナッツやらを細かく刻んでバードフィーダーに置いておくと、常連のシジュウカラとともに、新顔の「ヤマガラ」がやってくるようになりました。
今年は、本格的にバラの無農薬栽培にトライしようと決めているので、春になったらバラの害虫を食べてくれる野鳥たちにコビをうっているのです。
メジロは、ナッツには目もくれません。ミカンをはじめ果物まっしぐらです。
最近ではウグイスもやってくるようになりました。ウグイスはシジュウカラやメジロとはちがい、群れずに一羽だけで行動しています。地味な茶色をしていて、一番ちっこくて、チッチッと鳴きながら動き回るウグイスに、うちの猫どもはもっとも反応します。あまりにすばしこいので、カメラを取りに行く間にいつも見失ってしまいます。
「 あれ? インコじゃない? 野生のワカケホンセイかな ? ? ? 」
「いや、なんか顔のあたりがインコとはちがう・・・」はじめて見る野鳥です。
正解はキツツキ「ヤマゲラ」でした。「コゲラ」はよく見かけましたが、こんなに近くでヤマゲラを見たのは、生まれてはじめてでした。
宅地開発がすすみ、竹林や畑がみるまに建売住宅に変わってしまいますが、人々の生活圏のすきまに残された緑地で、野鳥やタヌキたちがたくましく生きているのを今年もあたたかく見守っていきたいと思います。