いつ植えたのかすらも忘れた 放置状態のフェンネルは、私のねらいどおり「アゲハの幼虫」牧場となりました。 顔を近づけてイモムシたちを見ていると、その色彩とディティールの面白さに夢中になります。
時間を忘れて見つめていると、イモムシたちが日々いったい何をして過ごしているのか、よくわかります。
食べて、食べて、ひたすら食べて・・・
寝落ちする・・・このくり返しです。
フェンネルのすべての枝に 数え切れないほどいたイモムシたちは、
週が明けると、もう一匹も見当たりません。
おのおの安全な場所まで旅をして、サナギになっているのです。
さて、室内栽培でHPSランプやMHランプを使っていた頃は、
ゴールデンウィークが始まる前に強制終了させていました。
室温が高くなりすぎるからです。
HPSランプを使っていた頃は、観葉植物の鉢にキノコが立ちはじめると、
季節的にエアコンなしでは、室内栽培はやめたほうがよい時期に来たことを示す
サインでした。
6月になったいまでも撤収せずにすみます。
栽培効率の高いグロウランプは、消費電力を抑えられるので、
室内温度が上がりにくくなったからです。
Q6W LED215Wと、CMH315W、これら最新のグロウランプで育てる
最大のメリットは、もちろん省エネだけではありません。
フルスペクトルな光で育つ野菜や果物は、収穫の量と品質が確実にアップします。
フルスペクトルなグロウランプで育てるようになってからの、
果実の品質向上について実感していることは、トマトとパプリカの甘味以外の味と風味が濃くなったので、抗酸化成分や有効成分の含有量が増えているってことと、
完熟するまでの期間が かなり短くなっていることです。
4月を過ぎた頃から、丈が5m以上も伸びて手に負えなくなるミニトマトですが、
自動底面吸水システムGoGro で育てるようになってから、
水やりの手間が本当に減りました。あらゆるハイドロポニカリーな栽培と栽培システムを実践したきたなかで、一番手間がかからず多収穫です。
HPSランプの時は、ミニトマトひと房まるごと完熟してからの収穫が
できずにいました。 なぜなせ先端のトマトが完熟するまで収穫を待っていると、
先に色づきはじめたトマトが割れて
味がボケてしまううえ、カビてしまうからです。
フルスペクトルな光で育てると 完熟するまでの日数が短縮できるので
あたりまえのように房どり収穫ができるようになりました。 これは感動です。
さらに CMH315W が放射する UV-AとUV-Bの近紫外線は、
病原菌を殺菌する効果が高いため、
従来のグロウランプで起こりがちだった最大の悲劇
果実がカビてしまうトラブル
をかなり防ぐことができます。