2021年8月20日金曜日

「園芸は国家盛衰のバロメータ」

 ゲリラ豪雨が各地で水害を起こした週が明け、青空がもどってきました。

被害を受けた皆様に心よりお見舞い申し上げます。



8月のとある日、窓辺に置いたブリキのプランターでセミが脱皮をしていました。
「なぜ? どのような成り行きでここで脱皮することに?」ちょっとした衝撃が走りました。





毎朝アサガオがよく咲いてくれています。アサガオを見るたびに日本の園芸が世界に貢献した偉大さと歴史の凄さをシミジミと感じます。





日本の園芸史の奥深さに心惹かれる方々には 是非一読いただきたい書籍のひとつです。

2度目の紹介になりますが、書中のなかには何度でも噛みしめたい言葉があります。
「国の盛なる時 園芸は必ず栄え、その国の亡びんとする時、園芸まず衰う。園芸は国家盛衰の晴雨計(バロメータ)である」





コロナ禍による巣ごもり需要の影響で、かつてないほど好調なものがDIY、アウトドア、そしてガーデニングです。

ここ最近、近所の住宅街を歩くと様々な変化に気がつきます。ウッドデッキがいつの間にかリフォームされていたり、庭木の果樹やプランターの野菜が例年になくタワワに実っていたり、粗大ゴミが消え去った後にスタイリッシュなプランターに植えられたオリーブやユッカなどの植栽が配置されていたり・・・

心のゆとりができると、暮らすことに手間をかける気持ちになれるのだな、と実感します。