まだまだウンザリする暑さがつづきますが、日差しとか、風の吹き方に夏の終わりを感じられるようになりました。
それにしても今年の夏は本当に暑かった! 「どんなに水やりをしても、キュウリがとことん育たない!!! トマトが赤くならない! こんなの初めてだ!」という声をよく耳にしました。
10年以上ここで育てているカスケードホップでさえ、立ち枯れに近い高温障害がでたのは初めてです。
毛花がまったく肥大せず、茶色く枯れてしまいました。
葉っぱが水不足になったせいで肥料濃度が高くなり、茶色く焼けてしまう現象が多く見られました。
近くにバラの鉢植えがあるホップは、ほぼ毎日水やりをしていたため、例年通りたくさんの毬花を実らせています。また、このあたりには使い終わったCANNA TERRA ポッティング・ミックス培土をいつも捨てているので、ホップの根元には保水力が非常に高いピートモスが堆積しています。今年のような酷暑では、土壌の保水力がどれだけ高いか、で家庭菜園の勝敗が決まります。
屋外の植物たちが苦戦している今年の夏、アフリカや東南アジア原産のコーデックスや多肉植物どもが、夏休みの間にクーラーのない室内で、オ・ド・ロ・キの生長を遂げていました。
GETしてから一年以上、ウンともスンとも変化しなかったステファニアがやっと芽吹きました。同時にGETしたステファニアは、とっくに丸々とした葉っぱを展開させていたので、「こっちはもう死んでるね。大きすぎる植木鉢に植えたりするから、いけないんだよ。」などと言われても「いやいや枯死したんなら、しぼんでくるはずだよ。塊根に張りがあるから、まだ望みはあるよ。」と半信半疑で言い返していた甲斐がありました。
栽培難易度マックスのブルゲリと、生長速度がおそいパキポディウム グラキリスが自分史上最速、最大に生長しました。
とはいえ、ここまで夏が暑くならないと、ガンガン生長しないかもしれないと思うと、やや気が遠くなりました。