2021年4月23日金曜日

港北オープンガーデンと、ベリーの復活

 お天気のよい爽やかな日がつづいた今週は、初夏の陽気でした。

さて、先日すてきなご招待状を頂いて、港北のオープンガーデンを開催なさっているお庭をさっそく見学に伺いました。

会場へ向かう道すがら、横浜市指定有形文化財に指定されている「飯田家住宅」をはじめて目にしました。こちらのお宅には、名主御子孫の方が実際に住んでいらっしゃるので中は拝見できませんでしたが、背景のこの青く広い空!

この邸宅ができた頃の町の景色は、空が広くのどかだったのだろうな、でも道は舗装されていないから、雨でグシャグシャになって荷車の車輪がはまって右往左往したりして大変だったろうな、と思いました。



オープンガーデンを開催なさっているお宅に到着しました。



咲き誇る花々すべてが、春の訪れを歓迎しているかのような鮮やかな色彩が一面に広がって、まさに圧巻! ほぼすべてのお花は実生! 種まきからスタートなさったそうです!



計算され尽くされたコントラストが見事なボーダーガーデン。





最前列で花壇の足元をひきしめるイエローのモッコウバラは、例年より早く咲き揃ってしまったそうです。ホップ苗のご縁で、見学に伺わせていただきました。





さて、我が家で三年目を迎えた地植えのチヌーク・ホップです。
オープンガーデンに伺った方が活動なさっている「よこはま緑の推進団体」にも、このホップ の姉妹根茎を育てていただいています。






暖かい春のせいで、バラもホップも、活動スタートが早い今年ですが、庭に来るクマバチたちのおかげでラビットアイがたくさん受粉しました。




湿地帯でもよく育つブルーベリーは、ツツジ科です。
2年前に枯れてしまったティフブルーでしたが、トレイに水を貯める底面給水でテキトーに管理していたら、復活しました!






秋に赤い実が落ちて冬を越すと枯れると思い込んでいたとクランベリー。毎年株を買い直していました。自然界では湿原を覆うように自生するツツジ科ですが、鉢皿に水を貯めて放置していたら、見事に復活してきました。地上部が枯れ込んでいるように見えても、底面給水状態で管理していたら復活してくれるものなのですねぇ!





「クランベリー」といえば「the Cranberries」。お恥ずかしながら、 '94年に流行した映画主題歌のバンド、ぐらいしか認識がありませんでした。 アイルランド民謡を思わせる歌声のドロレスが、予想外の骨太で反骨精神の持ち主であったことを知り、感動しました。