2010年5月31日月曜日

水耕栽培は「水」しだい?

ココ栽培のバラ達は、たとえ新苗でも培養土や路地植えのバラとくらべものならないほど、葉や新芽やツボミがドンドン出てきます。バラの枝をバッサリ切る剪定は、ふつうなら9月と2月だけですが、ココ栽培だと、ほぼ毎月弱い剪定したり弱い新芽をもぎとったほうが、よく咲いてくれるみたいです。


無農薬で育ててるので、根元の葉が密集してるトコロにはハダニやアザミウマがたまに出てしまいます。

虫たちは、ペラペラした葉っぱや古い葉っぱによく出るので、でたらすぐにやられた葉っぱをもぎとり、ヒョロヒョロした枝を剪定してしまうと、すぐにニョキーンと元気な新芽や葉っぱが出てきてくれます。
バラの栽培スキルが低くても、リセットがきくようでウレシイです。






それにしても、これからの季節、水耕栽培でアタマがいたいのが、気温・水温が高くなることです。
熱帯植物でもないかぎり、培地や培養液の温度が30℃とかになってしまうと、夏ヤサイでも暑さから身を守るために休眠したり生長活動をストップしたりします。

それは、歩くことができない植物の最大の防衛策が「ひたすらベストなタイミングを待つ!!」だからです。

「イセヒカリ」達は、

水温が22℃くらいになったら、

ガシガシと伸びて分ゲツしはじめました。












水温が高くなればなるほど培養液のなかにある酸素の濃度(=溶存酸素量)が減っちゃいます。特殊な環境で育つものを抜かして、ほとんどの植物にとって、うれしい水の温度は18℃〜22℃ほどで、新鮮な水なら22℃で8.7ppmほどの酸素が溶けてますが、肥料を溶かしたり、根っこが呼吸すると溶存酸素量は6.3ppmほどに減っちゃいます。

ちなみに、培養液の溶存酸素量は8ppmくらいあるといいようですが、水温が12℃上がると溶けてる酸素は1ppm減るそうです。


そこで、酸素バクダンともいえる「35%の過酸化水素水」を培養液に入れる方法が欧米のホビーガーデナーの間ではメジャーなんですが、「35%過酸化水素水」は日本だと劇物になるので、身分証明書とか使用目的がハッキリしてないとGETできません。

しかも微生物や有機活力剤にとってはダメージになるし、暑いところでホッタラカシにしとくと爆発することもあるので、無機肥料だけで育ててる場合だけOKですし、第一ワタシのようなウッカリ野郎は使わないことに決めました。
( ボトルには、爆発を避けるためにフタに小さなアナを開けてあるそうですが。)

そもそも多すぎる酸素は、ヒトにも植物にも猛毒なので、「35%の過酸化水素水」は培養液の全部の量に対して0.03%〜0.07%でじゅうぶんで、4・5日は効果がもつそうですが、皮膚や服や金属についたりすると、いろいろメンドウが起きたりして危険なので、化学ダイスキなヒト限定ウラワザかもしれません。

ちなみに、培養液の水温とECで気軽に「 溶存酸素量(DO) 」を計算してくれるアリガターイサイトは、こちらです。
※Temperature in ℃ = 水温 で、Salinity=塩分濃度なんですが、EC値でまあまあ正確なDO値がでてました。Pressure in mmHgは気圧のことで、海底とか富士山頂とかに、お住まいでないヒトは、760mmHg(ミリメーター水銀柱)のままでOKです。

2010年5月28日金曜日

やっかいな竹の驚異のパワー!!

こないだテクテクと散歩をしてると、竹林がありました。

とっても違和感があって、よく見てみると、なんと竹林に捨てられたデッカイゴミ袋が,宙に浮いてるんです。どうやら今年でてきた「タケノコ」が地面に捨てられたゴミ袋をつきやぶって生長して、5・6メートルほどの高さまでゴミ袋を持ち上げたようです。

「竹」のすさまじい早さの生長ぶりを目の前で見せつけられたわけです。「竹」が、どれだけあっという間に伸びてしまうかという逸話はたくさんあります。

家の床下から出てきた「タケノコ」が、一晩たったら屋根をつきやぶったとか、酔っぱらって寝てしまったヒトのネクタイが「タケノコ」にひっかかっていて、「タケノコ」があっという間に伸びてしまったせいで、首が絞まってお亡くなりになったとか・・・

「竹」は、めったに花を咲かせず、その開花周期は、なんと70年とも120年ともいわれてます。
なので交配はめったにせず、毎年根っこでガシガシと増えていきますが、ホントに根っこがつよくて切っても切ってもドンドン増えるし、陽当たりも悪くなるのでヤッカイ者扱いされてます。

そんなヤッカイ者の「竹」が、なんとオサレなiPhoneケースになってました!!
























このエコ・フレンドリーなiPhoneバンブーケースは、米国オレゴンの、「engrave」「TomitaDesigns」のコラボによるものだそうです。
このケースは、アーティスト達によってデザインされたもののなから選ぶこともできますし、オリジナルデザインのイメージでもカスタマイズしてくれるそうです。なによりうれしいのは、「ワールドワイドに発送してますよ!」とのことで、円高ドル安のいまならお買い得かもしれません。
しかも、このiPhoneケースが入ってたパッケージ自体がフォトフレームにもなってしまうというキメコマやかで、スゴすぎな商品力!!

ほとんど「竹害」ともいえるほどバンバン増える「竹」が原料ならば、環境負荷もないですし、iPhoneをお持ちのお父様に「父の日ギフト」としてもヨサゲです。

ちなみにワタシはiPhoneもってません・・・

ところで、実際にウラの竹林の処理にお困りのかたは・・・
切りたての竹を適当な長さにカットしてから火であぶって、ポタポタとでてくる液がものすごくカラダによいそうです。竹の驚異の生長の早さのヒミツは、なんといってもその酵素力の強さなんですが、竹はイネ科なので「ミネラル成分やシリカ」がとっても豊富だそうです。竹のエキスは肝臓や喘息にも効果があるし、このエキスを飲み水にちょっぴり混ぜてのんで良し、農作物にかけてよしやってよし! なんてマルチな活力剤なんでしょう!

5月のころ、3メートルほどにのびたタケノコのトップを1メートルほどカットすると、竹の節間に水が溜まるそうです。2・3週間して竹をゆらしてみて水がチャプチャプたまったら、竹をカットして中に溜まったミネラル豊富な「竹水」も、飲んで良し/かけて良し/やって良しだそうです。竹のなかにたまった水は、一ヶ月以上たって腐ったモノはもちろん飲めませんし、くれぐれもフレッシュなうちに利用するのがコツだそうです。

酵素・ミネラル・抗菌力が豊富なバンブーパワーで、ヒトも植物も元気になれるといいなと思いました。

2010年5月27日木曜日

健康なヤサイは、どこへ?

「雄性不稔〜ゆうせいふねん〜」、つまりオスの生殖能力がない奇形プラントを利用したF1交配は、米国カリフォルニアで花粉のでない赤タマネギがみつかったことがキッカケだったそうです。

花粉がでない赤タマネギと、健全な黄色のタマネギを交配させると、50:50の割合で赤と黄色のタマネギのタネができるんですが、その子どもたちは100%みーんな花粉がでない「雄性不稔」になります。
その子どもと、健全な黄色いタマネギを掛け合わせて・・・ということを何度かくり返していくと、色は完全に黄色だけど「雄性不稔」のタマネギが誕生します。こうしてF1品種に便利な雄性不稔の黄色いタマネギが大量にできてしまうというわけです。

米国では、こんなふうにトウモロコシとか、いろんなヤサイの「雄性不稔」のプラントを探し出して、F1品種の開発をすすめていったそうです。

そもそも花粉がでない「雄性不稔」の突然変異の植物は、どうやってできてしまうのでしょうか? 
それは

「遺伝子が活性酸素でキズついてしまうから」

だそうです。


しかもこの「異常な遺伝子」は父親からは引き継がれません。
植物でも動物でも、受精のときにオスの遺伝子は消滅してしまってメスの遺伝子だけが子どもに受け継がれるそうです。








なので、「雄性不稔」の異常な遺伝子をもつプラントと、正常なプラントを交配させると、子どもは100%異常な遺伝子をもった「雄性不稔」になってしまうということです。でも「雄性不稔」の異常プラントなんて、数千本にひとつでるかでないかという確率で、そうそうカンタンに見つかるものではないそうです。

でも、「雄性不稔」の親株がみつからないと、F1品種づくりはとても効率の悪いものになってしまいます。だからどうするかというと・・・

空気中のCO2をありえない濃度にあげると、普通なら交配なんてしない遺伝子がちがう異品種どうしが交配してしまうんだそうです。ちなみにワタシたちが呼吸している空気は、窒素が80%で、酸素が20%、そして二酸化炭素が0.03%=300ppmほどです。

その二酸化炭素濃度を5%=50000ppmまであげると、植物はあまりの異常事態におかしくなって「このさい誰でもいいから交配しちゃえ!」となってしまうそうです。この方法をつかえば、ダイコンの雄性不稔プラントと、正常なハクサイやキャベツが交配できてしまうので「雄性不稔」がゾクゾク! ということです。

そして50000ppmのCO2濃度では、ヒトや動物は昏睡状態になって、その後ご臨終となってしまうので、高濃度CO2でもヘッチャラな「ミツバチ」が交配に使われるそうです。

ヒトの細胞のなかの遺伝子=DNAは、活性酸素でキズついても修復機能がちゃんとあるので、ふつうならキチンと修復されて、また元気に細胞分裂を始めてくれます。が、大きなストレスを感じすぎたり紫外線をあびすぎたり発がん性物質なんかのせいで活性酸素が多すぎると、DNAが破壊されすぎて細胞分裂ができなくなっていって老化とか成人病など、いろんな病気へとつながっていってしまいます。植物はDNAが傷つかないように、アントシアニンとかカロテンとかの「抗酸化物質」をもっています。

なので「雄性不稔の女性化した」プラントには、ある意味で「破壊した遺伝子を修復する自己治癒力のないチカラがない」ってことにもなります。で、ワタシ達は食べ物の栄養素を吸収して細胞分裂なんかにつかっていくんですが、その食べ物のなかのDNAだってもちろん吸収してカラダをつくっています。

・・・ストレス社会といわれる現代では、ありとあらゆる健康法や美容法があります。そのほとんどで口をそろえて言われてることといえば「あなたの身体は食べるものからつくられています。」なんですよねぇ。



2010年5月26日水曜日

やっぱり大切、種のハナシ。

4月すえに開催された東京インターナショナル・フラワー&ガーデンショーで講演なさっていた「 野口種苗 」さんが、最後に「次回は川崎で講演をやります」と言うのをけっして聞き逃したりはしませんでした!

ということで先週の日曜日、ウチから歩いて15分のトコロが野口種苗さんの講演会場という奇跡にクラクラ・ワクワクしながら、しかとおハナシを拝聴してきました・・・主催してくださった(社)かわさき福祉・保育研究所さま、心よく部外者の希望者を受け入れてくださって、ほんとうにありがとうございました。

野口種苗さんは埼玉県にあるタネ屋さんで、ミヤマコカブをはじめとして日本の固定種/在来種のヤサイや穀類の種を販売していらっしゃいます。

前回、野口種苗さんについてふれた時に、固定種/F1品種/GMO(遺伝子組換え)作物のメリットとかデメリットとかをツラツラと覚えていたことを書きました。









毎日お買物にいくスーパーや八百屋さん、ホビーガーデンのためにセレクトするおヤサイの種、そのどれもがすべてと言い切ってよいほどF1品種、つまり一代交配種のヤサイや作物たちです。

F1品種とは、かけ離れた土地でそだった同類の植物どうしを交配して、親の優性遺伝子だけをあわせもった新品種が誕生することです、が!

まずまずビックリだったのが、世界ではじめてF1品種を誕生させたのは、なんと日本だったそうです。大正13年、埼玉農事試験場で日本伝統種の黒い色のナス「真黒茄子(しんくろなす)」と、東南アジアからわたってきた青い色のナス「青大丸茄子(あおだいまるなす)」をかけ合わせ、じょうぶに育ってたくさん実をつけるナスができたそうです。
その後、トマトやスイカなどの交配が実現していったそうです。

当時の人工交配でF1品種をうみだす方法は、ツボミから雄しべを抜き取ったり雄花だけを取りのぞいたりと、とてもベーシックなものでした。つまり健全な生殖能力をもった健康なヤサイから、どちらかの雄を連れ去って受粉させていました。

ところが、最近のF1品種は、雄しべをわざわざ取る手間のいらない、
「雄性不稔(ゆうせいふねん)の、プラントで交配させる」
つまり雄しべも雌しべもいっしょにつく種類の植物なのに花粉がでない「オスの生殖能力がないオカマな奇形」を交配させているそうです。

それがもしかしたら「地球規模の多種多様な生物の少子化につながってるかもしれないから、ちゃんと調べた方がいいかも! タネ屋だからわかるんです。」と野口種苗さんは訴えます。

そういえば、ミツバチの女王蜂がタマゴを産まなくなってきて、生産者のかたが作物の受粉作業に困ってるとききますし、スズメだって世界規模でナゾの減少をしてます。

なによりヒト! 世界規模で男性の精子の数がへってきていて、ココ5年間、毎年ワースト記録が更新されてしまっているそうです。専門家は「これは工場などから出るケムリや廃棄物のなかの女性化作用のある環境ホルモンのせいだけじゃなく、もっと直接的に摂取しているものに原因があるようです。」と分析しているそうです。

その原因が、雄性不稔で交配させたF1品種のヤサイにあるかも・・・ってことですが、なぜなんでしょう?

2010年5月25日火曜日

【 わたしの部屋は植物工場 】

グリーン情報ご発刊、
大好評に発売中な園芸専門誌「 Garden Center 」。

仕入れるヒトのための情報誌なのですが「お店をまわってもドンピシャなものがナカナカ見つけられない!!」なんていうマニアックなエンドユーザーなヒトには、タマラナく濃ゆい情報満載です。



今月号の特集はズバリ!

「わたしの部屋は植物工場」

です。










米国では、植物を栽培することに高いヒーリング効果があることが認められていて「ガーデニング療法」なんてものもちゃんとあります。あのブリトニー・スピアーズも復帰前に、その「ガーデニング療法」をおタメシになっていたそうで・・・それだけメジャーだってことみたいです。

日本でも、お外でのガーデニングはもちろん、観葉植物やサボテンなどを インテリアとして、はたまたペットとしてお部屋でそだてるのは、とってもメジャーです。


ところで、わが国日本の働きザカリな世代のあいだでは、お部屋で観葉植物やサボテンを愛でるだけでは満足できず

「どうせ育てるんなら、喰えるものも・・・」


と昨今の不景気も手伝って、トマトやハーブなんかも室内で作付けしちゃうツワモノさんが増えてます。






ところが、建て込んだ住宅街のマンションやアパートの室内やベランダには、ほんのちょっとしか日が当たらないので、夏の食材に最適なトマトや枝豆などの強光性植物は、満足にそだちません。


そこで本格的に植物をそだてる育成ランプ「 グロウランプ 」なんかの助けを借りて、

野菜やハーブを健やかに育てつつ、日々植物とのコミュニケーションも楽しんでしまうわけです。











「アーバン・ガーデン」にはまる20代〜30代のヒトビトは、圧倒的に首都圏にお住まいになってますが、「 ゆくゆくは自然豊かな場所へ移り住んで田舎暮らしして、田んぼや畑をおもうゾンブンやってみたいなー」と希望を抱いてるヒトがとっても多いようです。( ワタシもそのひとりです。)

・・・ところで「Garden Center」のおハナシですが、今月号に広告をださせていただきました、ということです。ご担当者様、ステキな記事と楽しいお時間、ほんとうにありがとうございました!!

2010年5月24日月曜日

5月の散歩

土曜日は初夏をおもわせる暑さでした。

多摩川をテクテク歩いてるヒトたちは「 あついーっ!! 」と叫びながら羽織ってきた上着をことごとく腰にまいたりリュックにしまいこんだりしてました。

この季節の多摩川は、いちめんにクローバーなんかが咲きそろっていて、まるで花のカーペットが敷き詰められてるようです。












しばしクローバーを見ていると

テントウムシを見つけました。

「おーっ! いたいたー」

なんてよろこんでると・・・







テントウムシ、

ココにもいました。














っていうか、どこにでもいます。ものすごくいます、テントウムシ。











クローバーの葉裏には、

テントウムシの幼虫。














いまにも羽化しそうなテントウムシのサナギ。














いま多摩川は、テントウムシ・パラダイスです。
ホビーガーデンでアブラムシにお困りの方は、多摩川へどうぞ。



ちなみにテントウムシは、

成虫よりも、

幼虫のほうが食欲旺盛です。








クモもいました。

カマキリやクモは、プラントを食害しにきた虫を食べてくれます。

農薬をつかわず木酢液などで害虫対策をすれば、

家庭菜園でも、あっというまに増えてくれます。







ところで散歩の気持ちよいこの季節、カモもたくさん見かけます。このカモは水面に首をつっこみながら「グワッ、グワワワッ」とヒトリゴトを言っていました。















カモを見つけると、すかさず周囲にヒトがいないことを確認してから、ついつい「グワッ、グワッ、グワーッ」と低い声でしゃべりかけてしまうタノシミがあります。草むらに身をひそめて話しかけると、だいたいミンナ気軽に返事をしてくれます。

水族館のペンギンはヒト慣れしてるので、「グワーグワー」と目の前で話しかけても、「ブワーッ」と、ものすごい大音量で返事してくれます。たまに係員さんがびっくりして見に来てしまいますが・・・。

2010年5月21日金曜日

多肉たちのいろんな生長

うちのハオルチアたちは、あいかわらず花がドンドン咲いてます。

イチバンでかいのが食べられるサボテン「サラダ菜」です。たまに水やりの時に、ちぎれてしまった葉っぱをつまみ食いしてます。抗酸化物質が豊富なので日焼けした時なんか、いいかもしれません。
いままでは、花が咲きにくい品種ばかり育てていたので、ウレシイのと同時に「やっぱ育て方がウマいから咲くのかな?」などとミノホド知らずな気持ちも抑えきれません。

ワタシの栽培スキルのおかげではないのは、よくわかってます。
単にあったかくなって酵素が動いたおかげです。


オブツーサという透明感あふれるハオルチアです。
「サラダ菜」につられるように花が咲きました。

ワタシは残念なほどモノ忘れがひどいので、
GETしたときの品種タグは、捨てられません。









大きな「サラダ菜」の株からちぎった挿し芽で、

あっという間に生長した

「サラダ菜・ジュニア」です。

この挿し芽は、冬の寒いときでもすぐ発根しました。







ブルゲリです。


毎日見てるので、大きくなってくれてるのかどうかは分かりませんが、このブログを追ってみてると、ガンバって大きくなってくれてるのが分かりました。








先日「国際多肉協会」の会長さんにお会いしたときに、ブルゲリのベストな管理方法についても、すかさずお訊ねしました。するとアフリカの現地で自生している「野良ブルゲリ」の写真を見せてくれながら、
「現地のブルゲリはねぇ、ペッチャンコでカサカサにひからびてる状態で自生してるんですよ。だから日本だと水のあげすぎで梅雨に枯らしちゃうの。」
・・・なるほど、写真を拝見するとほんとにぷっくりキレイにふくらんでるブルゲリなんてひとつもありません。

ブルゲリは、ひからびちゃっても休眠してるだけのようです。乾かし気味に管理して梅雨を超えさせてみようかと思います。

ちなみにアフリカへ野良ブルゲリを見に行った時、なんとブルゲリをガメちゃったヒトがいたそうで「もうブルゲリツアーはやらない」と、会長さんは残念そうにおっしゃってました。

やっぱしルールを守ることは、とっても大切ですよね。