とっても違和感があって、よく見てみると、なんと竹林に捨てられたデッカイゴミ袋が,宙に浮いてるんです。どうやら今年でてきた「タケノコ」が地面に捨てられたゴミ袋をつきやぶって生長して、5・6メートルほどの高さまでゴミ袋を持ち上げたようです。
「竹」のすさまじい早さの生長ぶりを目の前で見せつけられたわけです。「竹」が、どれだけあっという間に伸びてしまうかという逸話はたくさんあります。
家の床下から出てきた「タケノコ」が、一晩たったら屋根をつきやぶったとか、酔っぱらって寝てしまったヒトのネクタイが「タケノコ」にひっかかっていて、「タケノコ」があっという間に伸びてしまったせいで、首が絞まってお亡くなりになったとか・・・
「竹」は、めったに花を咲かせず、その開花周期は、なんと70年とも120年ともいわれてます。
なので交配はめったにせず、毎年根っこでガシガシと増えていきますが、ホントに根っこがつよくて切っても切ってもドンドン増えるし、陽当たりも悪くなるのでヤッカイ者扱いされてます。
そんなヤッカイ者の「竹」が、なんとオサレなiPhoneケースになってました!!
このエコ・フレンドリーなiPhoneバンブーケースは、米国オレゴンの、「engrave」と「TomitaDesigns」のコラボによるものだそうです。
このケースは、アーティスト達によってデザインされたもののなから選ぶこともできますし、オリジナルデザインのイメージでもカスタマイズしてくれるそうです。なによりうれしいのは、「ワールドワイドに発送してますよ!」とのことで、円高ドル安のいまならお買い得かもしれません。
しかも、このiPhoneケースが入ってたパッケージ自体がフォトフレームにもなってしまうというキメコマやかで、スゴすぎな商品力!!
ほとんど「竹害」ともいえるほどバンバン増える「竹」が原料ならば、環境負荷もないですし、iPhoneをお持ちのお父様に「父の日ギフト」としてもヨサゲです。
ちなみにワタシはiPhoneもってません・・・
ところで、実際にウラの竹林の処理にお困りのかたは・・・
切りたての竹を適当な長さにカットしてから火であぶって、ポタポタとでてくる液がものすごくカラダによいそうです。竹の驚異の生長の早さのヒミツは、なんといってもその酵素力の強さなんですが、竹はイネ科なので「ミネラル成分やシリカ」がとっても豊富だそうです。竹のエキスは肝臓や喘息にも効果があるし、このエキスを飲み水にちょっぴり混ぜてのんで良し、農作物にかけてよしやってよし! なんてマルチな活力剤なんでしょう!
5月のころ、3メートルほどにのびたタケノコのトップを1メートルほどカットすると、竹の節間に水が溜まるそうです。2・3週間して竹をゆらしてみて水がチャプチャプたまったら、竹をカットして中に溜まったミネラル豊富な「竹水」も、飲んで良し/かけて良し/やって良しだそうです。竹のなかにたまった水は、一ヶ月以上たって腐ったモノはもちろん飲めませんし、くれぐれもフレッシュなうちに利用するのがコツだそうです。
酵素・ミネラル・抗菌力が豊富なバンブーパワーで、ヒトも植物も元気になれるといいなと思いました。