亀甲竜が発芽しました。一人前の見た目になるまで、どのくらいかかるでしょうか?
楽しみです。
ガラス容器でウォールハンギングにしている多肉たちから、キノコが生えてきました。
スナゴケをつけると、ほぼ100%の確率でこのキノコが出現します。キノコが元気に生えている間は、テラリウムを眺めるたびに森の中にいるかのような妄想にひたれて幸せです。
さて、R-DWCシステムとは、Recirculation Deep Water Culture、つまり、2つ以上のグロウバケツを連結させて、すべてのバケツで培養液が循環できるようにセッティングしたハイドロポニック・システムのことをさします。1X1mスクエアの栽培スペースなら、リザーバータンク用バケツをのぞいて、4つのバケツがベストなセッティングの数となります。
R-DWCシステムの主なメリットは、スタンドアローンのDWCシステムよりも培養液量が多くなるので、おもにpH値やEC値が変わりにくくなって手間が減らせることと、リザーバータンクがあるので、培養液のpH値、EC値、水温調整などのメンテナンスがしやすく、培養液量も減りにくいってことです。
デメリットは、構造上どうしても各グロウバケツの培養液量の水位が常に高めになるので、根が直接空気に触れる部分が少なくなることです。
なので、水位が高いR-DWCシステムには、大きなポンプと大きなエアーストーンを使わないと、根っこの生長がものすごく悪くなります。
アクアリウム用のエアーポンプ、排気量10L/分で、4つのグロウバケツにエアーを送っていた時の根っこのようすです。培養液に浸っている部分の根っこは茶色く変色してきています。根が腐ってきているわけではなく、根の活力剤に含まれる有機成分が吸収できず、根の表面にこびりついて、茶色に変色しています。
その後、30L/分のブロワーポンプにチェンジしてみてから1週間弱(4つのグロウバケツに対して)。あっという間に根っこが伸びてきました。培養液のエアー量も見違えて多くなりましたが、音はほとんどしません。(ブロワーポンプは、使っていくうちに作動音がうるさくなってきたらお取り替えの季節なんだそうです。)
肥料イオンよりも分子が大きな有機成分を根っこが吸い込むには、酸素がたくさん必要です。なので、根っこがダイレクトに空気にふれることができるフラッド&ドレイン、ドリップシステム、あとココ培地などの有機培地は、根がゲンキに育ちます。
ということで、水位が低くできないR-DWCシステムには、浄化槽用などのブロワーポンプのほうが、値段もあまり変わらずエアー量は3倍以上になるので、ナイスなチョイスだと思います。
2015年11月11日水曜日
2015年11月6日金曜日
ポートランド・フェスティバル2015
先月の末、青山で開催されていた「Portland Festival 2015」を、のぞかせていただきました。
〜 創造的な都市として、食の楽園として、様々に表現されるアメリカオレゴン州の都市ポートランド。
とのことで、当日の会場には、その趣旨のとおりヒップスター感とクラフト感あふれる小粋な空間がひろがっていました。
都市のオープンエアで楽しむ「農」と「音」。
まさにアーバン・フォークライフ・・・といった感じでしょうか?
国内外ブルワリー、ワイナリーも参加なさってました。強烈なホップのアロマと苦味がたまらない「IPA」はクラフトビールの代名詞的な存在です。会場のどこにレンズを向けてもオサレに撮れるのが、さすがの演出力。
そして、安定のフワフワ空間を奏でてくれるデュオ「jan and naomi」も参加なすってました・・・
ということで、世界人口が70億人を超えた現代。
情報化と所得格差化が、なぜか同時進行してしまうという先進国で、自然回帰へ向かう人々のライフスタイルには、減らない豊かさと未来への希望を感じました。
そこでは豊かな暮らしを当たり前のように送っている人々の姿があります。
人と人との交わり、アートや文化への好奇心、DIYの精神。ゆるやかな様でいて、確かな芯のある彼らの心に通ずるものは何でしょうか。
今回は「URBAN OUTDOOR」というキーワードそれを考えたいと思います。都市も自然のつながりの中に存在しているもの。食べものは一番身近な自然としてそれを教えてくれます。
ファーマーズマーケットと同時開催するPortland Festivalが、ポートランドと東京をつなぐブリッジとなり、双方の街がより面白くなる一助になれば幸いです。 〜
とのことで、当日の会場には、その趣旨のとおりヒップスター感とクラフト感あふれる小粋な空間がひろがっていました。
都市のオープンエアで楽しむ「農」と「音」。
まさにアーバン・フォークライフ・・・といった感じでしょうか?
国内外ブルワリー、ワイナリーも参加なさってました。強烈なホップのアロマと苦味がたまらない「IPA」はクラフトビールの代名詞的な存在です。会場のどこにレンズを向けてもオサレに撮れるのが、さすがの演出力。
そして、安定のフワフワ空間を奏でてくれるデュオ「jan and naomi」も参加なすってました・・・
ということで、世界人口が70億人を超えた現代。
情報化と所得格差化が、なぜか同時進行してしまうという先進国で、自然回帰へ向かう人々のライフスタイルには、減らない豊かさと未来への希望を感じました。
2015年11月5日木曜日
CANNA COCO、 BIOCANNAの有機培地栽培スペース
2015年秋冬栽培は、ハイドロポニック・システムでの栽培スペースと、毎年定番となっている有機培地(CANNA COCO培地とCANNA TERRA培土)での栽培スペースを設けました。
CANNA COCO培地と、CANNA TERRA培土、この2種類の有機培地で育てる冬のミニトマトの味ときたら、もうホントに、全力でジャンプするほどのオイしさです。
とくに、CANNA TERRA培土とBIO CANNA肥料のオーガニックコンビでの栽培は、「有機栽培」という安心感だけじゃなくって、「ほぼスキルいらず! ダレが育てても勝手にオイしく育つ!!!」という最大の魅力があります。
こちらは10月26日にセッティングした直後、11日前のトマトたちの様子です。
こちらは今朝のトマトたちの様子です。根張りがよい培地と、培地専用の肥料を与えていると、とにかく生長がはやいです。もちろん十分な光をあてて、光合成量を豊富にすることも、早くゲンキな生長をさせるためには欠かせません。
GIB MHランプ600Wを NANOLUXバラスト600Wで50%減光ディミングしているので、約300Wの光量で育てています。
CANNA COCO培地とコンビで使うCANNA COCO A/B肥料は、BioVega、BioFloresとはちがって「無機肥料」、一般的に化学肥料とよばれるものですが、有機栽培に負けず劣らずオイしく、そして多収穫に育ちます。かといって、BIO CANNAの有機栽培がオイしいかわりに、あんまり収穫が出来ない、というわけではゼンゼンありません。毎年おこなっているCANNA COCOとBIO CANNA では、どちらも早くゲンキに育ち、同じくらいたくさん収穫できます。
と、いうことで、花の写真が一枚もないのもさびしいので、秋にうつくしく咲き開く「ダリア」の横顔をペタッと貼ってオシマイにします。
CANNA COCO培地と、CANNA TERRA培土、この2種類の有機培地で育てる冬のミニトマトの味ときたら、もうホントに、全力でジャンプするほどのオイしさです。
とくに、CANNA TERRA培土とBIO CANNA肥料のオーガニックコンビでの栽培は、「有機栽培」という安心感だけじゃなくって、「ほぼスキルいらず! ダレが育てても勝手にオイしく育つ!!!」という最大の魅力があります。
こちらは10月26日にセッティングした直後、11日前のトマトたちの様子です。
こちらは今朝のトマトたちの様子です。根張りがよい培地と、培地専用の肥料を与えていると、とにかく生長がはやいです。もちろん十分な光をあてて、光合成量を豊富にすることも、早くゲンキな生長をさせるためには欠かせません。
GIB MHランプ600Wを NANOLUXバラスト600Wで50%減光ディミングしているので、約300Wの光量で育てています。
CANNA COCO培地とコンビで使うCANNA COCO A/B肥料は、BioVega、BioFloresとはちがって「無機肥料」、一般的に化学肥料とよばれるものですが、有機栽培に負けず劣らずオイしく、そして多収穫に育ちます。かといって、BIO CANNAの有機栽培がオイしいかわりに、あんまり収穫が出来ない、というわけではゼンゼンありません。毎年おこなっているCANNA COCOとBIO CANNA では、どちらも早くゲンキに育ち、同じくらいたくさん収穫できます。
と、いうことで、花の写真が一枚もないのもさびしいので、秋にうつくしく咲き開く「ダリア」の横顔をペタッと貼ってオシマイにします。
2015年11月2日月曜日
Flood & Drainシステム と R-DWCシステムでの栽培。
2015年の秋冬(しゅうとう)室内栽培のセッティングが終わりました。
まずは、
TITAN フラッド & ドレイン・システム
と
GEMINI 再循環式のドリップ + R-DWCシステム
のグロウスペースを1mスクエアづつ設けました。
「PLANT!T タイタン」フラッド&ドレイン・システムでは、赤、黄色、オレンジのパプリカ(カラーピーマン)を育てていきます。
フラッド&ドレイン・システムの「勝手に育つ、しかも元気で多収穫!!!」という最大のメリットは、これまでミニトマトを育ててみて、バッチリと実感できていますが、パプリカの栽培をおこなうのははじめてなので、根域の水分・養分・温度など安定感を重視して、グロウテーブル一面にクレイ・ペブルスを敷き詰めました。培地が多い方が根まわりの環境が安定するので、気温など環境の変化に強くなりますが、フラッド回数を最低限におさえないと、根が酸素に触れている時間が少なくなるので、徒長型の生長にかたむきやすくなります。
TITANをはじめとしたフラッド&ドレイン・システムは、培養液をくりかえし使う「培養液循環型」なので、メインの培地は「クレイ・ペブルス」にします。
そして、最後に循環型ドリップシステムのPLANT IT「GEMINI」と、DIYで試行錯誤でなんとか完成させた循環型連結エアレーションシステム「R-DWC システム」のグロウスペースです。ここでは、パプリカのみ育てていきます。
まずは、
TITAN フラッド & ドレイン・システム
と
GEMINI 再循環式のドリップ + R-DWCシステム
のグロウスペースを1mスクエアづつ設けました。
「PLANT!T タイタン」フラッド&ドレイン・システムでは、赤、黄色、オレンジのパプリカ(カラーピーマン)を育てていきます。
フラッド&ドレイン・システムの「勝手に育つ、しかも元気で多収穫!!!」という最大のメリットは、これまでミニトマトを育ててみて、バッチリと実感できていますが、パプリカの栽培をおこなうのははじめてなので、根域の水分・養分・温度など安定感を重視して、グロウテーブル一面にクレイ・ペブルスを敷き詰めました。培地が多い方が根まわりの環境が安定するので、気温など環境の変化に強くなりますが、フラッド回数を最低限におさえないと、根が酸素に触れている時間が少なくなるので、徒長型の生長にかたむきやすくなります。
TITANをはじめとしたフラッド&ドレイン・システムは、培養液をくりかえし使う「培養液循環型」なので、メインの培地は「クレイ・ペブルス」にします。
そして、最後に循環型ドリップシステムのPLANT IT「GEMINI」と、DIYで試行錯誤でなんとか完成させた循環型連結エアレーションシステム「R-DWC システム」のグロウスペースです。ここでは、パプリカのみ育てていきます。
2015年10月27日火曜日
さあ、室内でテントを張ろう!
今年の室内栽培のために、「ハーベストグロウボックス120X120X200」 を組み立てつくってみました〜!!!
「ワオ! Heavy Duty! 丈夫な作りだね〜!」というのが大きな感想です。
ボックスのフレームの3方向ジョイントパーツが、従来のプラッチック製ではなく、スチールパイプ製なので、耐候性がプラッチックのものよりも強く、ある日突然パキッと割れたりしないと思います。あと、従来のグロウボックスよりもフレームパイプ自体が丈夫なので、ボックスの上に多少重たいものを置いてもフレームが「ぐにゃっ」と曲がったりしません。とにかくタフ!
フレームを組み立て終わりました。組み立てスペースの広ささえ確保すれば、カンタンにできます。ひとりでできます。マダムでもできます。
厚手なポリ・キャンバス地のカバー部分をスポッとかぶせてみました。ひとりでできます。マダムでもできます。生地がとても厚く、ヨレやコスレなどの使用ストレスに強そうです。
使ってみてはじめてわかるディティールの便利さも発見! メインドアの留め具パーツが、マジックテープではなくフックになってます。
メインドアを開けたまま植物たちの様子をチェックする間、このフックをどこかに引っ掛けられるので、とってもラクです。
メインドアの留め具パーツが、従来のようにマジックテープの場合、グロウボックスのサイド面にある「ひっつけ面」まで、ドアをグイグイッとひっぱって、ペタッとひっつけなくてはなりませんでした。ところが、マジックテープを止められる位置が高いので、手が届かず放置・・・
メンドくさくて、ついつい開けっ放しにしてると、今度はメインドアがブラブラと顔面をさまようので、ジャマくさくてイライラ〜。仕方なく踏み台を持ってくる・・・
といった具合に、グロウボックスを開けるたびに、「メンドくさい V.S. ジャマくさい」の闘いがストレスでした。
ということで、ホントに細かなことですが、グロウボックスのメインドアを開けっ放しにしておけるフックがついているおかげで、ついに長年の葛藤が解消されました・・・
ちなみにこのフックは本来、ボックス本体のサイドに引っ掛けてドアを開けっ放しにできるのですが、ボックス本体をお部屋の壁ギリギリに設置すると、ボックスのサイドに手が入らないこともあると思うので、そんなシチュエーションでもメインドアを開けたままにしやすいように考えられているのでは? と思いました。
完成したハーベストボックスには、循環型ドリップシステムのPLANT IT「GEMINI」と、DIYで試行錯誤でなんとか完成させた循環型連結エアレーションシステム「R-DWC システム」をセッティングしました。ここで、パプリカを育てていきます。
ハーベストボックスには、1.2mスクエアX高さ2mと、2.4X1.2m面積X高さ2m の2種類のサイズがありま〜す。
「ワオ! Heavy Duty! 丈夫な作りだね〜!」というのが大きな感想です。
ボックスのフレームの3方向ジョイントパーツが、従来のプラッチック製ではなく、スチールパイプ製なので、耐候性がプラッチックのものよりも強く、ある日突然パキッと割れたりしないと思います。あと、従来のグロウボックスよりもフレームパイプ自体が丈夫なので、ボックスの上に多少重たいものを置いてもフレームが「ぐにゃっ」と曲がったりしません。とにかくタフ!
フレームを組み立て終わりました。組み立てスペースの広ささえ確保すれば、カンタンにできます。ひとりでできます。マダムでもできます。
厚手なポリ・キャンバス地のカバー部分をスポッとかぶせてみました。ひとりでできます。マダムでもできます。生地がとても厚く、ヨレやコスレなどの使用ストレスに強そうです。
使ってみてはじめてわかるディティールの便利さも発見! メインドアの留め具パーツが、マジックテープではなくフックになってます。
メインドアを開けたまま植物たちの様子をチェックする間、このフックをどこかに引っ掛けられるので、とってもラクです。
メンドくさくて、ついつい開けっ放しにしてると、今度はメインドアがブラブラと顔面をさまようので、ジャマくさくてイライラ〜。仕方なく踏み台を持ってくる・・・
といった具合に、グロウボックスを開けるたびに、「メンドくさい V.S. ジャマくさい」の闘いがストレスでした。
ということで、ホントに細かなことですが、グロウボックスのメインドアを開けっ放しにしておけるフックがついているおかげで、ついに長年の葛藤が解消されました・・・
ちなみにこのフックは本来、ボックス本体のサイドに引っ掛けてドアを開けっ放しにできるのですが、ボックス本体をお部屋の壁ギリギリに設置すると、ボックスのサイドに手が入らないこともあると思うので、そんなシチュエーションでもメインドアを開けたままにしやすいように考えられているのでは? と思いました。
完成したハーベストボックスには、循環型ドリップシステムのPLANT IT「GEMINI」と、DIYで試行錯誤でなんとか完成させた循環型連結エアレーションシステム「R-DWC システム」をセッティングしました。ここで、パプリカを育てていきます。
ハーベストボックスには、1.2mスクエアX高さ2mと、2.4X1.2m面積X高さ2m の2種類のサイズがありま〜す。
2015年10月19日月曜日
2015年 秋冬室内栽培スタートです。
さて、2015年秋冬の室内栽培の苗たちのセッティングまで、なんとかこぎつけました。毎年育ててるミニトマトに加えて、今年は疲労回復効果が高いという「パプリカ」にトライです。
先週の苗たちの様子です。グロウルームに苗たちをセットした当日は、MH250Wのランプを50%ディミング(減光)、60cmほど離した高さから光をあててスタートしました。
それから一週間後の、今朝の様子。MH250Wをディミング100%、約40cm高さまで苗に近づけました。幼苗期や挿し木には蛍光灯が主流ですが、光量を調整できるタイプなら(ディミング)、幼苗から生長期にかけて幅広く対応できて便利です。
ところで、今年の夏に野生動物に荒らされて、新しく出たシュートをボッキリと折られてしまったバラです。葉もほとんど落ち、小さな芽がポツポツと出るだけの瀕死の状態でしたが、何の気なしに有機活力剤ミックスの葉面スプレーをしてみました。すると、その翌日から、葉っぱたちがミルミル大きく広がり、なんとか復活のきざしを見せ始めてくれました。スプレーした活力剤は、Fish-Bone、Zym-Zym、Flavory-inの2000倍希釈液です。有機活力剤の成分は、主にアミノ酸、有機酸、酵素、ビタミン、天然ホルモン、糖分などですが、発根作用の高いアミノ酸を葉面スプレーすると、根っこに送られるので、結果的に根の生長促進になります。
とはいえ、アミノ酸だったらなんでもいいわけではなく、植物に吸収されやすいアミノ酸と、そうではないアミノ酸があるので、Fish-Bone、Zym-Zym、Flavory-inには、即効性の高いアミノ酸がたくさん含まれてます。
晩秋になり、木々に残る葉の色がどんどんトーンダウンしてきました。猫たちは、動きがスローリーになった昆虫たちに興味津々です。
うわっ! 食いちぎられたカマキリのウデを発見してしまいました。これは猫たちのしわざではありません・・・では、犯人は?
産卵間近となったメスのカマキリでした。オスをバリバリと食べてしまうなんて、なんて残酷な! と思いますが、タマゴを抱えているうえ、気温が下がる夜のせいで思うように動けず腹ペコなんだと思います。虫たちにとって次の世代にバトンタッチすることは、命がけなんですね〜。
カマキリのすぐ近くに赤とんぼが止まっていましたが、カマキリもトンボも思うように動けないみたいです。
ところで今年大豊作となったキャットニップでしたが、種がブンブンこぼれ落ち、近くに置いてある植木鉢たちをオキュパイし始めました。
梅、ロウバイ、枯れた土だけになったプランター、バラの根元、ホントにあっちこっちから平然とキャットニップたちが多発しています・・・
それにしても、かえすがえすも理不尽だと感じることは、近所のノラ猫ときたら、こんなに大量に生えてきたキャットニップには目もくれず、葉が数枚しかでてきていない、まだ小さな「マタタビの木」を食いちぎり倒していくという現実です。
先週の苗たちの様子です。グロウルームに苗たちをセットした当日は、MH250Wのランプを50%ディミング(減光)、60cmほど離した高さから光をあててスタートしました。
それから一週間後の、今朝の様子。MH250Wをディミング100%、約40cm高さまで苗に近づけました。幼苗期や挿し木には蛍光灯が主流ですが、光量を調整できるタイプなら(ディミング)、幼苗から生長期にかけて幅広く対応できて便利です。
ところで、今年の夏に野生動物に荒らされて、新しく出たシュートをボッキリと折られてしまったバラです。葉もほとんど落ち、小さな芽がポツポツと出るだけの瀕死の状態でしたが、何の気なしに有機活力剤ミックスの葉面スプレーをしてみました。すると、その翌日から、葉っぱたちがミルミル大きく広がり、なんとか復活のきざしを見せ始めてくれました。スプレーした活力剤は、Fish-Bone、Zym-Zym、Flavory-inの2000倍希釈液です。有機活力剤の成分は、主にアミノ酸、有機酸、酵素、ビタミン、天然ホルモン、糖分などですが、発根作用の高いアミノ酸を葉面スプレーすると、根っこに送られるので、結果的に根の生長促進になります。
とはいえ、アミノ酸だったらなんでもいいわけではなく、植物に吸収されやすいアミノ酸と、そうではないアミノ酸があるので、Fish-Bone、Zym-Zym、Flavory-inには、即効性の高いアミノ酸がたくさん含まれてます。
晩秋になり、木々に残る葉の色がどんどんトーンダウンしてきました。猫たちは、動きがスローリーになった昆虫たちに興味津々です。
うわっ! 食いちぎられたカマキリのウデを発見してしまいました。これは猫たちのしわざではありません・・・では、犯人は?
産卵間近となったメスのカマキリでした。オスをバリバリと食べてしまうなんて、なんて残酷な! と思いますが、タマゴを抱えているうえ、気温が下がる夜のせいで思うように動けず腹ペコなんだと思います。虫たちにとって次の世代にバトンタッチすることは、命がけなんですね〜。
カマキリのすぐ近くに赤とんぼが止まっていましたが、カマキリもトンボも思うように動けないみたいです。
ところで今年大豊作となったキャットニップでしたが、種がブンブンこぼれ落ち、近くに置いてある植木鉢たちをオキュパイし始めました。
梅、ロウバイ、枯れた土だけになったプランター、バラの根元、ホントにあっちこっちから平然とキャットニップたちが多発しています・・・
それにしても、かえすがえすも理不尽だと感じることは、近所のノラ猫ときたら、こんなに大量に生えてきたキャットニップには目もくれず、葉が数枚しかでてきていない、まだ小さな「マタタビの木」を食いちぎり倒していくという現実です。
2015年10月9日金曜日
再循環システムで、アルガンツリーの挿し木取り
日暮れ後の肌寒さにそなえて、一枚多く着込んで朝出かけてみると、日差しの強さで汗をかきつつ「やっぱ暑い。まだ夏だ。」となんだかウレシい気になります。
さて、「アルガンツリー」の枝の挿し木取りに挑戦です。再循環システム「GEMINI」を挿し木マシーンとしてご活用です。アルガンの木の枝は、トゲがあることをのぞけば、見れば見るほど「ツゲ? イヌツゲ?」と言われるほどツゲに似てます。
人生初のアルガンツリーの挿し木取り、さて、どうなることやら・・・
時間と手間をかけまくる室内栽培や挿し木取りとは、うってかわって、放置プランターに勝手に生えてきた「コムラサキ」。8月から「なんか生えてきた」と気がつき、少なくとも3回くらい引っこ抜こうと思いつつ面倒くさくて放置した結果、ここまで育ってくれたのが、なんだかとっても健気に思え、写真を撮った後ポリポットに植え変えておきました。1メートル以上になる低木だそうです。
ほぼ放置栽培で、株分けもしないうちに花を咲かせてくれたオンシジウムも健気です。蘭というものは、花が咲くまではちょっと地味な見た目で「なんのためにここに置いたんだっけ?」などと罰当たりなことを思ってしまいます。
多肉たちの花も、いよいよ開き始めました。種ができたら保管しておこうとも思いますが、地面に落ちた種が勝手に発芽して勝手に大きくなることも少し期待してます。
さて、「アルガンツリー」の枝の挿し木取りに挑戦です。再循環システム「GEMINI」を挿し木マシーンとしてご活用です。アルガンの木の枝は、トゲがあることをのぞけば、見れば見るほど「ツゲ? イヌツゲ?」と言われるほどツゲに似てます。
人生初のアルガンツリーの挿し木取り、さて、どうなることやら・・・
時間と手間をかけまくる室内栽培や挿し木取りとは、うってかわって、放置プランターに勝手に生えてきた「コムラサキ」。8月から「なんか生えてきた」と気がつき、少なくとも3回くらい引っこ抜こうと思いつつ面倒くさくて放置した結果、ここまで育ってくれたのが、なんだかとっても健気に思え、写真を撮った後ポリポットに植え変えておきました。1メートル以上になる低木だそうです。
ほぼ放置栽培で、株分けもしないうちに花を咲かせてくれたオンシジウムも健気です。蘭というものは、花が咲くまではちょっと地味な見た目で「なんのためにここに置いたんだっけ?」などと罰当たりなことを思ってしまいます。
多肉たちの花も、いよいよ開き始めました。種ができたら保管しておこうとも思いますが、地面に落ちた種が勝手に発芽して勝手に大きくなることも少し期待してます。
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