田植えまえの水田に、ツバメのカッポーが巣作りのための材料を集めてました。
ツバメは、思ったよりもずいぶん水が好きなようで、その昔に、建て替え途中で空き地になったご近所の土地から湧水が出てきて、水がチョロチョロと流れ出ていたことがありました。ツバメたちは、日に何度も水のまわりを蝶々のようにヒラヒラと舞っていました。
ところで、今年も梅雨入りしました。ゴールデンウィークからスタートして、なにかと行事の多い5月が終わって、やっと予定フリーな週末にポツポツとありつける頃ではないでしょうか?
梅雨時期の植物園や森林公園は、チルモードなのでおすすめです。
5月の紫外線バクダンのようなギラギラした晴れた日よりも、うすぐもりな6月なら長くゆったり歩いても、クタクタに疲れないし、木々の香りもGoodです。植物園でいちばん数字をもってるトップスター、春のバラがピークを過ぎ、アジサイなどをのんびり見にこられた植物愛好家のかたが多くなって、雰囲気もベターです。
ミツバチたちも活発に働いていて、かわいいさかりです。
花粉まみれで、ひとりホーリー祭状態のミツバチ。
ピークを過ぎても、修景バラと空とのコントラストに圧倒されます。
平塚にある「花菜ガーデン」は、バラとクレマチスを一緒に植えたいマダムにとって必見です。配色がとても美しく、いままで見たバラ園のなかでベリーベストでした。
2010年に開園されたとのことで、園内の植物のゾーン配置やディスプレイが、モダンでとてもステキでした。欲しいバラを見つけると、後先を考えず、なにがなんでもGETしたくなるおヒトには、かなりデンジャラスなゾーンですので、これから初めてバラを育てたいおヒトに、とってもおすすめです。
バラ以外にも、日本を代表する紅葉ゾーンや、神奈川で誕生した甘柿をはじめとしたパーシモンゾーン、食べるためのハーブや野菜ゾーン、百合ゾーンなど。
系統別に区分けされているのですが、開花時期にあたったゾーンはほぼ咲きそろうため、見応えがあります。
一方、こちらは・・・
今年はギリギリ今週の日曜日で終わってしまった、秩父のポピー畑でした。
初夏の新緑は、うつくしい花々を愛でられるだけでなく活力とインスピレーションがもらえます。しかし、もうひとつのお楽しみは、近くの道の駅やファーマーズマーケットで、その土地のお弁当や食材をたんまり買いこんで家路につけることでしょうか。
道の駅「はなぞの」、JA花園のちかくにある埼玉県花植木流通センターでは、3メートルもある庭木にできる耐寒性の「ココスヤシ」や、テキーラの原料として有名な、2メートルもの「アガベ」こと「リュウゼツラン」、冬もなんとか外でOKで、手軽な庭木にもなる「フェニックス・ロベレニー」や「ユッカ」、そして「コルディリネ、レッドスター」などなどなどが、ベックラお買い得なお値段で売られていました。ちかくには運搬用の貸し軽トラがありまして、「値段に送料は入ってないので、自力で運んでください」ということでのお値段だと思います。
エキゾチックなお庭をお考えの方には、おすすめなスポットです。