2017年8月31日木曜日

初摘みのホップと、ハイドロポニカリーな資材について。

夏の終わりを感じさせる関東です。

天気予報を見ると、しばらく快晴にはならないようなので、今週初めの日曜日に、強行突破で漬けていた梅干しをネットに並べて干しましたが、晴れたり曇ったりのお天気がつづくので、いつまで干していたらいいのか、わかりません。

ところで、今年はじめてカスケードホップを収穫しました。



















春に根っこをトリミングしすぎてしまい、生長が遅かったので、まめにPK肥料開花促進活力剤をあげていました。ツル性植物は、つくづくPK肥料でよく肥大すると感じます。




















摘んだカスケードホップから、葉っぱとツルをはずしたところです。これだけ大きくなってくれると、苦労が報われた、という満足感がみなぎります。
























今年、大きなプランターに植えたカスケードホップです。
たわわに花をみのらせたホップは、さわやかで夏らしい景色です。
ホップを育てている人ならば、だれもがそう感じる、と思い込んでいます。



























週明けの二日間の暑さで、パプリカも赤く色づきました。
茎ががっしりと太く、節間がつまってコンパクトに生長すると、花付きも実付きもよく、おいしい収穫物がたくさんとれます。


























今月はずっと雨ふりの日が多く培地がずっと湿っていて、培養液をふんだんにあげることができなかったので、老化した葉っぱを欠くことよりも、よぶんな新芽を欠くことに力を注ぎました。新芽つみは、果実の肥大に効果があるようです。


























室内栽培のメロンを収穫して食べた後に残ったF2品種のメロンの苗です。
超テキトーに蒔いてしまっても、発芽してグングン育ってしまうところが、キャナ・ココ培地のすごいところです。このココ培地は、昨年の秋から半年ほど室内栽培に使用し、屋外で再利用していますが、パーライトなど混ぜなくても根張りよくハモグリバエにも負けず、がっしりと育ちます。再利用でも空気を多く含めるのは、キャナ・ココ培地 だから、です。




























野菜をじょうずに育てて、おいしく、たくさん収穫するためには、豊富な経験と知識が欠かせません・・・ということは、あたりまえの常識です。

ところが、水耕栽培、ココ栽培、ポッティング・ミックス栽培などのハイドロポニカリーな栽培は、マニュアル通りに育てるだけで、だれでも、どこでも、どんな季節でも、熟練した技と知識が実践できる栽培方法です。



















たとえば、植物は生き物だから、赤ちゃんから大人になるまでが一番手がかかるっていう大前提は、ゼッタイに忘れてはならないことなので、

発芽したばかりの幼くて繊細な根っこが、ムリなくスピーディーに伸びて、なにごとにも悩まされずにグングン育つためには、クリーンで水分と酸素を適度に保っていて、プラス、最適なpH値になっている培地と、

ベビーフードのように吸収性が高く消化に負担をかけない養分を与えて、風邪をひかないような温度と湿度、適度な光がある環境を保つ、ってことが大切で・・・








収穫の品質と量を左右する、もっとも大切な生長期は、その段階に適した養分と水分を、植物の都合にあわせて与えて、とにかく根をたくさん伸ばす、

どんなにまちがっても根が伸びるのをジャマしてしまうような、濃くて過剰な培養液を毎日与えるようなことはゼッタイにしないで、やや乾かし気味の水やり、またはドリップ管理をすることが、最大の勝敗の決め手になるし・・・



















根張りさえよく育ってしまえば、多少のムリはきいてしまう開花期は、やはり開花期にあった養分プラス、おいしく大きくなるマル秘・裏技的な養分を植物の都合に合わせて与えていって、ただし、根っこの生長はストップしているので、根ぐされが起こるような水やりだけには気をつけて・・・























つまり、半生をかけた経験とカンはもちろん、目玉が飛び出る値段の分析機器、これらを使いこなす知識がないと、絶対に出せない答えが、ハイドロポニック・メーカーの製品には詰め込まれているわけです。



















なので、ちゃんとしたハイドロポニック・メーカーの資材を一通り使っているのに、徒長してしまうとか、生長障害がでてしまうとか、カビや虫がたっっくさん出てしまうとか、多収穫に育たない、という場合は・・・




























水やりや栽培システムのはずせないマニュアル、肥料濃度、光の強さや温度、湿度、植物どうしの間隔など、最低限のマスト事項を理解していないか、勘違いしているか、問題外のメンドクさがり方をしてしまっているとか・・・


などなどを改めて確認してみると、解決することがほとんどです。


植物に最適な光は、必要なだけ強く、太陽とおなじスペクトル(光の色の幅)を、やわらかく、植物全体にあますことなく均一に、が、もっとも光合成効率が高くなってベリーベストです。

























ちなみに、スペクトルとスペクトラム、この類似した単語にはちょくちょく混乱させられます。

両方とも「周波数」「分光」という同じ意味をもちますが、本来の語源には「範囲」とか「広がりの幅」とか、そんな様子を表す単語のようです。

で、日本では光の色の周波数範囲を示す時は「スペクトル」、ラジオとか電波とかの周波数を示す時は「スペクトラム」、と慣習的に使い分けられているようです。
(にわか調べなので、100%正しく説明できていないと思います。)




2017年8月21日月曜日

いつまでたっても、梅干しを干せない 8月。

おかげさまで、「タマ・プラントフードTシャツ」がそろそろ終わりです。サイズや色のご希望にお答えできないことがありますので、どうかご了承ください。






「 実るほど こうべを垂れる 稲穂かな 」

年齢を重ねて高い人格がそなわるほど、腰がひくく謙虚な人がらになっていくものだ・・・という、あるべき心のあり方を示す日本ならではの素晴らしいことわざです。 
低気圧がつづくと腰やヒザが痛む私にとっては、「 ムダに肥大して身体のあちこちに負担をかけすぎていると、シャキシャキ歩けなくなっちゃうぞ! 」というフィジカル面への戒めのようにも思えます。

























さて、梅雨があけたら干せるように仕込んだ今年の梅干しでしたが、まぁっっったく干せません。梅干しは、3日晴れの日が続く天気予想のタイミングで干すのがよいとのことですが、ここ最近は3日どころか1日たりともスカッと晴れません。


長雨の天候不順つづきで、関東以北の農家さんたちは作物の生育不良に悩まされていらっしゃいます。ここで育つトマトたちも、赤く熟す前にパッカパッカ割れてしまい、ダンゴムシ牧場と化してしまいました。 かろうじて水が好きなパプリカは、順調に肥大して色づいてきました。



























大きなプランターに今年植えたカスケードのリゾームがつけた毬花のブラクトがふぁっと広がり、収穫の頃合いとなっています。 毎年夏休みの間に水不足になってしまうのですが、この天候不順のおかげで花つきが順調です。






















最近は、熟したブルーベリーを食べるぶんだけ収穫して朝食に出すことが、毎朝の日課となっています。ティフブルー、バルドウィン、あともうひとつ名前を忘れた品種を育てていますが、一番はやく熟したのがティフブルー、次にナントカ品種、最後がこの写真のバルドウィンでした。 ブルーベリーは思ったより水が好きなようで、この天候不順が果実肥大をさらに後押ししてくれました。


























バルドウィンは、私が育てたことのあるラビッドアイ系のブルーベリーのなかでは、果実がイチバンでかく、あまい品種です・・・が、ブルーベリーに限らず野菜やくだものの味やサイズは、培地の種類とか肥料の内容で、かなり変わるので、なんともいえません。
ただひとつ言えることは「 養液栽培のブルーベリーは、だれでもたくさんおいしく収穫できるイチバンの近道! なにしろ、ザツな私でも豊作にできる確実さ! 」です。
ちなみにこのバルドウィンは、ココ培地 + 無調整のブラックピートをミックスした培地を布製のエアロポット10ℓに植えているので、根詰まりや根ぐされにも無縁です。
(お恥ずかしながら2年間、もしかしたら3年間も植えかえていません。)
花がついた頃から、Tama PKFlavory-in を 定期的にあげてます。








天候不順の恩恵にあやかったのは、パプリカとブルーベリーだけではありません。
部屋のなかでシオレ気味になったところを発見し、「これは確実に枯れ死ぬパターン」と思われていたエアープランツ「キセログラフィカ」。 ホップがからむパーゴラの下で雨ざらしにしたところ、あっというまにべろべろとデカく育ちました。

























これに味をしめ、部屋のなかにあった極小エアープランツたちを、ぜ〜んぶ外に出しました。 ながめていると気持ちのわるいニヤけ顔になってしまうほど、スピーディーに大きくなっています。 エアープランツたちを大きくするコツは、「梅雨から晩夏は、半日陰で雨ざらし」が正解なのかもしれません。



























「真夏のさかりなのに、とことん晴れる気がないんなら、やることはただひとつ!」
そうです、挿し木とりです。 高い気温と多湿で伸びすぎたセージのトップをカットしたあと、思わず土に挿しておきました・・・ 一週間たらずで発根してました。セージ以外にも、ホップ、ブルーベリー、アジサイ、そしてマンゴーですら、挿し木とりが楽勝です。




























農薬がキライ、虫とかクモは平気な私のガーデニングスペースは、夏の間クモの巣だらけになります。 たまに私のすぐ後ろを、ものすごい羽音をさせてスズメバチが通過していきますが、餌となる幼虫探しに夢中で、私には目もくれません。
蜘蛛の巣を利用して脱皮していったカマキリ。いまはブルーベリーの葉にひそんでエモノを待ち受けています。

















2017年8月4日金曜日

でかいな。バケツ稲の出穂。

関東では、夏と思えないような涼しい涼しい8月突入となりました。
明け方、ズッシリと重みを感じ金縛りかと不安になると、我が家の猫たちがフトンの上にのってました。それほど肌寒かったようです。


ところで、今日ふと気がつくと、すべての稲たちが出穂してました。




















「バケツで実践 超豪快イネつくり1粒のタネが1万粒に!」この本の栽培マニュアルは最強です。ホントにいともカンタンにデカくデカく育ちます。


























開くために待機している ツボミ? がギッシリつまってます。皮を半分だけむいたトウモロコシに似てます。



























開花してオシベが伸び出してきています。



























開花をアップにすると、こんなふうにヒラヒラしていました。




























めさぜ! ひとつぶ万粒(まんりゅう)!!!  




























今年プランター栽培している「Cascade Hop」の花です。毛花が、やや大きくなって毬花になりつつある段階です。

2017年7月31日月曜日

7月も今日で終わりです。

ただいま、オンラインショップタマ・プラントフード製品か、送料無料になったご注文の方に、Tシャツ配布しておりますが、色、サイズともに残数にかたよりがでてきましたので、シティーグリーンをはじめ、インディゴ(青)、セメント(グレー)の3色、スリムフィットのメンズM、L のうち、ご希望があれば備考欄にご記載ください。







とくにご希望がない方につきましては、
「この色、このサイズがお似合いだわ、きっと。」
と決めつけてお送りしておりますので、どうぞご了承くださいませ。










さて、土曜日は電車がとまるほどのゲリラ豪雨にみまわれた川崎+横浜でした。
うっかり洗濯物を干しっぱなしでまんまと外出し、干す時の、何倍にも重たくなった洗濯物どもの後始末ほど惨敗感を強く感じさせるものはありませんでした。


しかし、先日収穫した室内栽培メロンを食べた後のタネをベシャッと捨て蒔いたところ、まんまと発芽してました。ゲリラ豪雨のおかげでしょうか?
F2品種となるので、大きく育てたところでどんなシロモノになるのか、不安しかありません。 F1ですら、あれだけ手間がかかったわりに、味が・・・









夏に育てるパプリカは、なんと生長がはやいんでしょう! 気分がいい!!!
秋冬の室内栽培は、花が咲いてから収穫まで3ヶ月以上かかりました。
それでも、実が色づくまで待てずに、緑色のままピーマンとしていくつか消化してしまっています。









寄せ植えなどに人気の「ユーカリ・グニー」は、苗で売られているときは、こぢんまりとしたハーブにしか見えないのに、夏はおどろきのスピートで伸びてボッサボサになります。買ったときは、いくらちっちゃくても、やはり樹木なんですね。
最近、小さな葉っぱしか出てこないな。と思っていたら、お食事中の犯人に出くわしました。










予想以上にデカくデカく育ちます、バケツ稲。









さかんな分げつとともに、そろそろ出穂(しゅっすい)しそうな太り具合です。
まわりの雑草をそろそろ本格的に刈り取らないと、カメムシにやられてしまうかもしれません・・・頭ではわかっているんですが、暑すぎるんですよね。





2017年7月21日金曜日

タマ・プラントフードのTシャツ。

「 こんなに暑い中、毎日がんばっているんだから、
少しくらいいいコトあったって、バチはあたらんだろう! 」

というアナタに、ちょっとしたラッキーを・・・
送料無料のお買い物をしてくだすった方に、プレゼントしてます。






ご希望の方は、ご注文時の備考欄に、サイズと色をサラサラっとご記載ください。
(色とサイズに限りがありますので、ご希望に添えないこともあります。ご了承ください。)

Tシャツボディは、ガラガラ洗えるヘビーデューティーな  United Athle  を使用。
サイズは メンズ M L ですが、ナウでヤングなスリムフィットタイプなので、
腕の太さには自信があるマダムでMサイズがGood、ちょっとルーズに着たい、いつもはMサイズのメンズには がオススメです。


さて、30℃をこえる連続夏日のおかげで、トマトたちが色づくサイクルが早くなってきました。今月はじめまでは、せっかく甘く完熟したトマトを、ことごとくカラスどもに持って行かれてましたが、そろそろアイツらも飽きてきたか、ほかにもっとオイシイものが実るスポットを見つけたみたいです。



























「まぁ、野鳥にちょっとくらい食べられてもいいじゃあないか!」などと太っ腹になれないのが、丹精込めた「ブルーベリー」です。おいしく熟した実だけ選んでもっていくムクドリ対策に、網目の小さいネットをかけてやりました。しかし今年は、恐怖の「イラガ」が大量発生してしまい、それでなくても傷の治りが遅いお年頃なのに、イラガがいると知らずに触りまくった腕に、いまも残されてた傷あとがくやしい限りです。

























ガーデニング好きにとって、夏の虫刺されや日焼けは「 勲章 」です。
とはいえ、そこに夏バテもプラスされてくるアラフィフ女子としては、近頃では毎朝のプロティンが欠かせません。
そして、仕事のあとのビールも! 昨年植えたカスケードのリゾームが、こんなに大きな花をつけました。ホップを二年目で早く大きくするコツのひとつは、有機質が豊富で、踏めばフカっとするくらいに、ヤワラらかな土壌に植えるコトだと、思いました。




























ホップによく似た花をつける「オレガノ・ケント」。
背が高く深鉢のポットに植えたところ、風通しがいいせいか夏の蒸れにも負けず、のびのびと咲き続けています。




























多湿を嫌うといわれる蜜源植物ブッドレアですが、有機肥料と水やりをこまめに与えると花持ちも香りもよく、次から次へと花が咲くようです。
毎朝、アゲハ蝶をはじめ、なんだかよくわからないチョウチョ、花アブ、アリンコたちが花のまわりをウロウロしています。






















2017年7月12日水曜日

室内栽培メロン収穫しました。

この度の九州北部豪雨により、被害に見舞われた方に心よりお見舞い申し上げます。安心と普段の生活を一刻でも早く、取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。

日本は地形的にどうしても、これからの季節に自然災害がふえてしまうのですが、今現在もテロの脅威が続くヨーロッパの方からも、安否を気遣ってくれる言葉が届きました。自然災害による犠牲とテロによる犠牲、どちらも残された人々の心に傷あとと深い後悔を残します。

ここ数年・・・思い起こせば2011年以来、海外の方とかわすメールのやりとりのきっかけが「互いの国で起きた災害やテロを見舞うため」ということが、本当に多くなりました。
とくにヨーロッパでテロが多発した昨年から今年にかけて、「またか・・・本当に大きな問題だね。でも絶対テロには屈しないよ。」というやりとりを、一体何度したことでしょうか・・・




バケツ稲ども、元気にそだっています。




















この本のとおりに、土作りと肥料施肥をしているおかげです。
オーガニック栽培だろうと、無農薬栽培だろうと、化成肥料栽培だろうと、やっぱり完成された栽培マニュアルというものは、とても貴重です。







「マニュアルどおり」という言葉は、あまりポジティブにとらえられない風潮がありますが、農作物に関しては、長年の経験、研究、知恵、情熱などなどがいっしょくたになって、それを最高に洗練させたものが栽培マニュアルなので、もしそれが利用可能ならば、それを無視して自己流でなんとなく育ててしまうのは、あまりにももったいないと思います。

それに、根張りを多く元気で健康に育てられれば、与えた肥料ほぼすべてが植物に吸収、同化されるので、土壌や収穫物に残留するリスクも、とても小さくなります。

残留農薬や残留肥料を気にかける人がとても多いのですが、安心な肥料やフラッシング剤を探すより先に、元気に育てるほうが手っ取り早い・・・ということになります。





室内栽培メロン、収穫しました。
なによりもこの私自身が、栽培マニュアルの大切さを身にしみて理解したばかりです。
今回は実ってから、湿度を上げるタイミングが遅すぎました。今度はがんばります・・・もしまた育てることがあればですが。






















その点、ミニトマトの丈夫さといったら、神々しいくらいです。
去年こぼれた種から勝手に発芽したトマトですが、フサナリ、スズナリ状態です。
葉っぱが白く汚れているのは、炭酸カルシウムをばら撒いているからです。
炭酸カルシウムの葉面散布は、露地栽培の野菜には欠かせません。クセになるほど丈夫で元気に育ちます。



























むらがっていたテントウムシダマシも、姿を消しました。カルシウム散布との関係はハテナです。

























マンゴーの果実が大きくなってきました。もっと大きくなっている果実もありますが、果実専用ネットがないので、使わなくなったキッチン三角コーナーのネットをかぶせて、しのいでいますが、あまりにも見た目が美しくないので写真は載せられせません。



























雨がパタリと降らなくなってから、ひまわりどもが咲き始めました。
景色はもう夏本番! でっす。















2017年7月4日火曜日

凱旋〜がいせん〜帰国子女のアジサイ。

その昔、シーボルトが西洋につたえた日本古来の植物のひとつ「あじさい」。

バリバリ昭和世代のわたしにとってアジサイという植物は、どこのお宅の庭先でも目にするような、とても身近な庭木のひとつでしたので、「アジサイはさ、丈夫だから土に挿せばいくらでも増えるんだよなぁ〜。うっかり植えられないね! 」レベルでしか見ていませんでした。
「梅雨の時期に好きな色目のアジサイを見つけたら、そのお家の方に頼んで一輪いただき、土に挿して増やすのよ、賢いでしょ? 」というマダムもめずらしくありません。
























しかし、かれこれ150年以上も前にアジサイがシーボルトによって西洋に紹介したり、中国からエゲレスにわたったり、なんだりかんだりで、アジサイは西洋で人気の高い花として品種改良がおこなわれた結果「ハイドランジア(西洋アジサイ)」として、さまざまな色の品種が誕生したそうです。
アジサイは、一輪でブーケといえるほど花の存在感が大きいうえに(本当はガクですが)、今ではオーロラのように花色が変化したりフリルになってたり、と花好きを魅了するアジサイの引力のデカさは、ものすごいレベルになっています。


やや花色があせてきた頃もまたうつくしいアジサイのひとつです。鉢植えだったアジサイは地植えにすると、土壌のpH値が影響して翌年同じ色目になりにくいので、さまざまざまなpH調整剤を駆使していきたい、と思います。
























こちらはマンゴー栽培の様子です。花茎に55℃〜60℃の温湯スプレーをするようになってから咲いた花は、たくさん着果しました。トロピカルフルーツのマンゴーは、温湯スプレーの効果が出やすい気がします・・・いやいや、室内栽培のメロンに病気が出た時は、温湯スプレーをいくらがんばっても枯れたので、なんとも言えません、が正解です。




























実が大きくなるにつれ、よさげなものだけを残して摘果してますが、どれを残すのが正解なのか、正直よくわかってません。



























最初に結実した果実は、マンゴーらしい色になってきました。
果実の茎は病気のせいで変色しているので、無事収穫までたどりつければラッキーです。


























今日もカマキリはゲンキです。 去年の秋に種をまいて実生スタートさせたホワイトセージは、今現在50cmほどの丈に育ちました。(ど〜せ)夏に枯れるので、先週挿し木をとりました。