2014年6月10日火曜日

梅雨空のしたのホップたち。

ムシムシムシムシ・・・蒸し暑いです。
朝のコーヒーを優雅に楽しんでいるワタシの横で、ダンゴムシがチョロチョロと壁を歩き回れるのも、この高温多湿な陽気のせいです。

この時期の植物たちの生長の早さときたら、一晩で景色を変えてしまうようなスゴさがあります。イチゴたちからはタコの足のようにランナーが一気に何本も伸びはじめ、ツルというツルは、背を伸ばして手当たりしだいにまわりのものに絡みつき、すこしでも繁殖に有利なポジションを占領しようと必死です・・・雨のすき間をぬうようにして、草刈りに追われる日々が待ってます。



去年の冬、うっかり種を捨てたらワサワサと生長した「コリアンダー」。ゲリラな豪雨のせいで、きれいに倒れました。
























風が吹くたびにコリアンダーの香りがプ〜ンとただようので、高温多湿な空気とあいまって、目を閉じれば、もうここはバンコク・・・



2株のカスケードホップたち、とても豪快に生長する品種です。しかもアロマホップなので、不動の人気があるのもうなづけます。


























センテニアル・ホップ。植えた場所が悪くて貧弱に見えてしまいますが、毎年イチバン最初に毛花が見え始める早生タイプだし、根を深く伸ばせる場所ならば、↑のカスケードなみに大きく生長できます。



























これはチヌーク・ホップです。毎年スタートが遅い品種ですが、夏本番になってからの生長のすごさは目を見張るものがあります。



























この3つの品種の中では、毎年イチバンおそく毛花が出始めるのに、イチバンでかい花になるのがチヌークです。植物の生長イチジルしい梅雨の季節は、雨が固形肥料の養分を根っこに届けてくれるので、追肥にはもってこいの季節です。また、手元にある時には「モミガラ」をホップのマルチングにつかっていますが、モミガラにはケイ酸が豊富にふくまれているので、ホップたちが少しずつケイ酸を吸えていれば、耐病性が高くなる気がします。



















去年植えて放置しておいたら、今年も元気にツルを伸ばしはじめた「花豆」たちが、チヌークのとなりにいます。花豆は、白い花が咲く苗と赤い花が咲く苗をいっしょに植えないと、結実しにくいと言われています。




























ラッキーなことに赤と白、両方の花が咲きました・・・が咲くばかりで、昨年に引きつづき実る気配はありません。「ホップのジャマにしかならん! もう切るからね!!!」と言われつづけているとこをなんとか押しとどめていますが、今日見たらなんだか丈が短くなってます・・・さ・て・は・・・ヤッコさん、やりやがったな!!!


























アブラムシだらけになったイチゴの老葉を窓から投げ捨てたら、あっというまにアリンコたちが集まってきました。巣に持ち運んで飼うのでしょうか・・・

























ホワイトセージに住み着いたカマキリ。アップにすると一人前のフォルムをしてますが・・・

























まだこんなにチビッコです。カメラを向けると「ナニ? ナニ? ナンの用? なんかしたら逃げるからね。」と言いたげにこちらをじっと見据えます。

























と、いうことで、今年の夏は「ちびっこカマキリの成長日記ブログ」といったことになりそうな予感です。