せっかくの休日であった敬老の日は、なんともメイワクな台風がやってきてしまいました。水害による被害や、暴風で怪我をされたしまった方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、ひどい暴風で一歩も外に出られなかった敬老の日、ココ最近やりたくて仕方なかった家の中の手入れを心ゆくまでやることができました。
「 台風で出かけられないし、ひさびさに石けんでもつくるか・・・ 」と手作り石けんの材料をゴソゴソひっぱりだしてみると「 蜜蝋/ミツロウ 」がでてきました。
ミツロウがあれば、目玉焼きよりもカンタンにつくれる木材用のオーガニックな蜜蝋ワックスが作れてしまいます。ということで、カンタンこのうえなく、シックハウスの心配もいらない天然木材ワックスをつくりました。
なにしろ材料がシンプル!!!
「 なたね油 6 : ミツロウ1 」の割合でホーローに入れて、蜜蝋が完全にとけるまで湯せんにかけるだけ、これでOKです。
例えば、できあかり総量が200mlなら「 なたね油 : 168ml 強 : ミツロウ 28ml強 」となります。
ミツロウが溶けたら、取り出しやすい口の広い容器に入れて冷まします。使い終わった後お店に持っていくと回収してくれるエコロジカルな某コスメブランド、ボデーショップのボデーバターが入ってた容器が残ってたので、そいつをチョイスしました。
ほどなくして乳白色色に固まりました。さて・・・老朽化と夏の日射しで白っちゃけた柱や床たちを磨いていきます。
倉庫の窓は、真夏の間全開にしていたので、太陽とゲリラ豪雨でパッサパサになってました。
さっそく「蜜蝋ワックス」で軽く磨いてみると・・・なんということでしょう! 味のあるツヤがでました!!!
ホームセンターで一番安かったパイン材でこしらえた白木のデッキも、ワックスをかけた左側と、まだワックスしてない右側ではこんなにちがいます!!
「・・・天然のワックスは短期間しか持たないけどね・・・」汗だくでワックスがけをし終えたワタシに、冷静な指摘も聞こえてきます。
「蜜蝋ワックス」に使う油は、ホントは「エゴマ油」が一般的なようです。独特のニオイさえ気にならないならば、ナタネ油でもOKです。
追記ですが、蜜蝋は低温で溶けにくくなるので、蜜蝋ワックスをかける季節は、動けばすぐに汗ばむくらいの気温のほうが、ワックスがラクに伸びて短時間でできるかと思います。