2015年3月12日木曜日

3月の草木たちと、室内栽培のようす

寒い朝でも、昼に外を歩くと、冬の気配はありません。日射しはすっかり春です。
すっかり葉を落とした木々の枝に、日ごとにピンク色のツボミがふくらんでいくのを見ると、ほったらかしだった植物たちの手入れをしたくなります。


かれこれ10年くらい同居している我が家の梅の木。昨年は大移動させるために、根っこと枝をバッツリとカットしたので、今年は花をつけないだろうとあきらめてましたが、梅は強いですね。短い枝にカワイイ花を咲かせてくれました。



























ブルーベリーには、今年の花芽がたくさんつきました。昨年は剪定しすぎで果実が少なくなり大失敗したので、今年は慎重に枝を整理しました。





















キャットニップも復活してきました。雨が多い3月は水やりするチャンスがあまりありません。なので、天気予報が雨降りの朝には、「バグ・フロスタ」や固形の有機肥料などを少し表面に置いておきます。こうすると、雨が有用菌や肥料を根っこに届けてくれるうえ、土作りもやってくれます。


















今週、「バオバブの木」がやっと発芽しました。種を撒いたのは昨年のこと。ウンともスンともいわなかったので、種をいったん培地から取り出して、エアレーションした低温の水の中に2週間ほど放置しておきました。それからまた培地に種を植えなおしたところ、やっと発芽。発芽しにくい種は、エアレーションした冷たい水で一週間ほどじっくり吸水させてから、あたたかく加温した培地に種まきすると、劇的に発芽率がアップすると感じています。


























肥料不足で花が咲かなくなってしまっていた室内栽培のイチゴです。培地が乾かなくても週に一度培養液を与えるようにしてから、やっと復活しました。夜間の湿度が高すぎて培地がほとんど乾かなくなってしまい、水やり回数が少なくなってしまったことでイチゴが肥料不足を起こしてしまいました。培地が適度に乾いてから培養液をあげるのが理想ですが、そうもいかない時もありますね。

























先月、トウモロコシ「味来」の矮性+早生品種の種を撒き栽培をスタートさせました。この品種は背丈がコンパクトで収穫までの日にちが短い室内栽培にぴったりな品種です。



















まったく同じ日に種まきをした「味来」たちですが、右側は一週間ほど早めに大きなポットに植え増ししました。発芽した苗がほどよく根を伸ばしたら、早めに大きめなポットに植え増ししてしまったほうが、生長が早く効率がよくなります。生長期は、なるべく最短にしたほうが、病害虫などにやられるリスクを減らせるので、ダラダラと不必要に生長期を長くしないことが室内栽培の鉄則のヒトツです(とはいえ、植物の種類や品種ごとに必要な日数は変わります)。



























ココ栽培と、ポッティングミックス培土栽培のトマトたち。10段目を突破しました。実つきもよく、味もとおっっっても甘くてオイシいです。おスソワケした方からは「これホントに普通のトマトなの? こんなに甘いの食べたことない。売ればいいのに・・・」といううれしい感想をもらいました。 長く伸びたツルをグルグルとまわして誘引しています。


























一方のDWCシステム(エアレーション式)で育てている同じ品種のトマトたち。
花数は多いのですが果実は小さいままです。
このように、手抜きはばっちりと結果に出てしまいます。