循環ポンプをつかって自動ドリップイリゲーションシステムにしてしまえば、いっぺんで何株もの水やりできて便利ですが、培養液が多めに必要になったりします。
「手動蓄圧式噴霧器で、いっぺんにゼンブのイチゴへ水やりできないもんか???」
ということで、ドリップパーツを蓄圧式噴霧器につなげて、「非電化式ドリップ・イリゲーションシステム」を作ってみました・・・作るというほどのもんでもないですが。
シュポシュポと噴霧器に圧をかけると、各ドリッパーからいっせいに培養液がドリップされます。
噴霧器のホースに吐水口6コのマニホールドをつなげ、6mmチューブに分岐してみました。
水圧は0.1MPa〜0.2MPaくらいで、循環ポンプでドリップするよりも水圧が高く、時間は短縮できました(吐水容量によっては、これより水圧が高い循環ポンプもたくさんあります)。
蓄圧式噴霧器ドリップのメリット・・・「非電化」、「ドリップ時間の短縮と培養液の節約」これくらいでしょうか???
といこことで結論は、「手動蓄圧式噴霧器でのドリップイリゲーションは、真夏に水やりが忙しくなった頃に、電源がとれない庭で花々への水やりに活用するぞ!!!」でした。