満月だった今月の3週目に、毎年恒例となったミニトマトと今年はメロンの種を蒔きました。昨年のパプリカくらい、たくさん収穫できることを強く望んでいます。
まずは、目指せ! 収穫!
メロンの種子は大きめなので、だいたい48時間エアレーションした水にひたす、お得意のバブリング・プライマー処理をしてから9月16日に種まきしました・・・
連休明けの9月20日、メロンは20粒すべての種子が発芽してました !
(ちなみにミニトマトの種子も。)
発芽のタイミングがそろえば、光とか湿度とか肥料の強さなど、のちのちの栽培管理を苗ごとに変える必要がないので手間がラクになります。
肥料代や育成ランプ代にくわえて、電気代がかかる室内ハイドロ栽培では、とにもかくにも栽培期間を必須日数の最短期間におさえるとともに、栽培管理の手間も必要最低限にすることもポイントになるかと思います。
ちなみに、バブリング処理がすべての種で有効なのかは、ちょっとハテナですので、育てたい野菜や植物の発芽条件をよく確認することも大切かと思います。
メロンは、フラッド&ドレイン式のハイドロポニック・システムで育てていくので、発芽用培地にはロックウールを選びました。
ミニトマトは、毎年ココ培地とポッティング・ミッスク培土・・・つまり有機培地で育てていきます。発芽培地はROOT!Tスポンジにしましたが、このスポンジはココ培地や土以外にも、すべてのハイドロ用培地、ハイドロ・システムへと移行OKです。
ところで、はやくも発芽培地の底から根っこが出てきていたので、早速ひとまわり大きな培地へ植え増ししました。
まだまだ30℃まで暑くなる日があってもおかしくない頃です。培地からはみ出した根っこがムレて生長が遅くなってしまうリスクが高い初秋なので、とっととひとまわり大きな培地へと植えこみました。
発芽したての小さな苗をココ培地へ植えこむとき、ジョウロを使うと水圧で倒れてしまいやすいので、スプレーで水やりをして根を培地へなじませつつ、苗をしっかり固定させています。
小さな苗をいきなり大きなポットへ植えてしまうと、伸びていく根っこがいつまでもポット壁面にぶつからないので、分岐が少なくなって根量が少なくなってしまいます。
根量が多い株ほど、たくさんの養水分を吸収できるので、収穫量も多くなります。
ということで、発芽した苗や発根した挿し木は、3号(250ml)〜5号(1.5ℓ)サイズのポットに植えて、ポット底から根が出てきたら、収穫まで使用する6ℓ〜17ℓの大きなファイナル・ポット(エアロポット)へ定植するのがオススメです。