ハナモモが空一面をピンクにそめたのは、今月初めのことでした。
3月のおわり、地一面が新緑でおおわれています。 4月の陽気になったり2月にもどったり、天気が毎日コロコロ変わるのも、もうあまり苦になりません。誰がなんといっても、もう春ですから。
今年誕生した子達でしょうか? 牧場では、ヤギやヒツジ、ウサギに牧羊犬まで、さまざまなお子達がかわいいさかりでした。
やっと温かくなってきて、牛たちもリラックスしている様子でした。
うっかり食べ忘れた大根は、見事な開花ぶりで4月を迎えようとしています。きっと優秀な種がたくさん穫れると思いますが(毎度のことです)、固定種の大根なので「芽生えては、育ち、開花し、種が落ち・・・」のループになる予感がします。
毎年この時期になると、一面に生えてくる「カラスノエンドウ」の、どのトップにも、アリンコが運んできたアブラムシたちが、もれなくびっしりとついています。それは同時に「テントウムシ牧場」となることも意味します。
私の周りだけかもしれませんが、「虫は苦手だけど、テントウムシはカワイイ」、という人が多い気がします。 親しみやすいコントラストと丸いフォルムに、安心感を抱きやすいのかもしれません。
さて、3月最後の今日はプレミアム・フライデーです。
私はといえば、すでに仕事をきりあげてサクラの花を愛でながら一杯・・・なんてわけにはなかなか現実はいきません。コロコロ変わる気温にふりまわされながら、仕事の合間に植物たちの世話に追われる、季節目の変わり目の金曜日です。
のどかな田園風景をながめたくなる春、ということで、かなりシュールな牧歌です!