2019年11月19日火曜日

KURKKU FIELDS フォーエバー

今年は、ふたつの大きな台風が千葉を襲ってから、遊びに訪れるのは申し訳ないかな? となんとなく思っていましたが、「多少なりの復興応援したい!」との想いが募った「クルックフィールズ」を訪れてみました。

木更津北インターを降りたら、「クルックフィールズは こちら」的な看板がありますが、見のがした場合は、道沿いにふんだんに出てくる「かずさアカデミアパーク」の看板をたどれば、ほぼ迷うことなくクルックフィールズにも、たどり着けます。






お天気に恵まれたこの日、気持ちよくパーク内をお散歩できました。歩道はきれいに整備されていますが、坂道を登りたくなったり、駆け出したくなる景色が広がっていますので、履きなれた運動靴がよいです。







園内レストランで 食べたシフォンケーキは、香料やアイシングでごまかす必要のない素材のよさを活かした、いわば園内園消の極上安心スイーツ。もちろんGETして帰りました。 養鶏卵特有の、モワッとした臭みがまったくなかったです。






それにしても、シフォン工房ショップ内部の壁がステキすぎて、ここに住みたい! と強く強く思いました。左官マイスター「久住 直生」氏による壁だそうです。








「手づかみでお召し上がりください。」シフォンケーキのおいしさの秘訣は、クルックフィールズ名物でもある、レモンイエローの黄身をした平飼いのニワトリタマゴと、ブラウンスイス牛が出す牛乳だそうです。もちろんタマゴもお土産にGETし、卵かけご飯を全力で楽しんでいます。








「 あのキバツで思い切りのいいドット柄は・・・美術館や、表参道のハイエンドなカバン屋さんのディスプレイで見たことがあるぞ。 」水玉柄といえば、アーティスト「草間彌生」さんです。 この広い空の下で、違和感がないところが、さすが草間ワールドです。







このミラーキューブのオブジェも「草間彌生」さんの作品だそうです。「水玉は、イッタイどこ?! 」と思うお人は、入場料をお支払いのうえ、この建物の内部をご覧くださいまし・・・草間ワールド全開です。









どちらかというと、このオブジェが、ものすごくシュールで気になりました。 噴水としての機能を果たしながら、この存在感。









パーク内のパーマカルチャーマップ。 人の営み、オーガニック・ファーム、酪農、小川、ビオトープ、そして森と自然が、互いに養分をキャッチボールして命が循環するんですねぇ。そして電気は、ソーラーパネルによる再生可能エネルギーでした。







先進国と呼ばれる国々では、都市部でこういったパーマカルチャーのコンセプトを部分的に取り入れる「Urban permaculture〜アーバン・パーマカルチャー〜」のムーヴメントが広がりつつありますね。 







テントウムシや蜂など益虫を越冬させるための「バグ・ボックス」。小さめのものを複数置くことがポイントだそうです・・・さっそく私も設置しようと思います。









パーク内で、もっとも惹かれた「タイニーハウス・ビレッジ」は、宿泊施設です。「いつか作るぞ、マイ・タイニーハウス!」と心に強く決めました。







ということで、クルックフィルーズに到着するまでの道中に、そこかしこで台風の傷跡を目の当たりにもしました。 青いビニールシートで覆われた屋根の家はたくさんありましたし、街路樹や植林された針葉樹も、引きちぎられたように、なぎ倒されていました。
風景のなかから台風の傷跡がすっかり見えなくなるまでには、10年では効かないと思いますが、被害に遭われた方々が「あの年は、たいへんだったねぇ〜」と笑って言えるようになるまでは、この台風被害のことを忘れずにいようと思います。