2019年11月1日金曜日

2020年 ルナ・カレンダー と、種子エアレーションのプライミング処理


ハロウィーンも終わり、だんだんと「年末」という文字が
アタマをよぎることが多くなる11月となりました。 
今年も「タマ・プラントフード」のルナカレンダーを配布いたします。

来週11月5日より オンラインショップで、「タマ・プラントフード」製品、または、
10,000円以上お買い上げの方に差し上げております。







「 ひよこ豆の種まきは、今ごろがベスト・・・ 」こんなことを耳にしてしまったばっかりに、ハッと気がつけば、ついつい乾燥ひよこ豆をGETし、ついついバケツいっぱいに水を張り、エアレーションをいれてプライミング(発芽促進)処理を開始したのが、10月の16日のことでした。


















毎日水をとりかえながら、エアレーションをつづけること3日、ひよこ豆の芽(主根)が動き出しました。たっぷりと張った水にエアレーションすると、水が酸欠にならずタネが腐らないので、失敗しにくく発芽がそろいやすくなります。イージーイージー!



















週が明けた10月21日には、芽がながながと伸びたので、折れてしまう前に、バケツの水からひきあげ、レイズド・ベッドにセットしたポッティング・ミックス培土に蒔きました。ちなみに、ここでスプラウト豆として食べることもできます。



















そして、翌週の10月最終週には、このとおり。葉っぱが展開する前までは、ナメクジにいくつか喰われてしまいました。「ん? 撒いた豆が、ひとりでに動いてる!」とよく見れば、たいがいナメクジが豆に頭をつっこんで、お召し上がりになってる最中でした。































「また咲かせちまった・・・」収穫がおくれたパクチーが、花を咲かせはじめました。セリ科の花は、かすみ草のようにかわいらしく、大好きです。
























さて、猛暑にも負けず、2度の台風にも負けず元気に育っているホワイトセージです。種まきしたのは、去年の今頃だったと思います。 発芽後、植え替えるのがメンドーで、50Lのこのポットに、いくつものタネをじか播きしました。一年後のいま、6株のホワイトセージが同居しています。

























ホワイトセージを育てはじめてから、かれこれ10年以上。今回やっとわかったコツは、「地植え、ポット栽培を問わず、ホワイトセージは1株だけよりも、群生にして育てた方が根グサレしにくく、枯れない。」ということです。おそらくですが、ホワイトセージが一番根グサレを起こしやすい真夏の水やりの後、複数株で植えてあれば、コンディションの良い苗が水分をすぐ吸ってしまうので、夏バテしている株の根がムレにくくなり根グサレせずにすむのかなと、思います。

それにしても、なぜここまで意地になって、枯らしても枯らしても、ホワイトセージを育てつづけようとするのか???  スマッジングなど、もうとっくの昔にやることすら忘れているのに、枯れてしまうと「やべっ! 種まきしないと!」と思い込んでしまうのです。きっとこれが、かの有名な植物によるマインドコントロール症状なのでしょう。



そして今、私みずから進んでマインドコントロール下に置かれようとしている植物が、この「フペルジア」です。湿度が必要なシダの一種なので、何日も雨ふりが続いた今年の7月に、パーゴラの下に吊るして雨ざらしにしていたところ、なんと葉っぱがどんどん抜け落ちて行きました。「湿度と温度がじゅうぶんにある環境では、わざと葉を切り離して、増えようとするんだな」と気がつきましたので、抜けた葉っぱを拾い集めて挿し木にして増やしてみました。土や水苔に挿す前に、葉を乾かしてしまうとダメになってしまいますが、乾く前に土に挿して、なるべく毎日スプレーしていれば、ほぼ成功するようです。