2020年7月20日月曜日

SANlight Qシリーズ Gen2 世界一育つ、確かなLED


SANlight Qシリーズ Gen2が、いよいよ日本でリリースされました。 

QシリーズGen1 よりも大きな2mmLEDレンズ を採用し、
最高PPF効率2.7μmol/Jを実現。


Gen1モデルよりも、さらに省エネ、長寿命設計で、光合成に有効な光量子を長期間
確実に栽培エリアのみに放射しつづけることができます。


実際、ガーデニング市場で流通している、PPF効率が同レベルの高効率栽培専用LEDのほとんどが、ワイドビームアングルやLEDレンズの汚れが原因で、放射する光量子の半分しか栽培エリアに届いていなかったり、放射される光量子の数が数ヶ月で激減してしまいます。




重量が約3KgのQ3WL Gen2 120W






重量が約5KgのQ4WL Gen2 165W





重量が約6KgのQ6WL Gen2 245W




この表では、各モデルの有効栽培面積と設置台数を参照できますが、生長サイクルによっては、やや光が強すぎる印象があるので、ディミング必須です。





左 : Q6W Gen2 そして右側がQ6W Gen1です。
可視光線領域すべての光波長を放射する広帯域スペクトラムという点は、Gen1から変わりませんが、Gen2は、白色の印象が強いランプ光です。







スペクトラムと色温度を測ってみると、いままでのQ6W Gen1 は2100Kと、
HPSランプや電球色に近い色温度でした。







ニューリリースのQ6W Gen2 を測ってみると 全生長期間で使える3300Kほどで
CMHランプに近い青色波長がめの色温度になっていることがわかりました。
(あくまでも簡易測定メータによる独自の数値でオフィシャル発表ではありません。)







そして、Gen2で進化したポイントはもうひとつ。
オプションで、世界で一番シンプルで使いやすい調光デバイス
M-DIMMER
を使えることです。







使い方はとにかくシンプル。QシリーズGen2全モデルに搭載されている
M-DIMMER 取り付け口専用コネクタにとりつけて、付属のマグネット・スティックの白い面をかざすと 調光レベルを 80%、60%、40% にセット。

マグネット・スティックの黒い面をかざすと、サンライズのように
少しずつ明るく点灯するフェードイン調光モードにセットできます。
くわしくは こちらでサクッと説明してます。 








そしてSANlightの高い技術を知れば知るほど、「 LED製品の良し悪しをスペックだけで判断するのは、大変もったいない!」と感じます。

その理由は、どんなに高いスペックを謳っていても、問題はその数値が使い始めてからどのくらい持続するのか? ということだからです。なぜならLEDの光が弱くなる一番大きな原因となるのは、LEDレンズカバーの汚れだからなんですねぇ。


SANlight QシリーズGen2 は、植物があますことなく光合成に使うことができる広帯域スペクトラムの光量子を豊富に放射できるだけでなく、光量子の放射量を長期間落とさないSANlightならではのテクノロジー

PMMA〜アクリル樹脂二次レンズ

を採用しています。






PMMAとは、ガラスよりも透過率が高く 過酷な使用環境でも劣化しない耐久性をもつアクリル樹脂で、日本では水族館の巨大水槽にも使われています。
もしレンズが汚れてしまっても、布でやさしく拭き取るだけで汚れを落とすことができます。







LEDの光損失を起こす、大きな要因はレンズカバーだけではありません。
高熱によるLED素子の劣化です。SANlight が栽培専用LEDに起こした革命のひとつ
「受動式ヒートシンク」が、LED素子を70℃以下にキープして、
劣化の原因となる高熱から素子を守ります。







そしてSANlight が起こしたもうひとつの革命、90°のビームアングルなら、
放射されたすべての光量子を余すことなく栽培スペースに反射できます。
ワット数が高いパネル式栽培専用LEDのように、ビームアングルがワイドな150°では放射された光量子の約50%ほどしか、栽培スペースに放射されません。








例えば、Q6W Gen2 245Wならば、PPF効率2.5μmol/Jクラスの高効率600WのワイドビームアングルLEDと比較したとき、数ヶ月後にはさらに多い光量子を植物に与え続けることができるということです・・・しかも10万時間光損失なしで!



ちなみに、光合成運動は光の強さだけでなく温度にも比例するので、
熱放射の少ないLEDは、夏を中心に単独で使えば栽培効果が非常に高くベリーベストで、

寒くなる冬はHPSランプやCMHランプとの併用で加温効果をプラスすると、
ベリーベストです。

このように季節によって、すでに持っているグロウランプの組み合わせを変えることも 四季の温度差が大きな日本では とてもとてもとてもとても有効です。