能登半島沖を震源とする地震により被害を受けられた方に謹んでお見舞い申し上げます。
その後も余震が度々発生しており、気が休まらない日々をお過ごしかと思います。
1日も早く安心して過ごせる時が来ることを心よりお祈り申し上げます。
5月といえば、待ちに待ったバラの季節です・・・が、今年はフライングしました。
京成バラ園には先月足を運んだので、咲きはじめたばかりの、ほぼほぼツボミ!
早く咲き始めるツルバラ品種のみが、見頃となっていました。
かつて一世を風靡したカクテル。赤と黄色の鮮やかなバイカラーで一面に咲きそろう姿は圧巻です。
一面満開のバラの天井はすばらしかったです。
・・・満開だったバラはこのくらいで、あとはツツジやタニクが咲く姿が、魅力的でした。以上!
さて、無農薬栽培のバラども、連休中に咲きそろいやがりましたので開花ピークの様子を写真に収めることはできませんでした。
昨年秋に植え付けたコンスタンツェ・モーツァルトの大苗。無農薬でも、たくさん花をつけてくれました。正直、日当たりさえ良ければバラの無農薬栽培は、かなりハードルが下がります。レモングラスなどのアロマオイルの忌避スプレーで、ハバチやゾウムシの被害は最小限に食い止められたのです。
アメジストバビロン・ローズも今年はよく咲きました。
半日陰で育てているツルバラは、ようやく咲きはじめました。
しっかりと巣を張ったクモも、無農薬栽培に欠かせないメンバーのひとりです。
ハバチの幼虫に食害された葉っぱをめくってみると、肝心の幼虫はどこにも見当たりません。
この時期にヒナを育てるシジュウカラが、葉っぱについた幼虫をかたっぱしから巣に運んでくれているのです。そろそろヒナが巣立ったようで、最近またピーナッツをねだりにやってくるようになりました。朝カーテンを開けると「やっと起きたか! 」的なさえずりと共に目に見える位置の枝まで飛んできます。
ノヴァーリスは、とても丈夫なのですが、冬剪定のときにそうとう低めに切り詰めても、そこから余裕で1m以上草丈が伸びます。コンパクトに育たない品種なので、手前になんかニギニギしくワサワサッと低い位置で花が咲くミニバラや宿根草なんかがあったほうが見栄えがいいです。
無農薬で半日陰の環境でも、イングリッシュローズがソコソコ咲いてくれれば上出来だと大満足です。
このウォラトン・オールド・ホールは、昨年施肥に失敗して“ひん死”状態にしてしまったので復活してくれただけでも感謝です。
そして、大復活といえば、このブラックティー・ローズ。
2年前の同一人物ですが、当時はコガネムシに根っこをやられて、こんな弱々しい姿でした。
今では、しっかりとした主茎が4本以上伸びて、当時の面影はありません。発酵資材やら活力剤やら、土壌改良やら、ヒノキチップのマルチングやら、色々と手を尽くしたおかげもありますが、見事に復活できた1番の理由は「日当たりの良いところに移したから」これにつきます。
バラは、日当たりの良い場所さえ確保できれば、基本的な管理だけで90%以上は確実に育ちます、たくさん咲きます。とはいえ、多少日当たりが悪くてもドクダミのようにたくましく、たくさんたくさん咲いて欲しいものです。「グリーン・アイス」は最低限の管理だけで、ドクダミのようによ〜く咲きます! しかも真冬の間も! こんな感じで、12月から2月までの間にも、休まずよく咲いてくれました。
ということで、「グリーン・アイス」は、フェンスや塀の足元など低い位置の植栽にピッタシで、トゲの生えた芝生的にあつかえて便利です。