2025年10月30日木曜日

CANNAルートプラグをCANNA COCO培地スターティングポットに植える

CANNA キャナ・ルートプラグからナスの種が発芽しました。
発芽した苗の根が生長してルートプラグから伸び出したので、まずはスターティング・ポットに移植しました。 

  1. スクエア・ポリポットSサイズ底に、カットしたコイヤーマットを敷いてからキャナ・ココ培地をセットすれば、水やりなど作業のたびにポットの底から培地がこぼれなくて気分がいいです。ポットの底に敷くのは不織布でもいいのですが、天然繊維でできたコイヤーマットキャナ・ココ培地と同じく使用後土に還るのでオススメです。



  2. スクエア・ポリポットSサイズに キャナ・ココ培地をいれたら、ルートプラグがすっぽりと入る穴を中心にあけておきます。
    苗を植えたらポットのふちまでにキャナ・ココ培地を足してから表面を優しく手で押さえて、すき間がなくなる程度にルートプラグココ培地をなじませます。根をスムーズに活着させ、すばやい生長をうながすための大切なポイントです。






  3. ベース肥料 Canna Start または Canna Coco A/Bと、根の活力剤 CANNA Rhizotonicで培養液をつくります。最適なpH値範囲は5.5 〜 6.2 ですが、生長期はpH値が上がりやすいので、最適値範囲内でもっとも低めのpH値にします。培養液をゆっくり与えて十分な排水をさせ、受け皿にたまった排水はすぐに捨てます。




TGIF! Going to do some gardening.








2025年10月27日月曜日

CANNAルートプラグの苗をロックウールに植えるステップ

CANNA ルートプラグに蒔いた種が発芽し、根が生長してルートプラグから伸び出したので
ロックウールポットGrodan DELTA 6.5G へ移植しました。詳しいステップを紹介します。


  1. ロックウールのプレ・ソーキング
    ロックウール培地は、使用する1日前にロックウールを水道水でよく洗い流してからpH5.5に調整した水に一晩浸しておきます(プレ・ソーキング)。なぜなら、すべてのロックウール培地は、サイズやメーカーに関係なくアルカリ性だからです。


    「培養液のpH値がどんどん上がってしまう! なぜ?」という切羽詰まったご質問を受けることがよくありますが、その原因のひとつがDWCハイドロポニック・システムプレ・ソーキングをせずにロックウール培地を使っていたことでした。 

  2. ロックウール・ポットのプレ・ソーキングをおこない成分調整をすませた翌日以降、まず培養液を用意します。
    培養液は水道水1リットル(18℃〜22℃)に対してCANNA Start(幼苗専用肥料)CANNA Rhizotonic(根の有機活力剤)を希釈した培養液をpH値5.5〜5.8に調整したあとロックウール・ポット全体にいきわたらせます。





  3. 15℃以下の水に根が触れると、あっというまに根毛が消えてしまうほど水温はとても大切です。とくに水温が低くなる冬場は、苗を植え込んでから仕上げとして培養液を与える時も水温が18℃〜22℃になっているか確認してください。
    定植直後はかならず弱光、湿度高めの環境で管理し、翌日に葉がピンとして元気であれば幼苗期間に適した光の強さで管理します。

どのくらいの光の強さにすべきかは、こちらを参考にしてください。
幼苗段階では最大限離すのが正解! SANlight EVO4 の設置
(200W、PPF700μmol/S前後の
LEDグロウライトシステムでDim最弱光条件下)




2025年10月24日金曜日

ことしも筑波でキノコ展2025!

 毎年見のがせない植物展といえば、筑波実験植物園の「きのこ展」です。

キノコを中心に、ことしもお腹いっぱいに植物たちを愛でてきました。


遠い昔、厚木で野生のアミガサタケを見つけたことがありますが、食べられるなんて夢にも思いませんでした。


ノウタケとキララタケ


こんがり焼けたパンみたいにカワイイ「ノウタケ」を園内の雑木林で見つけました。


ピンク色のチシオタケ


キノコは、わざとカワイイ形をして、動物の目にとまるようにしているにちがいありません。


これはキノコではありません。多肉植物のリトープス(メセン)です。

筑波実験植物園で、決して見のがしてはいけない植物といえば見事に巨大化している「ビカクシダ」たちです。



実際こちらに足を運ばないと、このビカクシダの並外れた巨大さが伝わりづらいのですが、右手の奥にある消化器との対比でわかります。

西陽が当たる面だからでしょうか? 貯水葉に茶色く老化した部分が目立ちます。


同一人物の左顔ですが、こちらの貯水葉はあまり焼けておらず青々としています。



園内の雑木林では、秋の実りも楽しめました。

みごとな栗がたくさん落ちていましたが、地面に落ちてから日数が経っているからか虫たちの宴会場になっていました。




2025年10月22日水曜日

CannaBoostが代謝を高めPK 13/14が肥大成分を届ける。最高の相乗効果。

 植物は、開花サイクルの一定の期間に、最も多くのエネルギーを必要とします。

この期間にキャナ・ブーストCANNA PK 13/14を一緒に与えると、相乗効果で光合成運動をさらに加速させ、花や果実を伸長させて果実の糖度向上、肥大を促進させます。



キャナ・ブースト に含まれるフルクトースは光合成効率を高め、新陳代謝を活性化。果実の細胞分裂がさかんになり、果実の肥大を促進します。植物の免疫力を高めて病気を防ぎながら、糖度とテルペン生成を促進します。しかしキャナ・ブースト は肥料ではありません。植物を活性化しますが、細胞の材料となる肥料ではないのです。


そこで最適なタイミングで CANNA PK 13/14 を一緒に与えて、花や果実の肥大に必要なリン(P)とカリウム(K)を吸収させると、キャナ・ブースト の成分が肥料養分を効率的に吸収、輸送して花や果実の肥大を増大させることができるようになります。

つまり、この2つを組み合わせることで、

光合成によるエネルギー生産と養分吸収が最大化

果実の肥大・糖度・風味が大幅に向上するので・・・

花や実が肥大し、濃厚に仕上がります。

この連携が植物の潜在能力を引き出し、

「収穫量・甘さ・香り・質感」すべてに違いを生み出します。

2025年10月15日水曜日

神代植物園〜まさか蕎麦が食べられないなんて!!!〜

いよいよ秋も深まってきました。神代植物園は秋バラシーズンで大賑わいでした。
それにしても、隣接する深大寺でお蕎麦屋さんに長蛇の列ができているのを初めて見ました。蕎麦はおろか団子すら食べられず、ガックリでした。なんでも深大寺ブームなんだそうで。



温室ではコーヒーが実っていました。

神代植物園は、きっと日本の植物園の中でだんとつにウスネオイデスの繁殖に成功していると思います。


こういう繊細な着生植物は、加湿だけでなく混植すると元気に育つように感じました。


ベゴニアの茎・・・


うってかわって乾燥に強いロックガーデンのコーナー。


ロフォフォラ三兄弟


人も乗れるオオオニバスと睡蓮。


ミュージアムショップが大好物ですが、そういえば上野の美術館でモネの「睡蓮」のクリアフォルダーだのグッズを張り切ってGETしたものの、行方不明になっていることを思い出しました。


毎年秋になると、絶対に見逃したくない「ミユーレンベルギア」の鮮やかなピンクの穂。芝生公園広場の手前にある宿根草園です。



吾亦紅(われもこう)の赤も秋を鮮やかに彩っていました。




毎年3月ごろから咲き始め、春の訪れを知らせる「マグノリア」。
なかでも「モクレン」「コブシ」「ハクモクレン」などの落葉性マグノリアは、葉が出る前に花を咲かせるものが多く、満開になると枝いっぱいに大きな花が咲き誇り、まるでブーケのような華やかさです。
一方、タイサンボク(Magnolia grandiflora)などの常緑性マグノリアは、厚く光沢のある葉を一年中茂らせ、1枚の葉の寿命は1年から1年半にも及びます。濃緑の葉の上に咲く白い大輪の花は、初夏の庭を優雅に彩ります。