CANNA ルートプラグに蒔いた種が発芽し、根が生長してルートプラグから伸び出したので
ロックウールポットGrodan DELTA 6.5G へ移植しました。詳しいステップを紹介します。
- ロックウールのプレ・ソーキング
ロックウール培地は、使用する1日前にロックウールを水道水でよく洗い流してからpH5.5に調整した水に一晩浸しておきます(プレ・ソーキング)。なぜなら、すべてのロックウール培地は、サイズやメーカーに関係なくアルカリ性だからです。
「培養液のpH値がどんどん上がってしまう! なぜ?」という切羽詰まったご質問を受けることがよくありますが、その原因のひとつがDWCハイドロポニック・システムでプレ・ソーキングをせずにロックウール培地を使っていたことでした。 - ロックウール・ポットのプレ・ソーキングをおこない成分調整をすませた翌日以降、まず培養液を用意します。
培養液は水道水1リットル(18℃〜22℃)に対してCANNA Start(幼苗専用肥料)とCANNA Rhizotonic(根の有機活力剤)を希釈した培養液をpH値5.5〜5.8に調整したあとロックウール・ポット全体にいきわたらせます。
- 15℃以下の水に根が触れると、あっというまに根毛が消えてしまうほど水温はとても大切です。とくに水温が低くなる冬場は、苗を植え込んでから仕上げとして培養液を与える時も水温が18℃〜22℃になっているか確認してください。
定植直後はかならず弱光、湿度高めの環境で管理し、翌日に葉がピンとして元気であれば幼苗期間に適した光の強さで管理します。
どのくらいの光の強さにすべきかは、こちらを参考にしてください。
幼苗段階では最大限離すのが正解! SANlight EVO4 の設置
(200W、PPF700μmol/S前後のLEDグロウライトシステムでDim最弱光条件下)
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