このとき CANNA COCO培地 だけ使うことをオススメします。パーライトなどを混ぜる必要は一切ありません。CANNA COCO培地に、パーライトを混ぜてしまうとココ培地の量がへって保水性と保肥性が低くなってしまいます。与えた培養液のロスも増えるし、なによりCANNA COCO培地がもつ保水性、通気性、保肥性、バッファリング効果など、理想的なバランスが崩れてしまうだけでなく、生長が遅くなり収量もへります。
3. 1Lサイズのスターティング・ポットから抜いたナスの根の様子です。
発芽したナスの苗をスターティング・ポットに植えて水やりをしてから、培地の表面が乾いて、さらに数日待つと、ポット重量がとても軽くなります。ここまで待ってから水やりをすると、根にスイッチが入り、ポットの壁面まで根がブワッと伸びだして全体に張るようになります(毎日ポットを持ち上げて重さを確認してください)。
スターティング・ポットに植えている間に、たった1回の水やりでここまで根が生長した写真です。
スターティング・ポットの管理期間の水やり回数は、たった1〜2回だけです。だからこそ、パワフルな根の有機活力剤 CANNA Rhizotonicを忘れずに与えてください。
エアロポット17Lなど20L前後の大きいポットをファイナル・ポットにする場合は、スターティング・ポットの管理期間を伸ばし、もう1回余分に水やりをおこない、さらに根を伸ばしてからでもよいです。
エアロポット17Lなど20L前後の大きいポットをファイナル・ポットにする場合は、スターティング・ポットの管理期間を伸ばし、もう1回余分に水やりをおこない、さらに根を伸ばしてからでもよいです。
4. スターティング・ポットの苗をファイナル・ポットにいれます。スターティング・ポットから苗を抜いたら、そのままスッポリとやさしくファイナル・ポットに植えこんでください。CANNA COCO栽培は自然栽培ではありません。ゼッタイに根鉢を崩したり、根を切らないでください。生長が遅くなり栽培期間が長くなります。何もいいことがありません。
5. 苗のまわりに CANNA COCO培地をいれてスキマを埋めます。さらにスキマをつぶすために、手で培地の表面を、そっと、でも、しっかり圧をかけて押さえます。 必要に応じてCANNA COCO培地をさらに足してください。
6. CANNA COCO培地専用のベース肥料 CANNA COCO A/B と、パワフルな根の有機活力剤 CANNA Rhizotonicを希釈した培養液をつくります。培養液のpH値は 5.5に合わせました。エアロ・ポット10LとCANNA COCO培地の場合、培養液は4Lでちょうどよかったです。特に初めて水やりする時は、ゆっくりと水やりすることをおすすめします。
EC値が高い粗悪なココ培地の場合は、こんなに順調なステップ通りには育ちませんので・・・・・注意が必要です。
7. 定植してから数日後に、はじめて水やりする際のタイミングについての説明です。
ファイナル・ポットに定植してから1〜2週間後、培地の表面が乾いて色がワントーン明るくなると、ポット重量がとても軽くなります。この時点で水やりをします(毎日ポットを持ち上げて、重さを確認してください)。
ファイナル・ポットに定植してから1〜2週間後、培地の表面が乾いて色がワントーン明るくなると、ポット重量がとても軽くなります。この時点で水やりをします(毎日ポットを持ち上げて、重さを確認してください)。
ポット重量がしっかり軽くなってから水やりをする、というプロセスは最低2〜3回は繰り返してください。こうすることでポット内で根がスピーディーに伸びて根量が増えて、ココ培地全体をしっかりホールドすると幼苗があっというまに生長して、次の生長サイクルに移行できます。
グロウライトと培養液で育てる室内ハイドロポニック栽培は、栽培コストがかかります。
そのため室内栽培の鉄則は、気まぐれな水やり、肥料管理、自然栽培的な不安定な栽培管理を排除して、正確な栽培管理をおこなうことで最短の栽培期間で最大限の収穫を得ることです。
そのため室内栽培の鉄則は、気まぐれな水やり、肥料管理、自然栽培的な不安定な栽培管理を排除して、正確な栽培管理をおこなうことで最短の栽培期間で最大限の収穫を得ることです。





