晴れた日の日中には、半袖で歩くおヒトをよく見かけ、すっかり初夏となりました。
今年は、ラベンダーの調子がよく、
よく咲いてくれます。
冬のあいだ、室内で栽培していたミニトマト「千果」は、いまはベランダで管理していて、春夏トマトになりました。柿の木の葉が生い茂り、ベランダにはほとんど太陽が当たりません。
冬のあいだ元気にそだったトマトは、根っこがびっしり張っているので、少々日当りが悪くても、へっちゃらなご様子です。
ゆっくりとですが、未だにスズナリのミニトマトを実らせてくれました。
冬ほど、味が濃くてオイシいトマトには、育ちませんが、いまだに収穫できるのは、とっても助かります。
と、いうことで今回は、穫れたてのミニトマトをパイピザにしてみました。
パイ生地のピザは、ちょっとごちそう度がアップするので、おススメなのです。
しかしパイ生地を一から作るのは、なかなか面倒です。なので今回は、市販のパイ生地でつくりました。原料がショートニングとかマーガリンではなく、バターの冷凍パイ生地をチョイスすれば、ピザのトッピングにもよくあうと思います。
オーブンで焼く場合は、パイ生地を型にセットして空焼きしてから、好きなピザの具をトッピングして焼くと、底までカリカリさっくりなパイビザになります。
そして、ピザによくあうハーブのひとつ、といえば「オレガノ」ですよね。今年は空前の80'sブームですが、80年代に行った「イタめし」屋さんで、はじめて「オレガノ」のたまらん香りを知りました。オレガノを使ったピザを焼く度に、いまだにそのときの衝撃を思い出します。
ということで、ミニトマトは、すこしづつ収穫できるアテができたので、さっそくオレガノを育てることにしました。
夏はメキシカン料理が食べたくなるにきまってるので、メヒコ料理にマストアイテムな「チャイブ」も、いっしょに種まきしました。
エアロガーデンにタネをセットしてから2〜3日後の先月16日に、いっせいに発芽しました。
そして、今朝のオレガノとチャイブたちの様子です。
だいたい2週間で、めっきり大きくなりました。
ちなみに培養液は、自作カーボネーターでつくったCO2ガスの炭酸水でつくってます。
あと、炭酸水のミストで保湿をしています。(電化製品が壊れることもあるので、自己責任でですが。)
昼間には水温が27℃にもなってしまうのに、いつもより徒長が抑えられて、ガッシリと育ってます。
ちなみに、培養液の水温が高くなる夏場は、ハイドロだとすぐに徒長してしまって収穫量の乏しいプラントになってしまうのが、よく知られたハイドロのデメリットのひとつです。
とある県が考案なすった夏につくるトマト苗の徒長防止方法は、苗が小さい時に、培養液のEC値を9mS/cmにまで驚異的に濃くしてしまうそうです。それでもトマトがヘッチャラなのは、まず水温を20℃に保って酸素呼吸をラクにしてあげることと、ミストを葉面に散布して適度な湿度を保ってあげることで、根っこが濃い培養液でも耐えられるようにしているんだそうです。
ご家庭でまるまる応用するのは、なかなかハードルが高いぞ、ということで、せめてできることを・・・と、炭酸水ミストを葉面にあてています。
これから、真夏を過ぎるまで培養液の水温があっという間に30℃になってしまう、植物にとってストレスフルな季節となります。培養液の水温が高くなると、いくらエアレーションしても酸素が溶け込みにくくなってしまいます・・・