2015年9月18日金曜日

ファン、ファン、ファンジャイス!

「はいはい、そうですか。夏はもう終わったんですね。」と言わざるを得ないような天気が続きます。雨、あめ、雨・・・ず〜っと雨ふってるもんなぁ。そんな言葉が口をついてでてくる今日このごろですが、晴れの合間をぬって 、近所の森へと散策に行くと・・・


でで〜んっと、直径20cmくらいのキノコ(FUNGUS〜ファンジャイス)が仙人のようにお出迎えしてくれました。
どうやら、「マントカラカサタケ」という、でっかくなるキノコのようです。野ネズミくらい、かるく雨宿りできそうな大きさです。

























切り株には、カワラタケ?でしょうか。ビッシリと発生してました。

























しゃがみこんで間近で見ていると、ちがう宇宙へ連れて行かれる気分になれました。


















その根元には、いかにも食べられそうな面構えをしている「ナラタケモドキ」が、思わせぶりに発生。
























食べられるそうです・・・と言われても・・・なかなか、いや、なかなか。





























ちなみに、消化力の弱った胃には、よろしくないキノコなので、食べすぎ注意! だそうです。


シャネル・モードすら連想させるほど ??? 白と黒のコントラストがエレガントな「カワラタケ」。植物由来の酸化防止材や、抗がん剤の原料なるそうです。



































というわけで、今日は秋の夜長にピッタリな2つの動画をペタッと貼り付けて失礼します・・・














2015年9月8日火曜日

窓辺の植物たちでアーバン・ガーデニング。

ところで、ガーデニングってものは、いつの時代も人々のライフスタイルを反映して、流行が変化していくのが自然なカタチだと思いますが、ここ最近では、先進国を中心に「アーバン・ガーデニング」が、ナウでヤングな世代!!! を中心に人気を集めてますよね。

「アーバン・ガーデニング」を直訳すれば「都市型園芸」となりまして、そのとおり「都市で緑を植える、育てる、愛でる、収穫する、そして、日々の糧にする。」ということが、世界中の都市で楽しまれています。
今それが都市で流行する理由としてあげられてるのが、「CO2削減のため」とか、「環境問題を考えてもらうため」とか、「ポジティブで洗練されたイメージを発信できてPR効果が高い」とか、「オフィスや狭小住宅でも、広さに関わらず心地よい空間を創ることができる」とか、「地域のコミュニティ・ツールに」だとか、シリアスな側面では、「経済的に自立することが難しい方々の職業訓練を兼ねて」、「メンタル的に病んだ方々の療法に」、などなどなどなど、です。

とはいえ、イチバン大きな理由は「年齢を問わず女子の目も男子の目にも、オサレに見えるし癒される。」ってことだろうな、と思います。そして、一口に「アーバン・ガーデニング」といっても、街やビルまるごと造園の「アーバン・ガーデン」から、地域コミュニティの活性化をはかるための「アーバン・ファーミング」、そしてお部屋で楽しむ「インドア・ガーデン」など、人々のニーズの数だけ、そのカタチも様々あります。


と、いうことで、イチバン現実的でこぢんまりとしてて、低いハードルの「アーバン・ガーデニング」の楽しみ方といえば、窓越しにワシャワシャした葉っぱの植物を置いて、人目をよけつつ気持ちよい風通しをGETする、です。

トイレの小窓に、「つる性ガジュマル」を置いています。クーラーがないトイレは、せめて在宅の間なるべく窓を開け放しておきたいし、換気を考えて配置されてるトイレという場所は、耐陰性のある小さめな観葉植物にとってベストな場所であることが多いです。

























とくに乾燥に弱いフィカスプミラなどはGoodで、ついつい水やりを忘れてヘナっとしおれてしまったのを、クX忙しい朝に見つけてしまっても、ひとまず「手洗いタンク」の水で培地を湿らしてしのぐことができる、という勝手の良さもあります。




首都圏や、そのベッドタウンの住宅街は、窓があってないようなもの・・・道路はもとより、お隣さんの窓と面していると、気後れしてついついカーテンやシャッターを閉め切って「ここには窓はないことになってます。」的な扱いになってしまうことが、とても多いですよね。ということで、人目が気になる場所にベランダや大きな窓がある場合は、耐寒性のあるヤシなどの南国植物がオススメだったりします。ヤシは主幹が一本なので、人の目がくる位置だけに葉っぱがきて目隠ししてくれるのに、根元はスッキリなので掃除のジャマにもなりにくいです。

























南関東なら、「ココスヤシ」「カナリーヤシ」などなど耐寒性のある「ヤシ類」、とか耐寒性のあるユッカやドラセナなど、庭木として地植えできるよ、というものを探せば、ベランダにおいて目隠しに使えると思います。150cm前後のものになると、お値段がなかなかお高くなるので、30cm以下のリーズナブルな価格の苗 木を背の高いスタンドなどに置いて高さを出して、数年後の生長を待ち望む、ということもできると思います。(始めて置いた年は寒さで凍死することもあるそうなので、真冬にコモ巻きしたほうがいいそうです。)




さて、こちらはウツウツとした長雨が続く時期にピッタリな初心者向き観葉植物「アロマティカス」です。多肉ですが、葉っぱはミントそのものの香りがします。食べられるそうです。掃除するとき、まちがえて引きちぎってしまった葉っぱから、シャキッとしたミントの良い香りがただよいます。なんだか一日中眠たいような曇りの日にもGoodな植物です。実は、他の植物をGETしたときのオマケにいただいて知りました。育てやすいうえ、葉っぱがボリューミーにしげるので、背の高いプランターにピッタリだと思います。





















植物たちと暮らすお部屋での「アーバン・ガーデニング」の主役は、もちろん植物・・・のみならず、どちらかといえばインテリアとしてのプランターだったりします。ところが、ステキなプランターになればなるほど、お値段も張ります。
ということで、欠けたり割れてしまった食器をプランターとしてリサイクルです。ひび割れてしまったコーヒーカップの底に、磁器用ドリルビットをつけたドリルドライバーで小さく排水穴をあければプランターに早変わり!!! 多肉やサボテンは小さなものほど、小銭でGETできるお値段だし、小さな食器にピッタリなのでDIY力のある女子にオススメです。



























ちなみに、このコーヒーカップは取っ手がポロリとかけたりすること数回。ボンドでしつこく直してはだましだまし使ってました。「ウルトラ多用途SU」は、陶磁器、ガラス、プラッチックや金属にも使えるナイスな接着剤です。


























一夏こえたウォールガーデンは、多肉たちがベロベロ生長してくれました。こんなにでかく育つなんて思いもしませんでした。


























ふと気がつけば、花芽を伸ばしてくれたコもいます。








































ということで、でかく育った多肉たちは、葉挿しや挿し木で増やしていって、いつだれが枯れてもいいようにストックを確保しながら、来年も楽しみたいと思います・・・

お部屋のなかで小さなプランターで楽しむ小規模なアーバンガーデニングには、ちょっとした気温の変化や、モチベーションの低下やウッカリで、「植物を枯れ殺す、腐れ死なす、飽きちゃって放置プレイで捨てたほうがマシな見た目」がつきものですが、「植物のコンディションは、こころの鏡」+「ガーデニングは枯らして覚える!」の二つをモットーに肩の力を抜いて植物たちと暮らすようにしています。



2015年8月25日火曜日

夏の終わりに「Phish Food」

意識が遠くなるような、青い空が懐かしいような気がする今日この頃のお天気です。夏はどこに行ってしまったのでしょう・・・







などと油断していると、きっとまた残暑がうらめしくなるような、テカテカした太陽が戻ってくるんだと思います。

ボーボーに伸び放題にそだってくれたキャットニップを収穫して、数日ほど陰干したものです。とても強い香りがします。


























収穫した日は、キャツらはキャットニップからなかなか離れようとしませんでした。


















キャットニップをガシガシとかじってから、しばらくするとスリスリ人懐こくなるコもいれば、じ〜っと一点を見つめてかたまるコもいます。私には、ミントとセージを足したような香りしかしないのですが、猫たちにとってはちがうようです。
























一点凝視ハマり 型・・・




















お盆までの8月は、それはそれはそれはそれは暑い日がつづきました。
「 Ben&Jerry's レベルのウマすぎるアイスクリームが、めいっぱい食べたい!」という考えしか思いつかない状態でしたが、お店に足を運ぶにはちょっと遠い・・・ということで、一番好きな「Phish Food」もどきをつくることといたしました。

















こちらのレシピを参考にさせていただきました。
http://twosistersandfriends.blogspot.jp/2009/11/phish-food-recipe.html

バックリした材料は、刻んで湯せんで溶かしたダークチョコレート60gに、バンホーテンのココア40g〜80gを混ぜこんだら、ミルクパンで人肌に温めた350ccの牛乳に少しずつ練りこんで、とろ火をキープして滑らかになったら冷めるまで放置します。
























よく冷やした生クリーム200〜250ccをホイップします。

常温にしたLサイズの卵をボウルに割って、1〜2分泡立て器でよく混ぜたら、150g〜250gのお砂糖を加えて、ザラザラ感がなくなるまで泡立て器で1分間ほど混ぜたら、ホイップした生クリームに混ぜ込み、バニラエッセンスを数滴加えたら、最初に作ったチョコレートミルク的なベースを冷めたのを確認してから混ぜ込んで、冷凍庫に入れて、一時間に一度、固まりつつあるアイスクリームをスプーンやブレンダーでぐるぐる混ぜて空気を入れる作業を3〜4回ほどくりかえすと、それはそれはリッパなチョコレートアイスクリームができるわけですが・・・

アイスクリームは「トッピング」が命!!! 

最後にアイスクリームをぐるぐる混ぜるときに、好みのトッピングをざっくり混ぜることにしました。

ご本家「Phish Food」のトッピングは、マシュマロとキャラメールソースとチョコチップです。

1cmほどにカットしたマシュマロと、ハーシーズのキャラメルソースと、材料の残りのダークチョコレートを刻んだものを混ぜ込みまして、好みで市販のバニラアイスをマーブル状に練り込むと、さらに本格的な「Phish Food」バージョンに!

そして、歯ごたえをさらにプラスしたかったので、バターキャラメルをコーティングしたピーカンナッツもプラスすることにしました。

コーティング用のバターキャラメルは、笑えるほどカンタンにできます。50gくらいのバターを弱火で溶かしたら同量〜2倍のお砂糖を入れて、焦げないように混ぜながら、好きな固さになるまで煮詰めて出来上がりです。バニラエッセンスまたは、お子様が食す予定がないならばラム酒とか好きなリキュールを加えると、のちのちアイスクリームの卵臭さが気にならなくなると思います。

























アイスクリームは、卵黄だけ使うことが多かったのですが、今回のレシピの全卵を使ってみたところ、やや泡立てるからなのか、とても口どけの良いアイスクリームとなりました。ちなみに、卵を使わないとジェラートになるそうです。





と、いうことではっきりしないお天気が続きだした今日のこの頃ですが、雨があがった午後、近所のたぬきファミリーは全員ゲンキに姿を見せてくれました。

















雨に濡れた子ダヌキをぺろぺろ舐めてあげている母ダヌキです。車に気をつけて、ミンナいつまでもゲンキに過ごしてほしいものです。

2015年8月5日水曜日

DIYなドライミストで、打ち水効果。

猛暑日の連続記録更新中だそうです・・・ところが、作業場の窓は、西日が鬼のようにあたり、クーラーが無意味になるほどの赤外線量なので、今年だけがとくに暑すぎるとも、つらすぎるとも感じない悲しさがあります。

とはいえ、夏野菜の代表格であるゴーヤですら、昼下がりには暑さでしおれていきます。



















さらに、以前愛用していたRO水フィルター付属の「加圧ポンプ」がホコリを被って放置されていたので、仕事場の外窓にささやかながら本格的な「ドライミスト」をセッティングしてみました。

おウチで本格的なドライミストを楽しむために一番コストがかかるのが、この「加圧ポンプ(Diaphragm pump)」ですが、窓二つ分くらいのドライミストなら12,000円くらいのもので十分OKです。


























このタイプの「加圧ポンプ」の多くは、外径6mmチューブ対応のようです。
そして、ドライミストには、0.8〜1Mpa(100〜130psi)くらいの圧が必要なので、外径6mmチューブは気体用の耐圧チューブをチョイスしました。
耐圧チューブは20mもあれば十分かと思いますが、お風呂場の残り湯を活用したい場合などは、100mGETしとくと安心かもしれません。


























そして、ドライミストのキモ! 「ミストノズル」は、チューブ外径に合わせて6mm径対応のものをチョイスしました
外径6mmのワンタッチ・チューブ継手のT字型(チーズ)を5コ〜10コくらいまで、
外径6mmのワンタッチ・チューブ継手のL字型(エルボ)が、最低でもひとつ必要です。エルボ型はホースエンド(ホース栓)の役割も果たします。


ちなみに、ROフィルターに付属している加圧ポンプならば、蛇口につなぐことができるアダプターが付いてきている(と思う)ので、水道水からドライミストができます。

でも、近くに蛇口がない場合もありますし、節約好きなニッポン人としては、お風呂の残り湯とか雨水とかを活用したい気持ちがあるので、バケツに溜めた水に、加圧ポンプの吸い上げチューブをつっこんでドライミストすることにしてます。
ところが、チューブをバケツにつっこんだだけだとプッカプッカ浮いてしまってポンプが空回りしてしまったり、バケツに飛び込んだゴミでポンプが詰まってしまうこともあるので、チューブの先には外径6mmチューブがつなげられるレデューサー・フィルターをストレーナー兼おもりがわりにひっつけました。

このように、加圧ポンプの吸い上げ口につなげた6mmチューブをバケツにつっこんだら、次はドライミストノズルのセッティングです。


























耐圧6mmチューブを50cm〜1m間隔でカットして、ドライミストノズルのチーズ継手につなげていき、チューブの最後はエルボ型のドライミストノズルで水を止め、チューブのもう一端は、加圧ポンプまでひっぱっていってポンプの排出口にしっかりとセットしました。

ドライミストノズルでつなげた6mmチューブは、S字フックやヒモなどをつかって、窓の好きな高さにぶらさげたらセッティング終了! 

気になる水の使用量ですが、ドライミストノズルが5個くらいで、一時間に約5〜10L程度です(チューブの長さやポンプの大きさで変わります)。20Lのバケツなら2時間に一度水位をチェックして足すだけですし、もしお風呂まで吸い上げチューブを引っ張ることができれば、50Lくらいの残り湯で、お昼から夕方までシュワワワ〜ッとドライミストができます。


















小型の加圧ポンプでおこなうドライミストは、ノズルのすぐ近くにいればシッカリ濡れる程度の大きさのミストですが、家庭用の蛇口につなぐガーデンミストよりも細かなミストがでてきます。

ポンプ本体は防水仕様ではないことが多いので、水浸しにならないよう設置したほうがいいですし、圧が高いので、チューブをしっかりねじ込まないと、ピシャッと外れてあっという間に辺り一面が水浸しになります。

また、ポンプのスイッチのON/OFFは、もちろん本体についていないので、防水仕様でON/OFF機能がついている電源タップがあると便利だと思います。

24時間タイマーで、加圧ポンプの作動時間を制御して一定時間だけドライミストをすることもできると思いますが、バケツやお風呂の水が空になったらこわいので、タイマー制御する場合は、水道の蛇口から水をとったほうが無難かもしれません。

ドライミストは、海外では「Fog Misting」などと呼ばれているようで、公共施設やプールはもちろん、植物園のガラスハウスなんかでも活用されてるみたいです。日本でも施設栽培などで夏場の生産性アップに一役も二役もかってるようです。
家でもドライミストをおこなってますが、今年の植物たちはイキがちがいます。実際に生長促進効果を実感できていますし、なにより西日がひどい部屋ではドライミストの気化熱のおかげで体感温度がさがりました。

以前は、蛇口につなげられるガーデンミストも活用していましたが、加圧ポンプでのドライミストならば、電源さえあればポータブルにできるし、好きな場所で炭酸水のドライミストも可能です(培養液はノズルがつまるのでNGデス)。

そして、気になる予算ですが加圧ポンプの価格をいれてもズバリ3万円以下で、ノズル10コまでを揃えることができました。

2015年7月28日火曜日

ブルーベリーの収穫と夏の水やり対策いろいろ

朝晩の水やりが、それはそれは忙しい夏本番です。
4株のブルーベリーは、不作の去年とはうってかわって、今年は豊作となりました。
ぱちぱちぱち・・・



























ハイドロ用のベース肥料やらPK肥料やら活力剤のおかげで、バルドウィンもティフブルーもたくさん実をつけたのはうれしいのですが、水やりのたびにポロッポロッポロッポロッと果実が落ちるので、拾い集めるのが大変です。

さらに、4株のブルーベリーすべてが収穫タイミングが同時なので、モテあますほど一度にたくさん獲れてしまいます。生色で食べきれない分やら、いまいち甘くない分は自家製ジェラートの具材として活用いたしております。



























一方、我が家で獲れたわずかな梅の実からの梅干し作りは、いよいよ最終ステップです。
梅酢からていねいに梅の実を引き出して、三日間ほどの天日干しで自家製梅干しの出来上がり。「100%国産手作り梅干しなんて、これだけの量でも1,000円くらいするもんな〜。こんなに手軽につくれるのになぁ・・・」と、欲の皮がぱっつんぱっつんに。

















↑ちなみに右側の茶色く枯れ果てたような物体は、キダチアロエジュース作りの残り、アロエのしぼりカスです。

何年もほったらかしだったキダチアロエから、今年はアロエジュースをつくりました。アロエジュースは、脳みそが痺れるほどめちゃくちゃ苦いですが夏バテが吹っ飛ぶので、胃腸にガタがきやすいミドルエイジのマダムにおすすめです。
こちらのサイトの作り方を参考にさせていただきました。
http://aloe100.jp/riyou1jyusu.htm



水やり作業すらが夏バテに直結するようになるお年頃・・・ということで、今年はブルーベリーだのバラだの合計6株の水やりは、水中ポンプをつかってオートドリップ・イリジーョン化することにしました。

噴水のように360度水が吹き出るドリッパースティックをチョイスしました。このドリッパー本体には4mmチューブジョイントがくっついてくるので、それをハサミなどでカットして、メインのドリップホースにホースパンチで穴を開けたら、その穴に4mmチューブジョイントをとりつけ、6mmチューブでドリッパースティックとつなげました。


























メインのドリップラインを13mmホースにして、水圧をなるべく落とさないようにしましたが、そもそも吐水量の低い水中ポンプだと水圧が低くなりすぎて、きれいにドリップできません。


























そこで、冬の間グロウルームの保湿のために活用していた炭酸水ドライミスト用加圧ポンプをひっぱりだし、バケツに溜めた培養液を吸い取り、ドリップしています。





















そして、これまたグロウルーム保湿用のドライミストノズルのセットをなにげにフェンスにつたわせて、庭でのドライミストもスタートさせました。これはブルーベリーとバラ以外、その他大勢植物たちへの水やりもかねてます。細かなミストは、思いのほか土への浸透力が強く、20分〜30分もすればジョウロでの水やりは必要ないくらいです。

















大きなバケツに水道水をためて、そこから吸い上げチューブをつっこんで加圧ポンプでドライミストにしていますが、吸い上げチューブを風呂場までひっぱっていけるので、風呂の残り湯でドライミストができてます。風呂の残り湯を活用できるのは、大変気分がいいのですが、ヨソ様の洗濯物や、ご通行の方々に降りかからない場所限定でドライミストする配慮が必要だと思います。
*このようなタイプの加圧ポンプは、分解できないので異物がつまると命取りです。培養液やお風呂の残り湯を使う場合は、吸い上げチューブ口にフィルターをかますなど工夫が必要だと思います。







そして最後に夏ならではのアラワザです。放置して伸びきってしまったトマトのわき芽をポキポキ折って土に挿してみたところ、一日目でぺったり萎れはしたものの、翌日ムクッと起き上がり、とうとう発根した様子です。この程度のケアで挿し木が成功するなんて、トマトってホントに園芸資材ショップ泣かせです。

2015年7月23日木曜日

今年のカスケードホップ、初収穫です。

梅雨が明けたとたん、「もうやめてくれ〜!!!」と言わんばかりの猛暑がやってきてしまいました。夏は嫌いではありませんが、海や山へも行くことができない猛暑の日は、罰ゲームとしか思えません。もしも、日暮れどきにきこえてくるヒグラシの声と、待ちに待った一杯のビールがなくなってしまったら・・・と思うとゾッとします。


そんなXソ暑いある日のこと、やっぱりホップの収穫タイミングがやってきてしまいました。丈夫で育てやすいカスケードは、なんだか毎年収穫タイミングが早まってる気がします。

















肥料の追肥量が多すぎたせいで、6月のはじめは「アブラムシ牧場」にさせてしまったカスケードホップでしたが、カキガラ石灰を葉っぱにバラバラと散布し、根元に多めの「Bug Frosta」を撒いたところ、2日後にはアブラムシがすべて姿を消しました。それはなんと、アブラムシ退治のために「小岩井乳業牛乳250ml」ブリックを買い求めた翌日のことでした。

いまだにアブラムシたちにどんな悲劇が起こったのかはわかりませんが、アブラムシとともに大量発生していたテントウムシの幼虫たちのサポートもあったと思われます。テントウムシたちの功績は、いまも窓に大量にへばりついている彼らのサナギのカラを見るたび思い出します・・・




















そしてちなみに、これは今年の早春に植えた、1年目のセンテニアル・ホップの育ち具合です。いくらタフなホップといえども、1年目の育ち具合はこんなもんです。来年から、目覚ましい生長とともに、たくさんの収穫ができるようになると思うので、今年からホップ栽培をスタートさせたBrewerの皆さまは、楽しみにしましょう!!!






2015年7月13日月曜日

雨上がりの夏日は、みんな忙しそうです。

やっと晴れました。晴れたと思ったら、暑いです。

ぐわぁぁぁんと気温が上がった途端、なにやら発酵臭がただよってきました・・・その香りのもとは、冬に仕込んだ手作り味噌です。まんなかの白っぽい部分は、ここから小さな味噌ガメに少しだけ取り分けて、消費しながら冷蔵庫で保管してきたものを、色の差を見るためにポトッと置いてみたものです。常温のなかに置いた味噌は、色の差で熟成が進んでいるのがわかります。味噌が熟成するにつれ褐色へと変化することを「メイラード反応」というそうです。発酵など酵素による反応は、温度が大きく関係しているという、よい例だと思いました。







手作り味噌は、夏が過ぎると別人になります。いつしか、きちんと密封していなかったせいで、秋にあけたみたら紹興酒のようなヒネた風味の味噌になってしまいました。ということで、ラップを新しく巻き直してピッチリ空気を遮断しました。



さて、雨降りがつづくと悩むのが、庭木の水やりタイミングです。私は元 肥をほとんど使わず、ベース肥料を希釈した培養液を水やりする、いわゆる「Fertigation〜ファーティゲイション〜」なので、水やりができない日が続くと肥料不足になるんじゃないかと心配になります。少なくても、週に一度は培養液をあげてました。雨降りで水分過多になりそうな時は、培養液の濃度を通常の1.5倍ほどと、すこし濃いめにしています。

ところどころ色付いてきたブルーベリーをねらって、鳥たちがやってくるようになってしまったので、鳥よけネットを被せましたが歩くのが得意なムクドリなんかは、テクテクやってきて、ネット下からのぞき込むように、ついばんでるようです・・・








ブルーベリー「バルドウィン」です。果実はたくさんつきましたが、あまり肥大しないと思います。せめて味をよくしたいと思います。






















ブルーベリーが、たくさんの実をつけたのも、このコ「クマバチ」のおかげです。毎朝ブンブンブンブンと、重たそうな羽音とともにやってきて、ブルーベリーの花の蜜を吸ってくれてました。最近は、キャットニップの花にやってきます。



























偏頭痛をやわらげたり解熱効果にすぐれているということで「Feverfew/フィーバーフュー」という名前がついたそうです。ハナアブが蜜を吸いにきてました。



























「やっと傘なしで歩ける!」と、テクテク散歩しはじめると・・・な、な、なんと、ご近所の緑地にナニカが現れました。こちらをじっと見つめています。「ワンちゃん? いや、ちがう。タヌキだ! それも子ダヌキだ!」川崎には、タヌキがまだまだ健在です。




















「うわっ、分身の術か? 子供といえど、さすがタヌキ!」なわけはありません。草むらからワラワラと兄弟が現れました。その数なんと、合計6匹!



















ビチャビチャしてた地面からやっと解放されて、みんな楽しそうにチョコチョコと走り回ってました。バッタとかミミズとか、そんなものを食べてるんでしょうか?




















タヌキつながりで、去年生まれた子猫です!? いまでは母猫よりも大きくなりました。

























我が家に住み着いたクマネズミの出入りをねらって、常駐していた野良猫のあだ名は「タヌキ」でした。去年生まれた子猫たちの父猫は、おそらくこのコだったと思われます。