2010年12月17日金曜日

未来に贈るチョコレート

ワタシの住むところでは初霜がおりました。夜の間はよほど冷え込んだとみえます。今朝見かけた野良なニャンコたちは、朝日のなかで置き物のように、じっとしてました。














それもそのはず、クリスマスはもう来週なんです。一年が終わるのは早いものです。家族や大切なパートナーへのギフト選びに忙しいこの時期ですが、子どもたちの未来に贈る、地球規模のこんなギフトはいかがでしょうか?

「チョコを選べば、世界が変わる。CHOCO REvO」





オイシいオイシいチョコレートの原料はカカオの豆ですが、おもに西アフリカのガーナやコートジボワールで生産されているそうです。TVの報道でも目にしたことがありましたが、多くのカカオ農園では、人身売買によって連れてこられた子どもたちが、不当な低賃金で重労働を強いられているそうです。
カカオの価格が大暴落した翌年の2001年には、人身売買で集められた子どもたち200人以上をのせた船が各地で入港拒否をされ、出航した港にもどってきた一週間後には、子どもたちの数はなんと23人にまで減っていたそうです。オイオイ・・・子どもたちをイッタイどうしたんだ!!!ですよね。

そこでカカオ農園で働く人々に、ダイレクトに正当なお給料が支払われるようにして、有機栽培でカカオを育て現地の悪循環を改善しようとガーナ現地でNPOを設立し、プロジェクト「チョコレボ ガーナプロジェクト」が始まっています。
チョコレボのフェアトレードなチョコレートたちは「People Tree」さんでも直接買うことができます。実は、このような背景を知らずチョコレボさんのチョコレートも、こちらで買っていました。

「近くには、さっぱり取扱店がないよ」、というヒトには、一年間毎月チョコレボさんのチョコレートが届いてしまうオンラインショッピングは、いかがでしょうか? 3,900円というお手頃なプライスで、来年の2月から毎月チョコレートが届きます。

ところで、「フェアトレード」というのは、献身的に活動なっている方々のご尽力で、かなり定着してきているようには思えますが、バックリ説明すれば「貧しい地域で貧困にあえぎ、学校にも通えないので、社会で成功する基盤さえもつくれずに、子どもや女性は人身売買されたり、不当に安い賃金で過酷で危険な重労働や売春などを強いられている人々に技術を教えたり働いてもらって、彼らが作った製品を先進国に住む私たちに買ってもらって、人権問題をなんとかしようじゃあないか」という粋でハートワーミングな活動です。

「金は天下の回りもの」ともいいますし、「情けは人のためならず」なんてことも申します。誰かのためにしてあげた親切ってえのは、まわりまわって自分に還ってくるよ・・・ってことは、つくづくも本当だと思うので、今年のクリスマスは、自分へのご褒美にも、大切なだれかにも、こんな粋なギフトはいかがでしょ〜か?

PEACE