ということで、水耕やココ培地で植物を育てる「養液栽培」でつかえる「開花促進効果のある有機活力剤」についてのおハナシです。
養液栽培用の活力剤は
数種類に別れてることが多いんですが、
その理由は・・・
いくら「効果の高い有機成分」をあげてても、植物の細胞内にとり込まれなきゃ意味ないので、「その成分を細胞内にしみこませる」効果の高い有機活力剤と「せっかく吸われても根元でモタモタしてる成分を押し上げたり代謝をよくする」効果の高い有機活力剤など、それぞれ効き目がちがってて一本にまとめると成分どうしが固まったり劣化しちゃうからなんですねー。
じゃあ、花がいっぱい咲いて「さぁ、本命の実を大きくオイシくしたいぞって時はどうしたらいいの?」ということなんですが、おウチでトマトを育てたことのあるヒトなら「花は咲くのに、実がつかずに落ちちゃう生理落花」ってのを経験されたとあると思います。また実がついても大きくならずに落ちちゃうのも「生理落果」といいます。
欧米では「 水耕栽培にも使える有機活力剤」がマストアイテム化している現在、それが当たり前のことにおもえますが、商品として流通されはじめた頃は、いろんな大失敗や試行錯誤が必要だったようです。今でも「無機/有機」のチガイや優劣などで誤解が残ってるようですが・・・
そもそも水耕などの養液栽培が、ホビーとして欧米で定着したのは「水道水に肥料を溶かして吸わせるだけで、ダレでもカンタンに植物をそだてて花もいっぱい咲いて実もスズナリになるから」という理由からだったようですが、いざカンタン・清潔な無機肥料だけで育ててると、どうしても背丈ばっかり伸びてしまう「チッ素過多の徒長気味な生長」になってしまい味もイマイチと感じたヒトが多かったらしく「これじゃ満足できん! どげんかせんといかん!」と思った奇特なオカタがやっぱし出てきたようです。
ドナタが最初に試したのかはわかりませんが、「チッ素過多で足りなくなってしまう有機成分なんかを水耕でもあげてみたら、オイシくなったよ」という効果がでたんですが、このような研究熱心な方々のやり方は、多くのヒトにとって予想外のお勉強と手間ひまが必要だったため、「ゴムチューブやエアポンプをつまらせたり、培養液がすぐに腐っちゃうような成分をパスしたり、もっと吸われやすいカタチに改良して、ダレにでも使える有機活力剤」ってのが完成されていったようです。
養液栽培用の活力剤は
数種類に別れてることが多いんですが、
その理由は・・・
いくら「効果の高い有機成分」をあげてても、植物の細胞内にとり込まれなきゃ意味ないので、「その成分を細胞内にしみこませる」効果の高い有機活力剤と「せっかく吸われても根元でモタモタしてる成分を押し上げたり代謝をよくする」効果の高い有機活力剤など、それぞれ効き目がちがってて一本にまとめると成分どうしが固まったり劣化しちゃうからなんですねー。
じゃあ、花がいっぱい咲いて「さぁ、本命の実を大きくオイシくしたいぞって時はどうしたらいいの?」ということなんですが、おウチでトマトを育てたことのあるヒトなら「花は咲くのに、実がつかずに落ちちゃう生理落花」ってのを経験されたとあると思います。また実がついても大きくならずに落ちちゃうのも「生理落果」といいます。
花や実がぽとっと落ちちゃう原因は、ヒトクチには言い切れませんが「体力不足と植物ホルモン不足」なようです。いっぱい花を咲かせても体力が足りないときには、じぶんで花を落としてしまうそうです。なので植物がガッシリとゲンキに育って植物ホルモンをバランスよくつくるには、なにはさておきゲンキな根っこをいっぱい伸ばすことが大事だそうで。ワタシの経験では、花が咲いたら開花を助ける活力剤といっしょにリン・カリ肥料を培養液にプラスしたり、てっとりばやく葉っぱにスプレーすると花が落ちずに結実してくれることが多いです。
そして、めでたく結実して果実を大きくオイシくするには・・・ですが果実を人間に例えてみると・・・
アスリートのように、しなやかな筋肉がバランスよくついて、引きしまったカラダづくりをするには、高タンパクでバランスのよい食材をたっっっくさん食べて、運動して、代謝をよくすることが必要だと思うんですが、植物にとってもおんなじです。
アスリートにとって筋肉をつける「運動」は、植物にとって「光合成運動」となります。なのでまず、日当りのよさっていうのも、ものすごく大切になってくるんです。そしてアミノ酸をはじめ糖分やら有機酸やら微量ミネラルやら酵素やら植物ホルモンやらビタミンやらを、じゅうぶんにあげると、実った果実がオイシく大きくなるといわれてます。
ということで、養液栽培用の開花促進有機活力剤には、このへんの有効成分が根っこに吸われやすいカタチで配合されている・・・ことが多いです。
ということで、養液栽培用の開花促進有機活力剤には、このへんの有効成分が根っこに吸われやすいカタチで配合されている・・・ことが多いです。
つづきます。