2012年1月16日月曜日

真冬に室内栽培。アレコレ

寒さきびしく、乾燥した日々がつづきます。ぬくい雨でも降ってほしいところですが、こんな真冬の夜は、夜景が美しくみえる季節でもあります。
川崎の工業地帯の夜景も、ハイパーな美しさがありますが、やっぱし横浜は、アカぬけたロマンチックな街です・・・工業都市の川崎とはオオチガイ。














ホワイトセージの挿し木たちは、元気です。挿し木や幼苗期のころに、CO2濃度を2〜3時間ほど1500ppmほどにすると、スゴいらしい・・・というマメ知識をまだ試してなかったので、このセージたちで試すことにしました。











極度に乾燥した日がつづくので、植物たちに保湿は必須です。
「ミスティーガーデン」のパクリで、コーヒーフィルターをつっこんだカップに、クエン酸+重曹を溶かした水を注いで、CO2と湿気を補おうというモクロミです。
あとはビニールやサランラップで、挿し木たちを覆ってしまえば、保湿とCO2効果がバッチシです。こんなんでも、CO2濃度は1000ppmほどになってました。





ところで、ミニトマトの「千果」たちは、続々と熟してきました。
年末年始の連休で、トマトたちは、葉かき不足と誘引不足で、バッサバサになってしまい、ヒトサマに見せられるコンディションではありません。

が、穫れたトマトたちは、そのまんまでフルーツみたいにおいしかったです。やっと苦労がむくわれました。







とはいっても、冬のフルーツといえば「イチゴ」です。あかねっ娘が、とうとう赤く色づいてきました。イチバンのりで熟してきたのは、ポッティング・ミックス栽培の新苗でした。
右側は、イマイチ不調だった去年からのあかねっ娘の苗ですが、果実は大きくなってます。














ほかのあかねっ娘たちも、だんだん果実が肥大しはじめしました。花が咲いてから、だいたい一ヶ月くらい掛かりました。

















ココ培地やピートをつかったポッティング・ミックスなどの有機培地は、粒が細かく、均一な大きさで、保水性と保肥性、通気性もいいので、根っこは上と下へ同時に伸びてきます。これは、根っこが元気な証拠で、こういうプラントは、根っこの量が多いので、水もよく吸います。
















ピートやココ培地の場合にかぎって言えば、培地の表面に、細かな根毛が上がると、ダイレクトに空気にふれるので、酸素呼吸ができて、徒長や病気にも強くなったりして、とってもナイスです。


とくにココ培地は、培地のどこでも養分や水分、空気をほぼ均一にふくめるので、根っこはドコへ伸びても、必要な養分・水分・酸素にありつけるので、こんなふうに表面にも根っこが張るんです。ロックウール培地に似てますね。