こんなふうにイビツな2番果たちが目立ちます。
モロ手抜きがバレバレです。ちゃんと受粉作業をしませんでした。
「育てたいようには、育たない。育てたとおりに育つ。」まさにそのとおりです。
ちかごろは、ジェットコースターのように気温が変化します。グロウルームの室温が24℃以上になると自然に湿度もあがります。ランプを高くしてあげないと、イチゴの果実が小さいまま赤くなってしまいます。
・・・ということで「今日はポカポカ春日和だな」という朝は、ランプの高さを上げて光と熱の伝わりを弱くして、「今日は寒いな」という朝は、ランプの高さを下げたりしてます。
↑ペットボトルには、お得意の炭酸水が入ってます。CO2添加はこの炭酸水だけで、日中だいたい500ppm〜600ppmほどのCO2濃度をキープしてくれます。このくらいのCO2濃度が一番ムダもないし収穫量の増大率が高いです。
翌日になると炭酸水からはCO2が抜けてますが、室温のおかげで水道水よりもあったかいので、培養液用の水に使い回せます。(CO2+水だけの炭酸水なので。)
秋ごろから栽培される、いわゆる冬春イチゴは、2番目からの花や果実を大きくするのに、数々のコツがあるそうです。
外側の古くなった葉っぱを取ってあげると主茎から「不定根」がゾロゾロと出てきてくれます。この不定根が、今後の花や果実を大きくしてくれるための大切な存在なのだとか・・・
不定根が降りてくるところをアップで見ると、タイのアユタヤで有名な仏像を飲み込んでる木みたいに見えてきます。
今週は、古くなった葉っぱの葉かきと、よぶんな芽かきをコツコツとしてみました。
トマトとおなじく、葉かきをはじめると、ノンストップになるので、自制心が必要です。
全体的にちいさめだった果実のなかからビョ〜ンと大きく玉伸びしてくれる実がでてきました。
3月にはいって温かくなってくると、
「アブラムシ」との本格的な戦いがはじまります。
となりのトマトのグロウルームには、
心強い助っ人
「ハエトリグモ」が
コバエたちをGETしてくれてます。