2013年1月15日火曜日

大手町のエコ・ミュージアム

「いやいやいや・・・なんてこったい !」と5分おきにつぶやきながら、今朝は徒歩での通勤となりました。昨日は10年ぶりの大雪となったそうです。

自慢じゃありませんが、東京タワーとスカイツリーがならんで見えるほどの激しい丘をくだってまた登る、山あり谷ありの道のりです。

急な坂を必死にのぼっていくと、乗り捨てられた車がぽつぽつと、雪のなかに取り残されていました。
いつのまにか、第三京浜の通行止めが解除になったようです。

連休明けだというのに、交通量はこれっぽっち・・・














めでたい成人の日の祝日が、まさかまさかの大雪に見舞われるなんて、これっぽっちも思わなんだ とある先日、「日本のウォール街 」ともよばれてる?「大手町」の一角にある「エコ・ミュージアム」をつらつらっと見学してきました。












「併設しているビルに入る飲食店の廃水を再利用して都市でもホタルの住めるせせらぎを」がコンセプトの「ほたるのせせらぎ」












太陽光パネルの発電量やお天気なんかの情報がGETできるモニタリング・ディスプレイ。












オイル生産微生物の培養システムです。



↓オイル生産微生物の説明です。























今回の見学の本命「アーバンファーム」。ザンネンながら、中の様子はまあっっったく見えませんでした!













 葉もの野菜とイチゴなんかが、栽培されてるそうです。LEDと太陽光の併用で、酸素が高濃度にとけこんだ培養液をつかってるそうです。

バカでかいミドボン(CO2ボンベ)が、すきまからチラリと見えました。今はミドボンで炭酸ガスを施肥してますが、将来は大気中の炭酸ガスを植物育成に利用できるようにするとか、しないとか・・・













都市の歩道のあちらこちらに、こんなオサレな植物工場システムがポンポンとできたとしたら、千代田区のみならず港区でも渋谷区でも新宿区でも豊島区でも台東区でも「地産地消な農作物」たちを流通できるわけですが・・・

もしも!!!

「地域の生活廃水を浄化したり、残飯を発酵させて培養液をつくって、

太陽光発電で水中ポンプと育成ライトを作動させて、

大気中のCO2を凝縮して、野菜や果物を育てる」

などというパーフェクトな循環型植物工場にしてしまえば「アーバンどころではない、アーバン・パーマカルチャーファーム」が実現します。
日本の技術と心意気があれば、たぶんきっとできるんだと思われます、いつの日か。












ということで、大手町駅から歩いてあっという間だけど、車では行きづらい「エコ・ミュージアム」は、全長50mほど?のコンパクトな未来空間なので、何かの「ついで」に見学に行くのがベストかなと思います。


大手町を訪れる「ついで」がなくても、そのまま足を伸ばして皇居のまわりをランニングしてもよし、生まれ変わった東京駅でなんかうまいものを食べるもよし、ちょっと歩いて秋葉原でGEEKでNERDな空間にひたるもよし、神田で古書やスポーティーなGoodsをGETしてもよし・・・と、東西南北どこにでも、風の向くまま気の向くまま足をむけるには、ピッタリなロケーションです。