2013年1月25日金曜日

冬のサラダバーはベランダで。

冬のあいだは、咲く花の種類も育てられるヤサイの種類も、寒さのせいで限られてしまいます。
が、そんな寒い冬こそおウチで育てて便利なのが、レタスなどの「リーフ野菜」たちです。

近所に住む長生きカラスは「ハロー」、「オハヨー」としゃべります。
しかし、冬のあいだウチに食べ物を物色しにやってきます。
 カラスにほじられてボコッと土が見えてしまいました↓ 




レタスをはじめ、ルッコラやワサビ菜、ホウレンソウ、コマツナ、白菜、キャベツなどなど葉っぱを食べる「葉もの野菜」の多くが「アブラナ科」です。アブラナ科は長日性植物で、昼間の長さが夜の長さよりも長くなっていく冬至から夏になる時期に花を咲かせていきます。
とくに、葉っぱを生でモシャモシャと食する「リーフ野菜」たちは、タネをとりたいわけじゃないかぎりは花を咲かせる必要がないので、わりと誰でも簡単にそだてることができますし、その日に必要な分だけ葉っぱをちぎってつかえば一株あたりの収穫期間がながくなるので重宝します。









冬に絶好調な「ホワイト・セージ」です。少し厚めの葉っぱをしているからなのか、弱光下でもよくそだちます。


根っこが蒸れに弱いホワイト・セージは、通気性バツグンな布製のポットだと、とってもよくそだちます。










葉っぱの厚みがある植物ほど、光合成の効率がよくないので、せっかく強い光があたってても光合成する量は少ないままといわれてます。そのかわり葉っぱの寿命も半年〜1年以上と長くなるんだそうで。
一方、トマトとかキュウリとか、葉っぱが薄くて光合成効率のよい一年草植物は、葉っぱの寿命が20日〜90日とひらきがありますが、平均でだいたい50日ほどだと言われてます。



冬のあいだは、植物たちの生長がゆっくりなので、水やりの回数もへって管理がラクチンですが、今年の春にむけて今からお庭の植物たちのために、できることがあります。

ほとんどの病原菌たちが寒さに凍えてかたまっている冬のうちに、「土壌有用菌」を土にまいてしまっておけば、ゆっくりと・・・確実に有用菌たち活動をはじめます。

←「有用菌」のなかには寒さに強いのもいて、もうすでに目を覚ましはじめました。一ヶ月まえにまいたというのに、今でもふと思い出したように突然に菌糸を伸ばしだします。






土の中で有用菌をいまのうちに優先的にふやしておけば、寒さがゆるんで植物が活動を始めたとき、根張りや花つきがダンゼンちがってきます。