去年の秋から栽培をスタートさせたフラッド&ドレイン・システム栽培のミニトマトたちは、収穫のピークを迎えています。
自分で育ててみて、つくづく分かることと言えば、「ついに収穫できる時がきた!!! とおもったら、いっきに持てあますほどに穫れてしまう。生食では追いつかないので、もうすでに、てっとりばやく大量のトマトを一度に調理してしまえるトマトソースしか思いつかない状態になる」ということでしょうか?
さて、ソメイヨシノが散り終わり、その後を追うように満開になっていた八重桜も、ここ数日の雨で花びらを落としてきました。
しかしまぁ、春の花々というのは、なんとやわらかくデリケートな花びらと色合いをしていることでしょうか・・・毛穴レスで透き通るようなお肌の乙女に、よくにあう可憐な色合いです。
季節ごとに咲く花々の色彩が、日本独特の美意識に深く影響しているのがよくわかります。
「ワタシは、天才だろうか?」と勘違いするほど、たっっくさんの花を咲かせてくれる「クレマチス」。蒸し暑い夏をブジに超すことが最大の課題です。
ブ〜ンッッッと、花にハチが・・・と思えばハエでした。ハエも花の蜜を吸うんですねぇ。「ウンXなんかに、たからずに蜜だけ吸っていれば、バイキン扱いされずにすんだものを! 」と思います。
ハエに受粉されてイチゴが実ったとしたら・・・? と、ふと思いながら見つめてしまったイチゴの花々。でもマンゴーの受粉なんかは、ハチを使うと経費が掛かるので、ハエが大活躍! と聞きます。もちろん衛生管理のもと育ったハエだそうです。
しかしワタシの場合は、野良なハエが勝手におウチにやってきて、手も足も洗わずに受粉をしていってくれてたようです。ついでに、我が家が面した歩道には、お散歩中のワンちゃんの落とし物が置き去りにされてることも少なからずあるので、ハエにしてみたら我が家は「春の味覚のビュッフェ」状態っていうことになりそうです。
ち・な・み・に、動物のウンXをパワフルに分解してくれる効果をもった植物が「アケビ」です。アケビのまわりにウンXをザクザクとスキ込んでしまえば、あっというまに肥料に変身してくれるというわけです! アケビのパワーを発見した人は、スゴいっ! ですね。
アケビは、たくましいツル性の植物で、日当りがよいとグリーンカーテンができるほど、よく育つし、実ればもちろん食べることもできるし、アケビのツルで編まれたカゴなんかは風情があるので人気があって、よいお値段もします。
高速道路の中央分離帯でさえ、すきあらばフサフサと繁殖しているのをよく見かけます。ちょうど今ごろ、雌雄別々の花が咲いているころかと思います。