以前から気になっていた「大宮盆栽村」へと足を伸ばしてみました。盆栽村には、いくつかの盆栽園さんもあって見学したり、お買い物もできるようです。大盆栽祭り前日ということもあって、どちらの盆栽園さんもいそがしそうにされていたので、前を通ってチラ見程度にしました。それにしても、盆栽園さんにかぎらず町内中のお庭にある庭木という庭木が、完璧な手入れがされていて、テクテク散歩するだけでもみごたえがあります。
生まれてこのかた見たこともないみごと盆栽ばかりで、風格というものがにじみ出ていました。盆栽の代表格「五葉松」。匠が仕立てた盆栽は、どの角度から見ても完璧なバランスです。
定番の松たちもすばらしいですが、四季ごとに美しい彩りを見せてくれる山もみじがだいすきです。とくに根連なりの盆栽は、そばでマジマジと見つめていると新緑の森のなかで木々に囲まれているような気分になれます。「武蔵丘」と名付けられていました。
撮影は、許可されている作品以外NGなのですが、オフィシャルのサイトで眺めるだけでもかなり見応えがあります。「ここまでの盆栽は、生半可な物欲では世話しきれないなぁ・・・」とため息です。
「さいたま市大宮盆栽美術館」作品集へ
http://www.bonsai-art-museum.jp/collection/