さて、それとは対照的に、それはそれはザツな性格のワタシのもとでも果実を実らせくれた健気な梅の木。
たった9粒、300gの梅ですが、ワタシなりに大切に梅干しを作ることにしました。
夏日が続いた今年の5月のおかげで、今年はハーブ系の植物たちが絶好調です。枯れ死ぬと思われていたホワイトセージもこの通り!
冬はずっと表土が見えていたキャットニップたちも、わずかにウザく感じるほどに大きく育ち、もうすぐ花も咲きそうです。
それもこれも「パワーストーン」の生長促進効果のおかげ・・・
ところで、ボールをなげると、うれしそうに咥えて持ってきてワタシの足元にポトンと落とし、「さあ、もっと投げろ!」と要求する長男猫。朝起きると、枕元にボールが3コも転がってたこともありました。朝の4時に起きるはずのないワタシに、ひたすらボールを運んでいたほどのボール好きです。ブラッシング・タイムも、大好物のひとつです。
その昔、肥料について調べているとき、とても参考にさせていただいたとある方のブログに「植物とパワーストーンの、切っても切れない関係」が、こんなふうに紹介されていました。
〜以下、引用です。〜
植物にもパワーストーン! [ 農作業の実際 ]
岩を御神体とする神社や、岩の形状を御神体とする神社、地層や崖を御
神体とする神社などなど、古来から神秘的な意味が込められ不思議なエ
ネルギーが宿るといわれてきた岩。最近ではこれらさまざまな岩を鉱石と
して、アクセサリーなどとして身に付けている人もたくさんいるのだとか。
『鉱物に関する知識を身につけ<各石の持つ意味を理解した上で、その
時 の自分に最も適したパワーストーンを選び、活用していきましょう。 』
といったような使い方をするものらしいですね。
これはすておけない。植物栽培にもパワーストーンを活用したい。
文章を植物栽培に置き換えて・・・『生育ステージにおいて、植物に最も適
したパワーストーン(天然石)を選び、活用していきましょう。 』 なんて考
えは、まさに植物栽培にとってもうってつけではありませんか。
〜以上、引用終わりです。〜
〜以上、引用終わりです。〜
「ええ〜っっっ??? 植物にパワーストーン、っていかにも効果ありそうだけど、どうやって使うの? 水晶を浸したお水をあげるとか???」 と、心はずませて読みすすませていくと・・・
〜以下、引用です。〜
・・・じつはですね。残念ながら/笑、もうこの技術は広く一般に普及して
しまっているのです。
天然のリン鉱石やカリ鉱石を砕いて、さらに使いやすいように植物の生育
ステージにおいて各種成分を整え、さらになかには〔植物が根酸を使って
これらの鉱物を分解するのにならって〕酸処理した商品が、広く世間に流
通してしてしまっているんです。
そうですね、実践するのが150年ばかりおそかった。まさに残念です。
えっ、この商品の名前ですか?それは・・・化学肥料/化成肥料っていう
んです。これって、じつはとっても自然なものなんですよね。
〜以上、引用終わりです。〜
肥料についての勉強をしはじめた頃のワタシにとって、それはそれは分かりやすく肥料のなんたるかを教えてくださったブログでしたが、今どこを探してももう見つかりません。その方のブログで「化学肥料は悪ではない」ということと、もうひとつ「柔軟なモノの見方は、楽しく生きる知恵」という、2つの大切なことを学ぶことができました。
さて、「パワーストーン」と「肥料」の、切っても切り離せない関係とは、例えば、ジュエリーとしても人気の「アパタイト」からは、リン酸肥料ができますし、パワーストーンの代表格、水晶からは、人用サプリにもなる水溶性ケイ酸(肥料原料となるものはそのほかに白雲母など)ができます。また、老廃物の排出を高めてくれる「マグネサイト」は、名前から連想できる通り、「マグネシウム」が作られます。
と、いうことで「ケミカルは、ナチュラルじゃない、悪だ!」「オーガニックなら、なんも問題ない!」という認識が、定着しつつあるここ最近ですが、それとは対照的に「ハイドロポニック」という栽培方法にとって、有機物は「百害あって、一利なし」的な要素になってしまいます。
水に溶ける肥料や養分だけを植物に与える「ハイドロポニック・システム」は、土壌が本来持っている素晴らしい「浄化作用」を利用することができません。肥料や活力剤を溶かした培養液は、植物を腐らせてしまう「ばい菌ども」にとっても、ステキなご馳走です。かわいい木製プランターを水耕栽培のタンクなんかにすれば、たちどころに「ばい菌や昆虫たち」の牧場と化してしまいますし、アンティークなブリキのバケツや、備長炭が培養液に浸っていれば、せっかく洗練させた肥料バランスがメタメタに壊れてしまい、植物はパーフェクトな食事が取れず栄養失調になってしまいます。
「ハイドロポニック栽培」に使える「オーガニック肥料、活力剤」は、「根がたちまち吸収できるほど低分子化された有機成分のみ」だけですし、「ハイドロポニック・システム」に使うべき材質は、どんな微生物類、強い酸やアルカリにも、分解されないプラスチック(合成樹脂を含む)のみ、となります。
ところで、肥料のチッソ肥料は「硝酸塩鉱物」である「天然硝石」が原料のひとつで、これから「硝酸カリウム」が作られます。ご存知の通り、「硝酸カリウム」は火薬の原料なので、「硝石」という天然資源をめぐっては、歴史上大きな争いが起き、多くの血が流されました。
湿度の高い日本では、天然硝石は採れないため、家畜や人の汚泥とか堆肥から発生するアンモニアを加工し硝酸カリをつくっていたそうです。この硝酸カリウムを作ってたのが、世界遺産に登録されている飛騨高山の白川郷だったということは有名です。飛騨高山といえば「忍び」・・・「忍び」といえばサンスクリット語・・・インド伝来???