はっと気づけば、1月もそろそろ終わりです。
前回の雪で、落葉樹たちの枝にしがみついていた枯れ葉もぜんぶ地面に落ちました。
カスケードホップの根元の様子です。ツルはすっかり枯れて、手でポキポキと折れてしまいます。冬の間はこの枯れたツルから呼吸するとのことで、刈り取らず残しています。
小さなホウキで表面の枯れ葉や土を払っていくと、根元からは今年伸びるツルの新芽が出てきていました。
ところで、ニッポンのクラフトビール「虹の麦酒」をいただきました!!!
わ〜い、パチパチパチパチ。
普段はしまいこんでる自力で立たないビールグラスをひっばりだして、さっそく注いでみます。このグラスは、ビールの香りをゾンブンにたのしめるフォルムになっていて、ひとくち飲むたびに、鼻にビールの香りがブワッと襲いかかってくるステキなビールグラスです。
「虹の麦酒」は、ボトリングしたあとにも発酵熟成がすすむ瓶内発酵ビールで、小麦をつかった白ビールタイプのようです。ボトルの底には酵母たちがうっすらと積もっています。「うわ〜、生きてる味だ!」瓶内発酵の白ビールは、まろやかで旨みのつよい甘みが心地よい味です。もうしばらく飲んでしまうのを我慢して熟成が進むのを待てば、さらに味わいが深くなりそうです。
瓶内発酵の活性がつづくビールを久しぶりにいただいてみて、もうひとつ思い出したこと・・・それは翌日の便通がそれはそれはスッキリってことです。その昔、便秘ぎみの友人にこのタイプのビールをふるまうと、翌日「すごい、すんごいね〜。久しぶりに力まずに出た。」と大喜びしてました。
でも毎日毎日飲んでいると、腸がだんだん慣れてしまい、なんともなくなってしまうのですが、滋養の高い生きた本物のビールは、酔いの引きがはやくアミノ酸やビタミン、エストロゲンも豊富で骨密度もアップしてくれるから、むしろ女性にとってメリットが大きな健康飲料ともいえます。
ということで、あっというまに素晴らしい進化をつづける日本のクラフトビール。
「虹の麦酒」の魅力は、その滋養の高さはもちろん、なんといっても日本人の繊細な味覚を反映した、ていねいな作りがわかる、甘みと深みがある味わいとホンワリとしたやさしい香りでした。
ふと気がつけば、こんなステキな本がでてました。とってもとってもオススメです。