今年の年明けは、いつになく暖かなお正月となりました。初詣で参拝の列にならんでいる間、足がまったく寒くないことが、とてもありがたかったです。
2015年〜2016年の秋冬室内栽培、パプリカたちです。
フラッド&ドレイン・システム「TITAN〜タイタン〜」で育てているカラーピーマンたちがダントツで茎が太く、たくさん実ってます。
カラーピーマンやパプリカは、青いまま収穫するピーマンとはちがい、赤、黄色、オレンジと色鮮やかに完熟してから収穫することもあり、栽培期間が長くなり着果負担が大きい野菜です。そのため、カラーピーマンはあまり育てやすい野菜ではないといわれてます。
根に酸素をたくさん与えられるフラッド&ドレイン・システムは、勝手に育つ感が大きく、栽培難易度が高めのカラーピーマンでも、なかなか順調に育ってます・・・が、種子から育てる「実生栽培〜みしょうさいばい〜」のため、同じ品種でも育ち方にムラがでました。左側の株は茎が太く、花も実も5〜6コ咲いたり実ったりしてますが、右側のヒョロヒョロと細い株はやっと花が咲き始めたばかり。
一ヶ月前には花が咲いてもポロポロと落ちやすかったので、PK肥料をあげてみたら目に見えて実つきがよくなり、大きくなりました。「PK肥料は、ベストなタイミングて上げればその成果が目に見えてわかるもんなんだ」、と改めて再確認させてくれたカラーピーマンたちです。
一方こちらは、4つのシステムを連結させたR-DWCシステムと、右端が再循環システム「GEMINI」です。こちらもカラーピーマンを育ててますが、現在までの経過は・・・?
再循環システムGEMINIには、3コ以上の実がつきました。グロウルーム内では端っこの光があまりよく当たらない場所ですが、どまん中を占領しているR-DWCシステムのカラーピーマンたちよりも早くたくさん実がつきました。
おまけですが、10cm角のロックウールだけで育ててるカラーピーマンたちも、ささやかながら育ち続けています。
そして今年のミニトマトたち。ランプ日照時間を18時間のままにしていたら、みるみるみるみる茎がのび、手に負えなくなってしまいました。でもそのおかげか、今年は実ったミニトマトが熟すまであっという間です。
あんまり寒くない冬のせいか、それとも日照時間が長かったせいか、例年のおどろくような甘さはあまり感じられませんが、それでも生でパクパク食べられる美味しさです。