2019年7月11日木曜日

季節の花

昨日はひさしぶりに日差しがあたりました。とはいえ、「梅雨のあいまの快晴」とまでのお天気ではありませんでした。

さて、そんな雨降りつづきの7月ですが、季節は確実に夏に向かっています。ブッドレアの花が咲きはじめました。





「バタフライ・ブッシュ」という名をもつほど、蜂や蝶たちにとって貴重な蜜源植物です。 咲き進むにつれ花房が小さくなっていので、こんなに大きな花房は咲きはじめしか見ることができません。紫とピンクの2種類がありますが、紫の方が生育が旺盛で、毎年春には、こぼれた種から発芽し、気がつくと小さなプランターを占領していることも、珍しくありません。







雨がつづくと アカシデの木の根元に出現する白い泡。キノコの菌糸かと思ってましたが、正解は「樹幹流〜じゅかんりゅう〜」だそうです。木の幹をつたって流れる雨水に、表皮のいろいろな成分が溶けこむことで、泡立つんだそうです。











イヌシデの木にくくりつけた「セッコクラン」が、いつのまにか 幹をぐるっと囲むように根っこを伸ばしていました。来年こそ、香りよく咲くといいなと思います。







地植えした「カドタ」というイチジクです。たいした手入れをしていませんが、毎年たくさんの果実(花ですが)をつけてくれます。






地植えの最大のメリットは、なんといっても真夏に水やりする手間が、ほとんど必要のないことと、勝手によく育つ感がハンパない、ということにつきます。 一方のデメリットは、プランター栽培のような濃厚な甘みが どうしてもだせないことと、せっかく食べ頃になっても まっさきに鳥に食われることです。






地植えのチヌーク・ホップは、パーゴラいっぱいに葉を広げています。これから、古い葉っぱの葉欠き作業と、弱いツルの間引きに追われる日々がスタートします。 ほんの2、3日うっかりサボっただけで、黄色くなりはじめた古い葉っぱが「コナカイガラムシ」だらけになってしまうからです。






風通しの悪い住宅地では 地植えしても枯れる、小さなポットにしても枯れる「ホワイト・セージ」。今シーズンは50Lサイズの布製ポットにデ〜ンッッッと植えてみました。50Lもあれば、毎日水やりしなくてもよいと考えたからです。真夏日の水やりを避ければ、枯れ腐ってしまうリスクをかなり防げると期待しています。






この50Lサイズの布製ポットに植えると、水やりの手間がほとんどいらずラクなので、味をしめて「大玉品種の桃の木」を植えてみました。果実が収穫できるようになるまでは、あと2年必要です。





昨年の秋に植えた「エリンジューム・ビッグブルー」は、そろそろ花終わりです。地植えした同品種は、バークと腐葉土をよく混ぜ込んでから植えて、その後も定期的に固形肥料をしっかり施肥していますが、さっぱり咲く気配がありません。 エリンジュームのような宿根草も、根っこが張りやすい、フカフカとした栄養豊かな培養土のほうがよく育つことがよくわかりました。






雨降りがつづくと、よく咲くクチナシの花も、そろそろ終わり。 太陽がよく似合うヒマワリへとバトンタッチです。