2021年3月26日金曜日

花が一番キラキラする季節です。

 2021年も、あっというまに3ヶ月が過ぎようとしています。

冬の間は、朝起きたら部屋の電気をつけたくなる暗さでしたが、今は日差しがまぶしいほどです。



「なんだか最近ハンギングの土がこぼれるよなぁ〜。風が強いのかなぁ〜。」と謎でしたが、犯人は巣作り中のヤマガラでした。何度も何度もヤシの繊維を口いっぱいについばんで、飛び去っていきます。卵が孵化してからヒナが巣立つまで、一ヶ月ほどかかるそうです。




ノビノビと広がる新葉に、「葉つゆ」が出ていました。「健康に育っているなぁ〜」と一番思える景色です。葉つゆは、夜間も根っこが活発に水分を吸収している目安です。根っこの健康のバロメータでもありますが、ツボミがつきはじめると根っこより花芽に養水分を送るので、開花期に入ると「葉つゆ」はあまりみられなくなります。




昨年の夏まで瀕死だったブラックティーローズ。かなり回復してきました。







冬の間は、花数が乏しかったハンギング寄せ植えのビオラは、モリモリと花数が増えてきました。土が乾くのも遅くて手がかからず、暑さで花茎がベロンと伸びもせず、花数がグッと鮮やかに増えてコンパクトにたくさん咲く3月は、一番好きです。






昨年秋にスカスカに植えたセンペルビウムが、大きくなってきました。子株がプランターいっぱいに伸びて増えたらいいなと思います。





ザーザーと雨が降った先週日曜日に、水やりも兼ねて、室内で管理していたチランジア・ストレプトフィラを外に出しました。乾燥気味だったクルクルした葉っぱが、あっという間にベロ〜ンと伸びました。




ブルーベリーのプランターに、勝手に生えてきてカワイらしい花を咲かせた野生のスミレ。「タチツボスミレ」というそうです。こんな可憐な花を咲かせるとは知らず、去年はワシワシと手で抜いていました。







こちらは、砂糖漬けにしてお菓子にも利用できる「ニオイスミレ・スルフレア」です。
それはそれは丈夫な性質で、一株植えておけば、年を越すごとにベロベロと広がります。踏んでもちぎってもヘッチャラで花を咲かせるので、グランドカバーに良いと思います。







春を迎えた花たちは、植えた時には想像ができないほど、あふれんばかりに咲き誇ります。
咲き誇る花のパワーに触れてしまうと、どんなに面倒でも花を植え、花がらを摘み、次の花を選び、花を植えかえ・・・という無限ループに陥ってしまうのです。