2021年5月14日金曜日

冬を超えて、初夏にあざやかに咲く宿根の花たち

キラキラした日差しとカラッと晴れた、「さわやか」という言葉がピッタリな5月、待ちに待った季節がやっと来たというのに、雨と夏日が交互に訪れ、今年は梅雨が早めに来そうです。


昨年の秋に、ウバタマの仔吹きたちをカットして乾燥するまで放置したのち、CANNA COCO培地にのっけて、培地が乾燥したら2,000倍で希釈したCANNA COCO A/Bを水やり・・・。このサイクルをくりかえしてきたところ、一株が枯れてしまいましたが、残った仔吹き株たちは、さらに仔吹きし、ウバタママンダラ状態になりました。



CANNA COCO培地は、生長がスローリィで個体の価格が高くなりがちな多肉や希少品種たちも、べっクラするほど安定してよく育つので、日本では多肉マニアのなかでも愛用いただく方が急増しています。



ホワイト・セージは、CANNA COCO培地をメインにして、ポッティングミックス培土とミックスさせた培養土に植えました。あのホワイトセージですら、枯れる気配を見せずにガツガツと大きく育ちます。花茎が伸びて、2メートルくらいの高さになってしまいました。


早春に暖かな日がつづいたので、「今年は、花咲くのがいつもより早いわよねぇ」という声をたくさん聞きました。雨上がりの晴れた日は、バラたちがいっそうキラキラと美しく見えます。






バラと相性がよい「チャイブ」が紫色の花を咲かせました。

おしゃれなネギ坊主といったところです。


「黄色いネギ坊主」に見えるクラスペディア。まゆ玉飾りみたいです。



チヌーク・ホップは順調に育っています。昨日の雨と、今日の夏日でグググッとさらに生長すると思います。





冬の間、いつのまにか収穫することを忘れていた「コリアンダー」。今年も元気に花が咲き、アリンコ牧場と化しています。






寄せ植えるときは小さいのに、一年経つとプランターを占領している「ローダンセマム」。



ローダンセマムは丈夫なキク科。水さえ切らさなければ、あふれんばかりに広がって咲いてくれるうえに、花色がやわらかくて上品なので、できる限り手間をかけずに「お花が大好き! ガーデニングちゃんとやってます!」感を出したいズボラな私の史上最強に強い味方です。




マイヤーレモンがたくさん花を咲かせました。風に乗って、おもいのほか遠くまで香ります。





5月になって、ますます色鮮やかに咲くようになるビオラたちですが、
そろそろシーズン終了です。





(それなりに)手をかけて咲かせた花たちですが、愛でるために家の周りをひたすらぐるぐると回りつづけたら、ご近所さんはかなりウザく感じるでしょう。と、いうことで、咲いた花どもは、一列に並べて挿せる花瓶に活けて、お家の中で愛でることにしています。
口の広い花瓶を使うと、かわいいかわいいウチの猫どもが水を飲んでしまい水位が下がり、いつのまにか花が萎れている事故が多発するのです。