2025年1月31日金曜日

CANNA カル・マグ エージェント〜Ca:Mg=3:1の正しい比率〜

日本の軟水にベスト・チョイスな CANNA CalMag Agent がリリースされました。

カルシウム:マグネシウムが3:1の正しい比率になっているので、CANNA COCO栽培でカル・マグをきちんと補いながらカリウム不足を起こさせない大きな効果があります。








日本の水道水の平均硬度は EC 値 0.2 であり、ハイドロポニックス(養液栽培)においては 「超」がつく軟水です。軟水でのハイドロポニック栽培には 大きなメリット  小さなデメリット があります。

軟水のメリット

最大のメリットは、水道水に含まれる塩類が少ないため 浄水にかかるコストが低い こと、そして 培養液に必須の肥料成分をより多く加えられる ことです。

例えば、トマト、キュウリ、ピーマン、ナスなどの 夏野菜の平均 EC 値は 2.0 前後 ですが、この値には 水の EC 値も含まれます。そのため、軟水を使用すると、より高濃度の肥料を加えることができるため、硬水よりも有利 です。そして炭酸塩があまり含まれていない軟水はpH値をコントロールしやすいので、培養液のメンテナンスにpH調整剤をたくさん使う必要もありません。


軟水のデメリット

軟水を使用したハイドロポニック栽培のデメリットは、すべて 重炭酸カルシウム(Ca(HCO₃)₂)  重炭酸マグネシウム(Mg(HCO₃)₂) の含有量が少ないことに起因します。COCO 栽培をはじめ、ピートモスをベースとしたポッティングミックス培土のTERRA 栽培、さらに DWCシステムをはじめとしたハイドロポニック栽培 では、酸欠、高温、寒冷地でのLED栽培などのネガティブな栽培環境要因から、植物にカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)の不足が起こりやすく、また 培養液の pH 値が変動しやすくなる 傾向があります。


CANNAカル・マグ エージェントを使うメリット

とくに軟水を使った COCO 栽培では、肥料をたくさん与え過ぎなくても植物に花が咲いて実がなり肥大が進むと、根酸の分泌が増えるにつれカリウムの吸収量が増えるので培地のpH値が下がりすぎる傾向がありますが、CANNA CalMag Agentは、培地のバッファー効果があるので肥料の吸収バランスを整えます。CANNA CalMag Agentで培地にカル・マグを補うのがおすすめです。




またTERRA 栽培では、ノーマル・ウォーターを使う前提で作られているTERRA FLORESを日本の軟水に希釈するとpH値が下がり過ぎてしまうことがあります。CANNA CalMag Agentで硬度を補って、この問題を解決することができます。


CANNA CalMag Agentは、軟水である日本の水道水を使ったすべての栽培におすすめです。