2010年6月24日木曜日

Ben & Jerry でペットボトルを減らそう。

とびきりウマいアイスクリームが、1年分もらえるとしたら、

ウンウン、あきらめます。あきらめます。だって、もらえるのが「Ben & Jerry」のアイスクリームだし!! (HONDAインサイトも当たるかもだそうです。)


ということで、再利用可能なボトルなんかといっしょにうつったアナタの写真をアップロードして応募できるのは、ザンネンながら米国国民だけなんですが、「Green Music Group」というアーティストたちが非営利で活動している環境問題解決への取り組みは、今回で6回目だそうです。



で、今回はグラミー賞受賞経験ももつ女性のブルースシンガー「ボニー・レイット」が中心となって呼びかけてます。ものすごく意訳すると・・・

「野生動物の生態系に深刻なダメージをあたえつづけている、使い捨てのプラスチック容器を使うことをちょっぴり立ち止まって考えてみない? ペットボトルは便利だけど、たった一度だけの使用のために、どれだけ環境を破壊することになっているのか・・・」

7月4日は米国の独立記念日ということで、それに合わせて「使い捨てプラスチック容器は、使いまセーン!!」宣言もしようよ、とのことです。

この動画を見ると、たしかにペットボトルを見る目が変わってしまいます。



いろんな環境問題を音楽のチカラで解決しよう!!というGreen Music Groupのメンバーには、ボニー・レイット、デイブ・マシューズ・バンド、リンキン・パーク、マルーン5、シェリル・クロウ、そして「 Farm Aid 」でおなじみのウィリー・ネルソンなどなど、そうそうたるアーティストたちが参加してます。

そして、日本から撤退してしまったことが残念でしかたがない「Ben & Jerry」ですが、年に一度社員全員がパジャマで出社するパジャマ・デーがあったりと、とってもユニークな社風でも有名です。創設者のBenさんとJerryさんは、大の音楽好きでアイスクリームのフレーバーには、「Cherry Garcia」か、「PhishFood」などなど、おおっ!と、どストライクなファンには、たまりませんっ!

なにより、ここのアイスクリームはホントにおいしかったのに・・・

この会社は原料の安全性にもこだわっていて、Farm Aidとおなじように家族経営の小規模酪農家の牛乳を使用しているそうです。「 rBGHというホルモン剤をつかって乳牛の生長を不自然に速めることは、とても安全とはいえません。」とのことです。ホルモン剤なんて使ってるんですねー、ちょっとコワイ。

こういったアーティストたちの活動は、日本でも最近ふえてきました。やっぱり音楽のチカラは偉大ですよね。

2010年6月23日水曜日

「情熱」はマニュアルを超えた!?



いまだに室内でココ栽培してるイチゴ達です。
なんだか最近、常識をくつがえす生長をつづけてます・・・

イチゴがぜんぜんバテません。実も大きくなってます。

葉っぱがピーンと上を向いてます。

まだまだやる気のご様子です。













近ごろのグロウ・ルームはもう気温30℃はざらに超えてます。湿度は53%
イチゴやヤサイの適度な湿度は30%〜60%だそうで、湿度はOKですが、温度は高すぎです。イチゴは24℃を超えると休眠するハズです。















でも、このとおり。ブサイクで、ちっちゃめですが、ちゃんと甘さものってます。
しかもこのイチゴ、じつはコナジラミだらけなんです。














こんなに暑くても、コナジラミだらけでも、葉っぱがピーンとたって元気に実をつけました。気持ちよく「 KY 」なイチゴたちです。

「元気がない時は、チッ素ひかえめ、リン酸・ミネラル多め・・・」ということで、EC値は低めで、リン酸と微量ミネラルと有機活力剤を多めにあげてます。

「こうしてあげたら、元気になるんじゃないかな?」と、トライしてみたことにミゴト植物が反応してくれると、どんどんハマってっちゃうんですよね〜。

2010年6月22日火曜日

ナナ転び、ナナフシ

今朝ふと気づきました。ミカンの木に、なにやら細長い物体が・・・

よく見てみると、「ナナフシ」でした。多分、エダのフリでもしてるんでしょうか?














このミカンの木には、初登場です。どうやら葉っぱを食べてしまうらしいんですが、こんなケッタイな生き物が見られるのも「無農薬栽培」で、ガンバッてる醍醐味というもの・・・














ところが、さらに強敵がいました。

「セスジスズメ」の幼虫です。お食事中です。写真の下側がアタマになってるんですが、スゴいイキオイで「ヤブガラシ」の葉っぱをムシャムシャたべてます。「ヤブガラシ」は、たっくさん食べていただいて結構です。名前の通り、繁殖力が強すぎで抜いても抜いても生えてくる、もてあまし気味のヤマブドウ系の雑草です。
食べられた葉から水滴がでてるのを見ればわかる通り、丈夫な植物は水分とか養分を吸い上げるチカラがハンパないです。















顔のすぐ下にある、ちいちゃな足で葉っぱをガシッとつかんで食べてるところは、とってもキュートです。左下にあるボケた黒い物体は、フンです。落としヌシの頭よりでっかいフンって、どんだけオツウジいいんでしょうか??















このあと、この幼虫は道路のどまんなかで、ドデ〜ンと食休みをはじめてしまいましたので、道ばたのヤブカラシの葉っぱの上に連れ戻しておいてあげました・・・って、イモムシをつかんだ時のフニュッとした感覚を楽しみたかっただけなんですが。

2010年6月21日月曜日

Grow Your own Rice! 根っこの活着

今日は「夏至」ですね。1年でいちばん昼間がながい日です。今日を過ぎると昼間が短くなる「短日」へと移りかわります。

室内で水耕栽培してる水稲「イセヒカリ」です。
「イネ」といえば日本でいちばん栽培面積がひろい「短日植物」です。

草丈(くさたけ)が思ったより伸びてしまい、

そろそろ止まってくれないと

グロウランプがこれ以上高くできません。










イネの短日条件は、シビアではないので真夜中に弱い光があたっても、花芽分化(かがぶんか/はなめぶんか)してくれます。



ところで、枯れそうだったイセヒカリが、枯れました。

枯れたプラントも、いっぱい分げつしてるプラントも、

一緒に処理した「タネモミ」です。









生長の差は一目りょう然。

この悲しいほどの生長のちがいは、

どこから来てるかといえば・・・









枯れちまったプラントは、根っこがぜーんぜん張ってません。
発芽用のロックウールから、定植用のロックウールへの活着(かっちゃく)に、ミゴトに失敗してます。














根っこがいじけてます。根っこが伸びていかなかった理由ですが、たぶん大きなロックウールへ植えつけるタイミングが遅すぎたんだと思います・・・





ポットの底からちゃんと根っこがでてくれば、活着がうまくいったということになります。


根っこさえ張ってしまえば、あとは基本的な管理をハズしたりしなければ、ちゃんと育ってくれます。









うまく活着できたプラントと、できなかったプラントのちがいは、発芽用のロックウールの底から根っこがでてきてから、すぐに大きな定植用のロックウールへ植えつけたかどうかでした。

植物の種や挿し木から発根したら、根っこが白くて元気なうちに、なるべく早めに定植したほうが、順調に生長してくれるんだなと、またまた「脳内マニュアル」再認識な夏至の日でした。

2010年6月18日金曜日

液肥スタンドがある! 道の駅

千葉って道の駅がいっぱいあって、ほんとに楽しいです。

どの道の駅もそれぞれに創意工夫があって、さすがなんですが、一番スキなのは「三芳村」鄙の里です。
はじめて千葉めぐりをしたときに、

夜中にたどり着いて車中泊させてもらったのが、

ここでした。











この道の駅には、なんと「液肥スタンド」があるんです!
しかも無料、でもいまは故障中らしいです。ぜひ復旧していただきたいと思います。















この道の駅は、無料の足湯もあるし、死ぬほどイタい足裏刺激の小道もあるし、ショッピングコーナーがこれまた、ワタシ的になんですが品ぞろえ内容がものすごく充実していて、夢のようにおいしい「まほろば豚肉」とか、すぐ近くにある地ビール工場でつくられている「安房麦酒」だとか、骨年齢に自信のないヒトにおすすめの「乳酸菌飲料ミネカル」だとか、とびきりオイシイジェラートだとか、地元でとれたヤサイや植物の苗とか、地元ビーフ100%のハンバーガーだとか、おススメな点をあげたらキリがないほどココで暮らしたいほど、大好物が密集しているトコロです。

で、この道の駅の道路をはさんだ向かい側には、ドラゴンフルーツ農園があります。
これがドラゴンフルーツの木です。

農園の方に許可をいただいて写真を撮らせていただきました。

ドラゴンフルーツは、ようするにサボテンで「月下美人」の親せきです。

赤い花が咲くカブと白い花が咲くカブのふたつがないと結実しないそうです。






こちらの農園ではビワも栽培されてるんですが、とっても貴重な「世界初のタネなしビワ」も販売されていました。都内ではビックリするようなお値段で売られているそうです。
「 ジベ (ジベレリン) を使うんですよ。」と、教えてくださいました。ジベレリンは植物ホルモンのひとつで結実効果がたかく、タネなしブドウをつくるのにも使われてますし、茎を伸ばす効果があります。

さて、こちらの農園では、もうそろそろドラゴンフルーツの実が大きくなってきたころでしょうか? こちらで収穫されたドラゴンフルーツは、ジェラートに加工されて道の駅で楽しめるみたいです。

2010年6月17日木曜日

エコ・フレンドリーな贅沢はいかがでしょう

昨今の不景気のせいで、「連休中こそ気分転換に海外へプチ旅行にでも」・・・
なんてわけにもナカナカいかなかったヒトはワタシだけではないはず。

でも、ネットの中なら世界中のどこにでも一瞬で行けてしまうわけです。こんな時こそ、夏のボーナスでちょっとオモシロい買い物が楽しみたい、しかもエコ・フレンドリーに・・・

なんてヒトには、こんなUSBチップいかがでしょうか?
もちろんひとつひとつがハンドメイドで、おなじものは二つとないウッディーなUSBチップでス。











このデザインのMacがまだ現役のうちに紹介しておきます。

お値段は

1Gb : 39euro

2Gb : 45euro

4Gb : 49euro









秋葉でGETできるUSBチップの値段を考えれば、セレブなお値段ね! としかいえないところですが、思わずクスッと笑ってしまうアイデアは粋だなと思います。
しかもこの値段設定をみると、結局「4Gbを買うべきだよね!!」っていうことですよね?

このウッディーなUSBチップ以外にも、このサイトにはいろいろとオモシロいダッチ・デザインが勢ぞろいです。円高ユーロ安のいま・・・プチ・チャンスです。日本にも送ってくれます。
www.oooms.nl



そのほかにもこんなエコ・フレンドリーなおパンツは、いかがでしょうか?











マッタリトとしたこのイケメンがお召しになってる唯一の衣類、おパンツ。なんとバナナでできてます!!
オーストラリアの「 aussieBum 」社が発売したその名も「  Banana Brief 」。
お値段は日本円だと¥2,300ほどでカラーバリエーションもあるようです。











このバナナ・パンツもワールドワイドに送ってくれます。

もうすぐ「父の日」ですが、すっかりさっぱりお忘れだったヒト、こうなったら「 あれ? 父の日7月じゃなかったっけ? 」と、すっとぼけて来月の第三日曜日にこんなプレゼントもアリかもしれません・・・


とまぁ、こんなふうに世界でインターネットが普及したメリットとして、部屋から出ずしてボーダーレスなショッピングができたり、素敵なアイデアにふれたりできることは、ものすごく大きいのではないでしょうか。

ちなみに日本のお酒とかお箸とか、身近にありふれてるものが、海外でものすごく評価が高くて人気があるんですよね。インターネットがバリバリ活用されて、お客様は世界中にいらっしゃいます化が進んで、日本の地域格差がなくなっていくとイイナ、と本当に思います。

2010年6月16日水曜日

水耕栽培 de キッチンカルチャー

毎日キッチンに立つ主婦の方のみならず、だれしもが一度はトライしたことがあるんではないでしょうか?

ひとつぶで二度オイシイ、ネギやスプラウトの「水耕栽培」。
ワタシもダイズのスプラウトで「二期作水耕」、やってます。














今朝になって新芽がバシバシのびてました。

ところで、窓ごしのような弱い光で植物をそだてていると、

こんなふうに光に向かってビヨヨ〜ンとアタマが曲がっていきます。

これは植物ホルモンのひとつ「オーキシン」のはたらき、というのは有名なおハナシです。







オーキシンは葉っぱでつくられて根っこに送られるホルモンで、植物のトップを光に向かわせたり、根っこの先端が水のある方に向かう時なんかにクニュッと先端を曲げさせるはたらきをしてます。

そして、根っこに一定の量のオーキシンがたまると「発根」がはじまります。新しい根っこは、養分とか酸素とか水分とかをイッパイ吸収する働き者なので、コンスタントに発根させるには新しい元気な葉っぱをたくさんキープするとよいそうです。オーキシンには、咲いた花を着果させたり、実った果実の味をよくする効果もおおきいそうです。















ところで、ホントの意味の「キッチンカルチャー」っていうのはキッチンで水耕栽培をすることではないことは、バイオに詳しい人ならよく知ってると思います。

「キッチンカルチャー」とは・・・「ティッシュカルチャー」つまり植物の組織培養の造語です。組織培養にはいろんな専用器具が必要となるんですが、専用器具を圧力鍋とか電子レンジとかキッチンにあるもので代用しちゃおう!ということです。

植物のちっちゃな新芽や茎や葉っぱの破片から、一人前の植物を再生させウィルスフリーの安全な植物を無数にふやせるのが組織培養ですが、その組織培養にも「オーキシン」が不可欠な存在です。

でもこのティッシュカルチャー、植物片から一人前の植物体になるまで、年単位の時間がかかるようです。