2011年8月4日木曜日

ど根性ヤマブドウ。石のうえにも3年

雑草の中でも手こずらされるのは「ヤブガラシ」で、ほんの2〜3日、見て見ぬフリをしようものなら、生垣の表面があっという間に「ヤブガラシ」に占領されている始末です。

ちなみにヤブガラシの名誉のために補足をすこし・・・
ノッパラに生い茂るヤブガラシの葉や花を観察するとチョウチョやイモムシが群がってるので、滋養がありそうだなと思ってましたが、生薬として利用されていて、解毒作用や鎮痛作用などの薬効があるそうです。

3年前に、塀のわずかなスキマの土から勝手に生えてきたヤブガラシとおぼしきツル性植物、問答無用で抜きつづけていましたが、わずかに残った根元の茎が木質化してシッカリしてきたので「この茎の様子は、一年草じゃないよな」と今年ようやく気がつきました。
近所のノッパラに勝手に生えてる雑草たちから察するに、恐らく「エビヅル」というヤマブドウの一種ではないかと思いました。

エビヅルの実は食用OKです。となればゲンキンなものでトレリスをセットしてツルを伸ばしてみました。
・・・が「世の中、そうウマい話は転がってないよな・・・」って感じです。


エビヅルをはじめ山ブドウは雌雄異株があたりまえだそうで、このコがもしもオスならば、花粉をまき散らすだけで実はつきません。

そのうえ、予想以上に繁殖力がつよく、となりのイヌツゲの木をおおい始めてしまいました。
どこまで伸びてしまうのか、もう予想がつきません。後悔先に立たず・・・








曇り空ばかりの今年の夏ですが、このムクゲの花びらは、曇った日の方が透明感がでてとてもキレイに見えます。











椿の実です。
今年はどこのオタクでも庭木がよく咲いていた当たり年のように思うのですが、ウチの椿もよく咲きました。

髪にとってもGoodな椿油は、この実を砕いて蒸して絞って水分をとばしてできるそうです。
自分で精製できたらいいんですが、さすがに大変そうです。






「雑草に占領された放置プランター」ではありません。
これは「モチアワ」です。
生まれて始めて「粟」を育ててますが、ものすごく雑草ぽいです。
でも丈夫でたくましくって、ものすごく元気な生命力を感じます。

秋にはこの粟で自家製雑穀米をつくるぞ!!!









今年は思いのほか柿がたくさん実りました。残飯をミミズに食べさせてコンポストにしては、柿の根元にいけてますが、それが効いたんでしょうか・・・

2011年8月2日火曜日

秋のような8月

グリーン・カーテンにしているゴーヤですが、黄色く登熟しかかった実を放置しておくと翌日には、100%破裂してます。
朝こんな状態のゴーヤを発見すると、一瞬なんの物体か理解できずアタマがフリーズします。














ちなみに、黄色く熟したゴーヤのなかは果肉が赤くなります。赤くなった果肉は、予想外に甘くておいしいのですが、その中にはあの固い固い種が入ってます。まだ青い時はニガニガのゴーヤですが、熟してしまえばあとは種を落とすだけなので、果肉を甘くして鳥や動物たちに食べてもらえるように工夫してるんだろうなと思います。



すっかり夏らしくない秋のような天気がつづくので、家ではホッブやゴーヤのグリーン・カーテンの効果がいまいちよくわからない今日この頃ですが、町をあるけば多くのご家庭でゴーヤを窓辺に植えてらっしゃるのをよく見かけます。


それにしても、どんな高い木々でも覆いつくしてしまう「葛/クズ」をもしもグリーン・カーテンにしたら、どんなおウチでもあっという間に「もじゃハウス」になってしまいそうです。

ただ、ツル性の植根草はプランター栽培より地植えの方がよく育つ気がします。







クズの群生の下を歩いていると、紫色の花びらが落ちていました。見上げてみるとクズに花がついてました。最近この葛の花がブームらしいです。なんでも解毒作用が大きく、二日酔いからダイエット、はたまた血圧低下まで効果があるらしいんですね〜。














以前も紹介しましたがクズの新芽を煎じて飲むと白髪にとってもよく効くそうです。白髪にお悩みの方、ご近所にクズが群生してたら、是非おタメシください。

とかいって・・・白髪の悩みはぜんぜん人ごとではありません。私も思いっきり白髪に悩んでます。あらたに出てきた生え際を月に一度は、ヘナで染めなければならず手間がなんともメンドウで、白髪をなんとかしようと、地肌によいシャンプーやらマッサージ剤やら育毛剤やら、サプリまで、アレもコレもトライしましたが効果はイマイチ。


虫たちに大人気で葉っぱがボロボロになってる「CENTENNIAL/センテニアルホップ」の「毛花」です。来年になれば耐性がついてくれると思うので、ここまで虫に食害されなくなる(といいな)と思っています。

ホップのエキスが育毛剤によく使われていると知り、「ホップエキスたっぷしのビールなら、いっそう効くはずだ!!!」と思い込みました。







なにしろビールならば、毎日欠かさずと言ってよいほど飲んでます。飲むだけじゃ身体の表面には効かないのかな?と思ったら、どうやらやっぱりそのようで、皮膚に直接ぬらねばならないとのこと・・・
でもビールを肌にパックしても害はないのか? と不安になりますが、ホップ成分には、細胞の再生促進効果まであるらしく、その上炭酸も入ってるので浸透力もあるし血流もよくなるし、今ハヤリの炭酸パックにもなって、毛穴もスッキリしそうだし美肌効果も高いのでは??? と思い込みました。

で、ビールパックの効果ですが・・・

「イワシの頭も信心から」とも申しますし、ホメオパシーという治療法もあると聞きますが、思いこみとはコワいものです。ビールパックをはじめて2週間ほど・・・白髪が確かにへってきました。以前なら遠目に見ても生え際の白い部分が目立ったのですが、現在はそれほどではありません。ただ、頭頂部の薄毛への発毛効果はまだイマイチよくわかりません。少なくとも私の場合、白髪への効果は絶大でした。

ついでに、肌のたるみとニキビあとの毛穴の広がり、そして唇のうえに生えてきていたヒゲのような産毛さえも目立たなくなってきました。このささやかな変化は、多分自分にしか分からないと思いますが!!!

ビールの本場ドイツでは、女性は伝統的にビールでシャンプーをしているそうなんですね〜。たしかに髪にコシとツヤがでます。

さてさて、ビールのままだと液だれしすぎて塗りにくいので、あくまでも私の場合ですが、「アルギン酸ナトリウム」という食品や化粧品に使用されている安全性の高いトロミ成分をひとつまみほど、ビール50ccに入れてシェーカーなどでよく混ぜたものをシッカリめにシャンプーした頭皮と、ついでに顔にもムラなく塗って10分ほど放置しています。トロミが強すぎると洗い流すのが、ものすごく大変になります。そして洗い流した後は、髪がバッサバサになるのでトリートメントは欠かせません。

ビールで美髪効果を期待するなら、酵母無濾過&非加熱処理の地ビールタイプの方が効果が大きいと思います。麦芽100%で非加熱処理ならばホップ効果以外にも、アミノ酸やら酵素やらの相乗効果がありそうなので・・・があくまでも個人的な感想です。(加熱してないビール酵母の方が、たぶんさらにさらに効果が高いと思いますが、これは入手がしにくいですね。)

でも、体質的にアルコールがダメな人や20歳未満の方とかにはNGなのはいうまでもありません。ニオイも金属臭がするので、けっして使いごこちのよいものではありません。
ところで、私の場合ですがビールのアルコール成分をとばさなくても髪は茶色くなりませんでした。(醸造アルコールが入ってないビールだからかもしれません。)

あれこれとビールの美髪効果を述べてしまいましたが、「ビールパックめんどくさい〜」「ビールもったいねぇ〜」「白髪じゃねぇし、でも髪が傷んでる〜ビール試したい〜」という方は、こちらをおすすめします。

アンチ動物実験でナチュラルコスメ先進国のイギリス発!
「LUSH」の黒ビール入りシャンプー「ラナ」っていうベンリなものがもう売ってました!

2011年7月29日金曜日

The Time Has Come for You to be ALIVE AGAIN!

夏らしくないお天気がつづくので、アブラゼミの鳴き声がなんだかやけくそ気味で季節はずれのようにも感じます。そこへいくとヒグラシの涼しげな鳴き声は、いつ聴こえてきてもいいものです。

昨年の秋、根グサレをおこして絶体絶命だと思っていた「モンステラ」でしたが、半年ほど前にあり得ないほど適当にココ培地へと葉ざししておいたら、見事復活しました!
(失敗した挿し木のココ培地に、そのままブスッと挿し葉しました。いちおう数時間ほど根の活力剤の培養液を水揚げさせときましたが、ケアはその程度です。)


多くが熱帯性であることが多い観葉植物ですが、
モンステラも例外ではありません。
なのでヤッパシ、30℃を超える夏はモンステラにとっては、ゼッコウの復活シーズンでした!










ツル性のこの観葉植物、性質が「ポトス」にソックリで、ろくに肥料もやらずに水だけでもカナリ育ちます。モンステラもポトスも、挿し木すれば、ほぼ100%大成功のと〜ってもタクマしい「サトイモ科」でした。

それにしてもモンステラという名前・・・「モンテスラ」と言いまつがえて覚えてしまっているので、大変苦労します。10回に9回はモンテスラと言ってしまいます。
モンテスラ」で検索しても結構ヒットするので、この迷路に迷い込んだ人は割と多いと確信してます。
正しくは「モンステラ/Monstera」でっす!


今朝、返り咲いてた「キャラメル・アンティーク」というバラです。
昨日夕方見たときは、まだ固い固いツボミだったのに、
あっという間に開花全開です。
バラはツボミの時が一番好きなんですが、夏は暑さですぐにバラが開いてしまいます。気温が高いと植物も新陳代謝が活発になるということが、よくわかります。





こちらも返り咲いた「アンティーク・レース」です。

やっぱり咲かせるのがむづかしい〜!!!

ツボミはたっっっくさんつきますが、スッキリ咲きません。多分根詰まりしてます。







植えかえするタイミングにベストな新月が、もうすぐなので、秋の開花に向けて真夏の植えかえを強行するつもりです。(新月をはさむ前後一週間は、動物も植物もキズが悪化しににく治りも早いとされています。)
とはいえ、季節はずれのバラの植えかえ、吉と出るか凶と出るか、ちょっと不安ですが・・・

2011年7月27日水曜日

ホップとゴーヤのグリーン・カーテン

小学生くらいの子どもたちが、早朝ワンコを散歩させてる光景がふえました・・・と思ったら、お子たちはもう夏休みなんですね〜。ワンコの落とし物を拾うのが、きっとまだ苦手なようで、道ばたには、ちょろちょろと拾い忘れた「ウンX」が出現する頃でもあります。
「ウンX」をキチンと土に還すと、もれなく金運がアップ!!!(すると信じているので) 、ヨコシマな動機ではありますが、よろこんで埋めさせていただいてます。

仕事場のグリーン・カーテンが急に伸びてきました。

「台風の大雨を見越して、前日に固形の肥料を根元に追肥しておいた目論みが大当たりだった!!」

と、スタッフは自慢げです。


























うっかり黄色く熟してしまったゴーヤもあります・・・それにしても実がちいさい! 決してカゴが巨大なわけではありません。養液栽培の盛大な実つきと玉のびが当たり前になってしまっているので、このゴーヤの大きさにはちょっとガクゼンとします。でもきっとオイシいかもしれない。















ゴーヤの雄花の蜜を吸いにきたアブがいました。雌花も回りにたくさん咲いてました。受粉はまかせたぞ!!!














カスケードホップの花が咲き進んできました。正直、見た目は地味です。





ホップの根元でまっさきに咲いてた雌花は、開花後期のフォルムへと変化しつつあります。ホップの雌花は、そのかたちから日本では「毬花」、欧米では「HOP CONE/ホップ・コーン(球花)」と呼ばれます。














とある地ビールのブリュワリーです。家にこんな施設があれば、このホップたちで作ったビールを思う存分飲めるかも・・・














本日の招かれざる客、「コガネムシ」です。網戸なんかによくへばりついてますね。ガーデナーにとって恐怖になるのは、この成虫ではなく幼虫です。春から夏場、ある日とつぜん植物がしおれたらカナブンの幼虫が根っこを食い荒らしていることが多いです。鉢植えは、冬が明けて3月ごろに成るべく植えかえて土を新しくするようにしてますが、それでも秋なにるまで幼虫の活動はつづくので長期戦です。












2011年7月25日月曜日

猛暑の中休み

台風6号が、まるで奇跡のように原発をそれて北上してからというもの、関東ではとてもとてもとても涼しい気候がつづいています。神様の粋な計らいでしょうか・・・


そんなわけで、真夏の散歩もまぁっっったく苦にならなかった週末の多摩川では、なんの魚かは知りませんが稚魚たちがキラキラと群れをなしてました。そんな稚魚をねらってたのが、これまたまだ幼い「ゴイサギ」でした。














30分ほど成りゆきを見守るも、まったくGETならず!!! 5月頃は鮎の稚魚だったから、その手でウマく捕まえられたかもしれないけど、今回の稚魚たちは鮎じゃないから、そこにいても遡上(そじょう)してくれないと思うんですが・・・














まだケツの青い?ゴイサギを尻目に、かなりの高打率でサクサクと稚魚をGETしていた「カワセミ」を発見しました。





おもに多摩川の支流を中心に、カワセミは川崎市ですっかり定着した野鳥です。毎年定期的に鮎の稚魚を放流していることもあって、さまざまざまな野鳥がやってきます。にぎやかでいいんですが、鮎を一生懸命放流している方々には、たまったもんじゃないかもしれません。














こんなにキレイな鳥なので、間近で見たいのは山々ですが、ジリジリと近くに行くと、あっという間にシャーッと飛び立ってしまうので遠目からしか拝めません&レンズスペックの限界が悲しいところです。














ということで、サルスベリとムクゲの花が咲きほこる7月も、もう最終週です。
今年の夏は心配事も満載だし、気温の変化が激しいので、時にはカメのようにゆったりと身体を休めることも大切かもしれません。

2011年7月20日水曜日

台風6号接近!

どんよりとした曇り空・・・ムシ暑いです。関東にも台風6号が接近してくるそうで、ちょっとビビってます。














ピーク時の電気使用量をすこしでも避けようと、夜間グロウランプを点灯させているグロウルームのトマトたちです。
暑さもピークになってきたということで、茎頂部につく花たちが小さくなってきたし、トマトたちは一旦終了させようと思います。

今まで育てた中で、イチバンオイシいトマトに仕上がったので、切ってしまうのは名残惜しいのですが。









週末に咲いたバラの花びらが、

どんどん縮まっていく〜と思っていたら、

どでかいシャクトリムシが、ものすごいスピードで花弁をお召し上がりになっていました。

どっちみち、この暑さでバラの花はすぐにダメになってしまうので、
シャクトリムシには、この花をお弁当にもたせて、草むらへと引っ越ししてもらいました。



室内で育てていたイチゴたちは、もう世代交代の季節です。

「あかねっ娘」からは、つぎつぎに子株となるランナーがでてきました。












挿し木とりや発芽にも使えるよ・・・という室内用ポット用培土は、病原菌フリーだし、EC値も低く保水性と通気性がよいので、イチゴのランナー取りの培地にも、もちろんベストです。(発芽/挿し木取りに使う培地に、もし無機態チッ素が多いと根毛が発根しにくくなるので、直根が多くひょろひょろと徒長しがちな苗になってしまうことが多いです。逆にアミノ酸とかペプチドとか酵素などの有機態チッ素は、逆に根毛の発生を促進させます。そんなわけで、根の有機活力剤には、吸収されやすい有機体チッ素が必ずと言っていいほど配合されることになってます。)

ランナーが発根して根づいてくれさえすれば、一番気をつけたいことが培土をカラカラに乾かさないようにするってことになるかと思います。
このボンミスさえしなければ、「あかねっ娘」のランナーたちは一人前に育ってくれて、今年の秋冬イチゴたちの苗を新たに買う必要はなくてすみそうです。

そして「あかねっ娘」といえば、あの幻の徳島県特産イチゴ「ももいちご」のことですが、ザンネンですが「あかねっ娘」さえ育てていれば、「ももいちご」と同じくらいオイシく大きくなるわけじゃあありません、栽培方法が違うんですねぇ〜。

巷で大評判になっている超高糖度トマト「アメーラ」も、特別な品種のトマトを開発したわけではなくって、桃太郎とかアイコとか千果とか、誰でも園芸店で種をGETできてしまうメジャー品種です。
ココ培地で養液栽培ではあるんですが、さらに特殊な栽培方法で、あのミラクルなオイシさを出すんですねぇ〜。甘くてオイシくなる分、果実は小ぶりだし、普通の養液栽培トマトよりも収量はもちろん少なめとなってしまうそうです。そんなわけでちょっぴりセレブなお値段にはなってしまいますが、「アメーラトマト」はホントにホントにホントにオイシいです。


・・・ということで、この秋は、「おウチで、ももいちごANDアメーラトマトづくり」に真面目にトライてしみようかな???と思います。

2011年7月14日木曜日

ゴーヤのグリーン・カーテン

先月6月に、発芽したり植えたりしたゴーヤたちのことをスッカリ・スッパリ忘れていました。

ツルはやっと2mくらいの高さに伸びてました。

まだ窓の高さまでは届きません。
やっぱり植えつけるのがちょっと遅かったかな・・・と思います。









根元の方では、しっかり実がついてました。

その昔、収穫目的で植えた時は、ツルばかり伸びて実がならなかったくせに、今回は花や実がよくついて、ツルの伸びが遅い気がします。

植えつけた地面の土が、とっても固いことが影響してるんでしょうか?








植物の根っこはとってもアタマがいいので、土壌に含まれている肥料養分によって、根っこの形態を変えるんだそうです。
チッ素が不足していると、どんどん下に真っすぐ根っこを伸ばそうとしたり、リン酸や鉄が足りないと、根毛など細かくて根酸をいっぱい出す根っこを横に横に伸ばして、その辺に固まってるリン酸や鉄を溶かして吸うんだそうです。

そして地面が固くて水が足りないときは、エチレンやアブシジン酸など成熟を促す抗ストレス系の植物ホルモンを出して、太くてガッシリした茎と根っこを出すようになるので、雌花が出やすく結実しやすくなるのかもしれません。

ホップとゴーヤのツルの境界線です。

今のところ仲良くツルを伸ばしています。











ホップとゴーヤのカーテンには、いろんな虫たちが集まってきます。

カマキリの子どもが定住していて、羽が生えたアブラムシとかを食べつつ脱皮しては、ジョジョに大きくなっているようです。

この日はテントウムシが遊びにきていました。









そしてホップにとって招かれざる客、ハムシです。こんな小さいクセにあっという間に葉っぱを穴だらけにしていきます。ホップ農家の方は、このハムシ対策をいったいどうしているんでしょうか? バンカープランツとして近くにカナムグラでも植えとくのもヨサゲです。














一見地味なホップですが、わりといろんな害虫がつきやすいです。海外のホップの産地では、病害虫の対策に硫黄系の農薬が使われたため、ビールに硫黄のニオイが強くでてしまうトラブルもあったようです。
タマネギやニンニクの独特の香りや大根などの辛みも、この硫黄が含まれた化合物で、それは強力な抗酸化成分なので、私の夏バテ予防として食卓には欠かせませんが、ほんのちょっとの微量要素が風味やウマミを大きく変える力があるんですね〜。