先月6月に、発芽したり植えたりしたゴーヤたちのことをスッカリ・スッパリ忘れていました。
ツルはやっと2mくらいの高さに伸びてました。
まだ窓の高さまでは届きません。
やっぱり植えつけるのがちょっと遅かったかな・・・と思います。
根元の方では、しっかり実がついてました。
その昔、収穫目的で植えた時は、ツルばかり伸びて実がならなかったくせに、今回は花や実がよくついて、ツルの伸びが遅い気がします。
植えつけた地面の土が、とっても固いことが影響してるんでしょうか?
植物の根っこはとってもアタマがいいので、土壌に含まれている肥料養分によって、根っこの形態を変えるんだそうです。
チッ素が不足していると、どんどん下に真っすぐ根っこを伸ばそうとしたり、リン酸や鉄が足りないと、根毛など細かくて根酸をいっぱい出す根っこを横に横に伸ばして、その辺に固まってるリン酸や鉄を溶かして吸うんだそうです。
そして地面が固くて水が足りないときは、エチレンやアブシジン酸など成熟を促す抗ストレス系の植物ホルモンを出して、太くてガッシリした茎と根っこを出すようになるので、雌花が出やすく結実しやすくなるのかもしれません。
ホップとゴーヤのツルの境界線です。
今のところ仲良くツルを伸ばしています。
ホップとゴーヤのカーテンには、いろんな虫たちが集まってきます。
カマキリの子どもが定住していて、羽が生えたアブラムシとかを食べつつ脱皮しては、ジョジョに大きくなっているようです。
この日はテントウムシが遊びにきていました。
そしてホップにとって招かれざる客、ハムシです。こんな小さいクセにあっという間に葉っぱを穴だらけにしていきます。ホップ農家の方は、このハムシ対策をいったいどうしているんでしょうか? バンカープランツとして近くにカナムグラでも植えとくのもヨサゲです。
一見地味なホップですが、わりといろんな害虫がつきやすいです。海外のホップの産地では、病害虫の対策に硫黄系の農薬が使われたため、ビールに硫黄のニオイが強くでてしまうトラブルもあったようです。
タマネギやニンニクの独特の香りや大根などの辛みも、この硫黄が含まれた化合物で、それは強力な抗酸化成分なので、私の夏バテ予防として食卓には欠かせませんが、ほんのちょっとの微量要素が風味やウマミを大きく変える力があるんですね〜。