どんよりとした曇り空・・・ムシ暑いです。関東にも台風6号が接近してくるそうで、ちょっとビビってます。
ピーク時の電気使用量をすこしでも避けようと、夜間グロウランプを点灯させているグロウルームのトマトたちです。
暑さもピークになってきたということで、茎頂部につく花たちが小さくなってきたし、トマトたちは一旦終了させようと思います。
今まで育てた中で、イチバンオイシいトマトに仕上がったので、切ってしまうのは名残惜しいのですが。
週末に咲いたバラの花びらが、
どんどん縮まっていく〜と思っていたら、
どでかいシャクトリムシが、ものすごいスピードで花弁をお召し上がりになっていました。
どっちみち、この暑さでバラの花はすぐにダメになってしまうので、
シャクトリムシには、この花をお弁当にもたせて、草むらへと引っ越ししてもらいました。
室内で育てていたイチゴたちは、もう世代交代の季節です。
「あかねっ娘」からは、つぎつぎに子株となるランナーがでてきました。
挿し木とりや発芽にも使えるよ・・・という室内用ポット用培土は、病原菌フリーだし、EC値も低く保水性と通気性がよいので、イチゴのランナー取りの培地にも、もちろんベストです。(発芽/挿し木取りに使う培地に、もし無機態チッ素が多いと根毛が発根しにくくなるので、直根が多くひょろひょろと徒長しがちな苗になってしまうことが多いです。逆にアミノ酸とかペプチドとか酵素などの有機態チッ素は、逆に根毛の発生を促進させます。そんなわけで、根の有機活力剤には、吸収されやすい有機体チッ素が必ずと言っていいほど配合されることになってます。)
ランナーが発根して根づいてくれさえすれば、一番気をつけたいことが培土をカラカラに乾かさないようにするってことになるかと思います。
このボンミスさえしなければ、「あかねっ娘」のランナーたちは一人前に育ってくれて、今年の秋冬イチゴたちの苗を新たに買う必要はなくてすみそうです。
そして「あかねっ娘」といえば、あの幻の徳島県特産イチゴ「ももいちご」のことですが、ザンネンですが「あかねっ娘」さえ育てていれば、「ももいちご」と同じくらいオイシく大きくなるわけじゃあありません、栽培方法が違うんですねぇ〜。
巷で大評判になっている超高糖度トマト「アメーラ」も、特別な品種のトマトを開発したわけではなくって、桃太郎とかアイコとか千果とか、誰でも園芸店で種をGETできてしまうメジャー品種です。
ココ培地で養液栽培ではあるんですが、さらに特殊な栽培方法で、あのミラクルなオイシさを出すんですねぇ〜。甘くてオイシくなる分、果実は小ぶりだし、普通の養液栽培トマトよりも収量はもちろん少なめとなってしまうそうです。そんなわけでちょっぴりセレブなお値段にはなってしまいますが、「アメーラトマト」はホントにホントにホントにオイシいです。
・・・ということで、この秋は、「おウチで、ももいちごANDアメーラトマトづくり」に真面目にトライてしみようかな???と思います。