2016年3月25日金曜日

さて、わたしは・・・・

どこに、いるで、しょうか?



冬をここで越したようです。みごとに黒く同化してました。

2016年3月23日水曜日

三寒四温な今日このごろ。です

春ですね・・・でも、ときどき寒くなりますね。カレは、今日もカギシッポのお手入れにヨネンがありません。

























よく晴れた休日にガーデニングセンターに行くと、とっても混んでます。
「この日差しにココロ踊ってしまうのは、花好きならばみんな同じなんだなぁ」とうれしくなります。

ザンネンながら我が家の「ロウバイ」は、今年も花が咲きませんでした。くやしいので、大きめのポットへ植え替えてみました。来年こそは咲いてもらいます・・・

























寒さにつよく、フラクタル・ビューティー全開なサキュレント「センペルビウム」の赤は、花が少ない冬の間ずっとゲンキをくれました。




















エイリアンとしか思えないフォルムをもつユーフォルビア に属するプルプレアも、耐寒性と耐陰性がつよくて、日当りの悪い場所でもよく育ちます。最近、こんな花を咲かせはじめました。

























ストロベリーポットに植えたイチゴも花芽が上がりはじめました。今年は、いっぱい収穫できそうです。
























「咲かせてはイケナイ!!!」ルッコラの花もとうとう満開に!

























ほんの10cm足らずのヒョロヒョロ丈で、セール品だった「ホワイトセージ」。2月の雪で枝が折れながらも、ぐんぐんぐんぐん育ちました。


























スポンと鉢から抜かれた状態で捨てられてしまっていたコニファー。手厚く(?)ケアしたかいあって、あざやかな新緑色の芽がたくさん出てきました。

























先日まで室内で冬越しさせていた「アルガンツリー」。
最近の寒のもどりで、葉っぱがやられぎみですが、あったかくなって新芽が出てくれば大丈夫だと思います。



























さて、桜も咲き始めたことですし、2016年のガーデニング・シーズンがスタートしましたね。今年は、どんな植物に出会えるでしょうか?

2016年3月17日木曜日

すらんじばー! セント・パトリックスデー。

3月17日は「セント・パトリックスデー」です。

聖パトリックの命日にちなんだアイルランドの祝日ですが、アイルランドの国花である「シャムロック(豆科のクローバーなど)」がしげってこの地が緑色に見えたことと、アイルランドのビール好きな緑色の妖精「レプラコーン」から、「クローバー」と「レプラコーン」このふたつが、この日の代表的なキャラクターとなってるそうです。

・・・なんてウンチクは正直、あまりどうでもよく、この祝日になじみがある国々では、ただただ「緑色着て、おおっぴらにビール飲むぞ!」的な日になってる風潮もあるようです。


 アメリカン・ペールエールとライ麦ポーター、サイコーにミラクルにおいしかったです! 生きててよかった!!!


















さて、今年トリミングしたホップ・リゾームス(根茎)たちは、おかげさまでステキなホップ・ヘッズたちに、しあわせなお嫁入りをしていきました(毬花がとれるホップたちは雌株だけなので)。
手元に残ったのは、3cm以下の小さな小さなリゾムスだけです。「こんなに小さくて育つんだろうか?」と疑問に思ったので、植えてみることにしました。


















ホップの根茎は、全体がすっぽり入るくらいのポットに土を2/3まで入れてから、寝かせて置きます。


























ホップの根茎全体をかくすように、残り1/3ほど土を入れます。地面に植える場合は、表土から10cmの深さまでがよく、あまりにも深植えにしすぎないことがコツです。

























そして、ここがポイントですが一度水やりをして培土全体を湿らせたら、よく水切りをして新芽が伸びて葉っぱが広がるまでは、土がよほどカラカラに乾かないかぎりは、水やりはいりません。肥料もいりません。新芽が伸びる前に水やりすると、腐りやすくなります。

























ちなみに、たった2cmほどのカスケードの根茎を一週間前に植えてみたものですが、ちゃんと育つと確信しました。室温20℃くらいのところで管理していましたが、表土から新芽が見え始めました。水やりは植えた時以来、一度もあげてません。



























「じゃあ、新芽ってどんなの?」ってことで↓のツクシンボみたいなのが新芽、シュートです。あくまで私の考えですが、この段階のホップは、まだ根っこが伸びてないので水を吸ってないし、光合成もしてないので、根茎にたくわえられた水分と養分で、まかなえてると思います。なのでこまめな水やりは根腐れの原因になります。


























新芽がほぐれて、葉っぱが広がってきます。この段階でそろそろ光合成もはじめ、水分や養分が必要になると思うので、ポット植えの段階では表土が乾いたら水や培養液をあげたらいいと思います。

























ところで、ホップは根茎からだけでなく、この新芽からも繁殖ができます。
3年前に新芽をこんなふうにポキっと折り取って芽挿しをしたホップの苗は・・・







地植えしてから3年目、もう一人前のカスケードホップに育ちました。
ホップの根茎が株分けできるまで一人前になるには、少なくても2〜3年必要ですが、新芽から繁殖させれば、もっと前倒しで苗を増やすことができます。

























そして、植えてから5年目のホップたちの株元の様子です。このくらい大きくなると、毎年ホップの株元をトリミングして根茎で株分けすることができます。




















2016年3月9日水曜日

安定の収穫。トマトのココ栽培とテラ栽培。

朝は、つたないウグイスの声が聞こえてきますし、夜更け過ぎにご近所のワンちゃんの鳴き声がワンワンと聞こえてきて、恋の季節のタヌキ達がガサガサと裏の緑地をかけずり回っているんだな、と気がつきます。早春というより、もう春の気配が日に日に濃くなってきました。


さて、室内ではミニトマトの収穫シーズンがマックスになりました。
今シーズンは、CANNA COCO培地とCANNA COCO A/B肥料、そしてCANNA TERRA培土とBio Floresで育ててますが、この二種類の有機培地は、育つのはもちろん、たくさんの収穫も当然のことになってしまってます。
























10段から11段目の果房も元気に実ってます。ホントに当たり前のようにカンタンに育ちます・・・ちなみに誰でも。




















花もふたまたに分かれました・・・そして、チッ素が多すぎるサインが出てます。
このままだと甘く大きなトマトに育たないので、チッ素を流転する活力剤 トラッキン' をあげてみま〜す。そして次にCANNA PK肥料かな?
























春に向けて室温が自然に上がってくるので、これから、ますますますます、わき芽かきと誘引作業がいそがしくなります。


























明日は3月10日です。デビッド・ボウイが亡くなってからちょうど2ヶ月経つ、ということで・・・2006年のDavid Gilmour in Concert で、ダブル・デビッドのレアな共演がありました。対照的なルックスのデビッドさんたちに共通しているのは、エゲレス人であるということはもちろん、アウトスタンディングなアーティストであるということと、ブレない音楽性と生き方でしょうか・・・














2016年3月4日金曜日

明日は「啓蟄」です。

明日3月5日は、「啓蟄」です。
土のなかの虫たちが地上にはいだしてくる頃、という由来です。

あたたかな日差しに油断して、薄着のままウロウロしていると、気づけば指先が冷えきってしまうという、どっちつかずな時期ですが花粉症の方にとっては、日向ぼっこどころではないですよね。どうぞおだいじに。


さて、ここ最近ひときわ大きなパプリカの花が大きく咲くようになりました・・・




















その理由は、HPSランプの調光レベルが50%の暗いままになっていたことに気がつき、あわてて100%点灯にアップしたからです。あらあら、ホントはこんなにまぶしかったんだ。
























どうりで色づくのが遅いわけでした・・・アホです。

























R-DWCシステムのパプリカたちも、光を強くしてから熟すのが早くなりました・・・

























青いまま落ちてしまった果実しか、まだ味わっていませんが、ふつうのピーマンのような苦味や青臭さがなく、とても肉厚でおいしいかったです。オレンジ色に色づいたパプリカ、来週には収穫できそうなので、楽しみです。

2016年2月26日金曜日

やっぱりサイコー!クラフトビール。

「よ〜し、これで明日から、またがんばれるぞぉ〜!!!」
こんな気分にさせてくれる素敵な出来事というのは、生きてればたまに起こってくれることがあります。

ステキなクラフトビールが2種類も!
それぞれ個性が鮮明なのに飲みやすく、ホントにホントにホントに、おいしゅうございました〜!!!
ビールの写真で週末のワクワク感が盛り上がりますように。


























数年前のクラフトビールのイベント会場でフリーでGETできたビールグラスをいそいそとひっぱりだして飲みくらべしてたところ、思わぬ刺客が!
2月22日猫の日のために撮った写真をスッカリ忘れてました。くやしいので一応アップしておきます。









































カギしっぽのグルーミングは、こんな事態になります。


























では、ステキなTGIFを!

2016年2月19日金曜日

「雨水」に色づいたパプリカ、そしてグロウランプについて。

午後から暖かくなる予報の今日、二十四節気では「雨水」です。

空から降る雪が雨に変わり、春の陽気になったり雪がチラつくような寒さにもどったり・・・三寒四温をくりかえしながら、いよいよ「春の庭じたく」を本格的にスタートする時期でもあります。よく晴れた日には、明るい日差しに似つかわしくなくなってきた枯れた草花たちを刈り取ったり、肥料をパラパラまいたりしてると、もう動きだしている小さな虫たちが見つかります。

毎朝、ご近所の畑でニョキニョキとたつ霜柱。直管パイプでこさえられた柵の影になってるラインだけ倒れずにいます。


















そんな雨水にあわせてか、カラーピーマンがやっと色づきはじめました。
「やっとかよ・・・。」そのひとことが、感動よりも先に心にわきあがります。

























カラーピーマンは樹勢がそんなに高くならなかったので、トマトとくらべると誘引はラクでしたが「わき芽かき」との戦いはシレツをきわめました。


























わき芽かきをおこたると果実が大きくなってくれないそうで、たしかに放置ぎみだった頃の果実はあまり大きくなってくれませんでした。


























ちなみに↑の色目は、修正して見やすくしておりますが、完全HPSランプ栽培なので、ホントは↓こんなオレンジ色です。トマトやピーマン、イチゴなどなど果実を収穫する果菜類を100%人工照明で育てる場合、LEDでは光と熱にまだ不満足感がつのります。
























植物にとって光とは、光合成運動するためだけのものではなく、季節を知る手段でもあります。なので光量子の数の多さだけでなく、波長(色)が、とってもとってもとってもとってもとってもとっても大切です。

青色の光は、夏へのスタートを知らせてくれる波長なので夏にさかんに生長する短日性の植物なんかは、青色波長を多く含む光が当たると「おお、シーズンがはじまったな」と花を咲かせる生殖生長に切り変わり、逆に秋から冬に開花する長日性の植物は、光に赤い波長の割合が増えると「トウ立ち」をはじめ花を咲かせるモードになるそうです。
(植物栽培用のHPSランプは、赤い波長だけでなく青い波長も強化されたデュアル・スペクトラム仕様のものが主流になってきています。)

また、光合成には効率が悪すぎるとほぼ切り捨てられてきた緑色は、病害虫への抵抗力を高める効果があるし、近紫外線をあてると植物の抗酸化成分の含有量を増やす効果があって、サプリのように食す高機能野菜として、人気が高いと聞きます。

ということで、世界の商業用栽培施設で、栽培用照明の評価を見わたすと、日照時間が短いヨーロッパを中心に「育成効果で見れば、HPSほど太陽光のように植物を効果的に育てられるランプはないよね。」ということで他のランプへの移行が思うように進まなかったり、

「HPS1000WのかわりになるLEDは、やっぱり1000W必要なんだよね。一昔前に言われてた、LED50WでHPS400W相当とかってのは、輝度についてだけだよね?」ということでいま現在は、まとまってます。
( これはあくまで一般消費者の手に届く範囲の価格での一般論です。LEDの技術は日々日々めきめきと発展しています。)

とはいっても、LEDは電力をとても効果的に光に変えられるのでHPSやMHランプのように消費する電力のほとんどが熱に変わってしまうことがありません。なので接近戦に強く葉物野菜など栽培エリアをコンパクトにまとめたい作物には、ベリーベストです。

たまに「この肥料にしたら、植物がちゃんと育たない。どうして???」という質問を受けますが、ほとんどに共通していた原因が肥料を変えたからではなく、LEDにしたから。というものでした。肥料は標準的な与え方をしている限り、大きく外すことは決してありません。そのようにつくられていますので。しかし光の質は植物の生長にダイレクトに影響します。


・・・と、いうことで理屈っぽい文字面がながくなってしまったので、最後は春にぴったりなサウンドとシュールな踊りで失礼します。